吉原遊郭の遊女には「位」があったそうです。

質問

吉原遊郭の遊女には「位」があったそうです。
序列は、何によって（例えば年数）決まるのですか。
最高位は「太夫」と呼ばれるそうですが、「太夫」を決めるのは誰ですか。
よろしくお願いします。

Wikipedia　吉原遊郭
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E9%AD%81

回答No.3

SPS700 · ベストアンサー

僕は学生時代に、京都の祇園で生まれ育った先生に、まる１学期、郭の制度やしきたりについての講義を聴きました。大阪の新町、京都の島原、長崎の丸山などで階級制度が違っていたようですが、これらが吉原が出来た時に部分的に採択されて葦原での組織が出来て行ったものと思われます。当時は、試験の前になって「こんなどうでもいいようなこと、こまごまと覚えられないよ」と悲鳴をあげましたが、今思えば、ちゃんと聞いてノートを取って置けばよかったと悔やまれます。

　下記などがご参考になるかと。階級制度も地域差と時代差で、いろいろあるようです。

　http://hiwa.sarashi.com/chiyoji/kaisetsu.html#SEC3

http://www19.atwiki.jp/yui_co_ltd/ref/8.html

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E5%A4%AB_%28%E9%81%8A%E5%A5%B3%29

お礼

ご回答ありがとうございます。
教えて下さったサイトを読みました。
よく解りました。
何でも深く追究される方がいらっしゃるのですね。ビックリです。

回答No.4

townsx2

観察すれば分りますが、自己主張の強い女性は大概男性に酷い目に遭ってます

いまのAKB４８とか見れば、立場の弱さを売りにしていることが分ると思いますが

精神的、肉体的に欠陥が有る人は、そのようなシチュエーションに興奮を覚えるのです

そう言う人間を相手にする訳ですからどのような扱いを受けるかは推して知るべしだと思います

遊郭の格付けは、女性に一定の権利を認めさせようとの狙いがあったんじゃないでしょうか

どのような素性の人が、そのような希望を持ったのかは興味深いです

お礼

＞遊郭の格付けは、女性に一定の権利を認めさせようとの狙いがあったんじゃないでしょうか

私も同感です。
せいぜい花の盛りは長くて５．６年でしょう。
雇用主としては、用済み後の「女」を多数雇うわけにはいきません。
仕事の目的を明確化して、精励を義務付け、「身請け」される機会をつくってやるという企業論理から序列・格付けが行われた、と想像しています。

ご回答ありがとうございました。

回答No.2

asebi-0806

吉原はお金持ちの遊び場で一般庶民が足を踏み入れられるところではありませんでした。
現代のお金持ちは銀座の高級クラブで遊ぶ程度ですが、江戸時代の貧富の差は今とは比べ物になりませんでしたから、富を蓄えた者だけが恩恵を受ける事のできる最上最高ステイタスの場でした。
芸能界などというものもない時代、特別に豪華で美しく華々しいそんな場が必要だったのでしょう。

遊女の序列は年数などでは決まりません。
「太夫」と呼ばれた女性は歴史上もほんのわずかの数しかいません。
幼い頃から吉原に入り、器量と知性と才能を見込まれた者だけが太夫となるべく教育を受けます。
10歳を過ぎて吉原に売られた少女は「太夫」には成りえません。
美貌と教養を兼ね備えた最高の女性だけが太夫に成り得ます。
しかしそれは大金持ちの男性達が自分の身分を誇示するために作り上げられた虚飾です。
「太夫」を決めるのは、本人の意志もありますが、そうした才色兼備な女性に糸目をつけずに投資する客達があって初めて成り立つもの。
厳しい吉原のしきたりの中で自他共に「太夫」の座を認められた者だけがなれる身分だったでしょう。

武家や商家に生まれて何不自由なく育つことの叶わなかった、借金のカタに身売りせざるを得なかったような少女達が何万といた時代です。
生まれながらに身分を約束されなかった女性が唯一、頂点とあがめられる身分に成り得る可能性のあった世界でしょう。

お礼

ご回答ありがとうございます。
見込まれた者だけが太夫となるべく教育を受けた、ということは、今で言う受験戦争のような競争があったのでしょうね。
カネはふんだんに有るから、当代一流の先生方を家庭教師に招いたのかも知れません。

回答No.1

townsx2

遊女は男性にいいように扱われる反動で権高くなるんです

決めるのは「自分」でしょう

お礼

ご回答ありがとうございます。
決めるのは「自分」。
なるほど、何事もそうかも知れません。