コンセプトアート・スピードペインティングを描かれている方に質問です。

質問

コンセプトアート・スピードペインティングを描かれている方に質問です。

私は、よく海外などで眼にするリアルな絵に魅力を感じています。
特にコンセプトアートやスピードペインティングは素晴らしいと思います。

日本ではあまり見ない新鮮さも手伝ってかもしれませんが、
そういった絵を描きたいと思い、去年より一から練習しています。

これまでは鉛筆による模写・デッサンを行ってきました。成長も実感しています。
同様にＣＧの色塗り上達方法も模写にあると考え、先月よりＣＧ着色練習を開始しました。

しかし、実際に風景画等の模写を試みると、
色選びやブラシの選択に戸惑い、非現実的な絵・色使いになってしまいます。

方法を変えて、被写体の各部位を拡大し、
スポイト等使用して精密模写を試みましたが、
写真のような絵になり、求めるものとは違うものが出来上がってしまいます。

平坦化した明中暗のトーンによる勢いのある塗りが必要だと感じていますが、
色塗りはデッサンとは違い表現の幅が広く、どのように練習すれば良いか悩んでいます。

海外のスピードペインティング動画や文献なども読みましたが、
やはり色選び・ブラシ選択は何かしらの慣れだと思っています。

しかし練習を繰り返しても、
そういった慣れによる成長の兆しが見えてこなくて焦っています。

実際にコンセプトアート・スピードペインティングを描かれている方は、
練習を開始した当初、どのような方法を用いて練習されましたか？
また、どのようにして色選び・ブラシ選択等のコツを掴みましたか？

切欠になった資料・教則本・サイト等、上達に対する考え方などなど、
些細な事でも良いので、何か手掛かりになる経験談・アドバイスが欲しいです。

なおソフトはPainter11、タブレットはIntuos4を使用しています。
ご回答よろしくお願いします。

回答No.2

makotokie

私は近い仕事をしていますが
絵画技法等の基礎はもちろんですが
スピードペインティングはそもそも大量の枚数のイメージやビジュアルを
ある程度明確に他人に意図を伝えるために生まれた物です。
当然、才能が左右しますがスピードペインティングに
長けてる方は最初からスピードペインティングを
身につけてるわけではないと思います。
最初は苦労しますが粘り強く一枚一枚描く事をお勧めします。
絵自体、まずは遅くてもいいので上手くなる方法を模索してください。
目標としてる絵描きを超えようと思ってやったほうがいいです。
そこから手を早くするためには？という考え方の方が良いような気がします。

まずは油絵や水彩などきちんと描くようにすれば
技法や方法の選択肢は自然とついてきます。

あとは想像力です、どんな演出で、ライティングで、構図で、色で
最終的にはここで必ず苦労しますよ、頑張って～

回答No.1

krishnajy

海外のコンセプトアートは、油絵の描法の伝統を抜きには語れません。日本人にああいった絵が不得意なのもそれが関係していると思われます。
あなたがまだ学生でしたら、美大予備校の油絵コースに行って、油絵を勉強することをお勧めします。私の場合はそこで学んだことが大きかったです。
コンセプトアーティストの多くはこれに類した道を通っています。基礎はあったほうが何かと良いです。
社会人の場合、美大予備校は難しいでしょうが、短い期間でも専門家に絵を教わる時期を作るのがいいと思います。
絵は、うまくなりたいと思って描いていれば必ずうまくなります。ただ、すぐにというわけには行きません。長い時間がかかります。すぐに成果が出なくてもあせらずに、楽しんで描き続けるということが一番の近道だと思いますよ。