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模写だけで本当にうまくなるのですか?
- 3年描いても上達が見込めず、模写だけでは足元にも及ばないと感じている。
- 他の人は半年でエンゲキ上達しているのに、私はふざけるなと思う。
- 生まれ持った才能や感覚的なものがないとうまくなれないのか悩んでいる。
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リンク先を見てきましたが、こういう方をうらやましいと思われる必要はないです。その方は、模写は上手くなったがオリジナルに手が出せないと告白していますね。おそらく、オリジナルを生み出すことはないでしょう。 理由は三つあります。一つは見ての通りで、模写が上手くなったからです。それより劣るものを描いて評価が落ちるのは嫌だということです。模写だけでなく、ある一点で突出した(かのような誤解をしてしまった)人にはよく見られる現象です。そこで止まってしまう。 もう一つはもっと根本的なものです。実体のあるモノ(3次元的とか、モチーフとかいった諸々を含む)を描けないのです。まるで複写機のように、無意味に図形を写し取るしかできていない。絵に意味(さらに物語等々)を見いだせていない、と言い換えても可です。オリジナルに進めないのも当然です。 三つめは、扱える情報量が少ないようなんです、リンク先の方は。ヤマトの内部構造図を模写しようとして断念していますね。意味を持つ欠いてはいけない線が多いからです。他のキャラ模写絵だと、実は必要不可欠な線が少ないのです。リンク先で模写してあるキャラ絵は、この手のイラストをあまり見ない人だと十把一絡げにアニメ絵と言ったりします。よく見ていないからなんですが、実は特徴は捉えています。 必要な線が少ないのです。だから動かせる。あるいは、コミックで大量に描くのに適してもいる。そうなるように工夫され、洗練されてきた技法ですから、決して侮れないのですけれども、それらしい絵を描くのは短期間でできるようになります。某大手イラスト投稿サイトでも上手いとされる「絵師」が大勢出て、一部は商用のトレカなどい起用されるのも、実は当たり前の現象です(なお、極めて個人的な見解ながら、こういう絵は10年以内に機械化されてしまい、イラストレータの大量の落伍があると予想している)。 リンク先の方は簡単で見栄えする絵を写し取ることしかできません。そういう才能には恵まれているのでしょう。頑張れば、渡されたラフ絵を仕上げるくらいのことはできるようになるかもしれません。でも、オリジナルを描きたい、自分が納得するものを描けるようになりたいという素志があるなら、うらやむべき点はありません。人間複写機や、人間レタッチソフトになったって、何もできません。 リンク先のことなど、すっぱり忘れて、身に着けたいものをどうやって身に着けるか考えるほうが建設的です。模写はいい練習ですが、落とし穴もあります。漫画一冊を模写するのは相当にハードな修行だと思いますが、既にモチーフから取捨選択やデフォルメが行われ、それを線で表すところまでなされたものだということは忘れてはいけない事実です。 コミックの絵、ゲームCGの絵は全部そういうものです。元になっているモチーフを学ぶにはかえって遠回りになる、ときとして学べないということも起こります。 キャラならまずリアルな人物です。リアルな着衣の人物を描くにはヌードが描けなければなりません。慣れた人は「着衣の下の身体が見える」と言い、「そうでないと衣服が理解できず描けない」とも言います。 ヌードが描けるためには、ヌードデッサンは必須なんですが、普通はモデルさんを実際に見て描く練習ができる人は少ないでしょう。美術用の写真集などを利用することになります。見た通り描ければいいですけれど、見てそのまま描ける人は少ないです。 そうならば、ヌードのさらにその下を理解する必要があります。筋肉であり、骨格です。簡単な解剖学の知識ということになります。 こうしたことをきちんと強調している教本はあまり見かけません。著者がそこまでしなくても描ける人が多いせいかもしれませんし、ひたすら練習という信念があるのかもしれません。 練習の重要性を認めるのにやぶさかではありませんが、それではちょっと成功する確率が低すぎる気がします。知っている範囲では、A.ルーミス(故人)という人物画家・イラストレータの教本は、非常に理屈重視になっています(そのため、感覚的にやる人からは嫌われたりもする)。 今も翻訳が出ていて、人物画・イラストであれば、「やさしい人物画」という本があります。感覚的に描けないために理屈頼りの人には未だに割と人気があります。顔と手に特化した「やさしい顔と手の描き方」というものもあります(しかし、手はルーミスもあぐねたらしく、自分の手を描け、としかアドバイスできていない)。絶版で入手が困難ですが「やさしい人物イラスト」という趣味で絵を描くためのアドバイス本には、顔の構成、描き方が大変に理詰めで説明されています。 ただし、絵柄は古いアメリカ風ですので、そこから自分で工夫する必要があります。また、「やさしい人物画」と銘打っておきながら、非常に手厳しいことをしばしば言っています(「それが嫌ならやめろ」的なことを繰り返し言う)。プロ志望者向けなので仕方ありませんが、「やさしい人物イラスト」(こちらは何を描いても「いいね~、楽しいでしょ」的なことばかり言う)からステップアップしようとして読むと、ちょっとびっくりします。 ネット上ですと、よく「ヒトカク」と称される人物イラスト指導のサイトが、ちょっと似た感じです。 http://www.asahi-net.or.jp/~zm5s-nkmr/ これで何かつかめそうなら、ルーミスの教本を見てみる価値はあるだろうと思います。 3年もかけてどうもうまくいかない。がむしゃらに頑張ったのに報われない。そうしたことであれば、ちょっと理屈から攻めてみるという方法を試してみてはいかがでしょうか。それで何があろうと、今まで動かしてきた手が習い覚えたことが無駄になることはありません。
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- Knight3000
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う~ん・・・ チョッと質問します。 質問者様はひょっとして方向音痴なところありますかね?あまり行くことのない街に出て、歩き回っても駅の方角とか、東西南北がどの方向か直ぐに分かりますか? 部屋の遠くのゴミ箱に紙屑投げても、方向も距離もかなりの誤差で外れるとか・・・ 眼の前にある目的の物を見て、その目的の物を目を閉じて手で掴もうとすると、かなりの誤差で手に取れないとか。 このあたりに心当たりがあれば、空間認識能力が鍛えられていないのかな?と思いますけど。 これは右脳の領域なんですが。 立体物のイラストや描画は、3次元を2次元に変換、元絵から立体像を起こすには、2次元を3次元に変換、と言うことになりますよね。 模写をするにも、空間認識能力を鍛えればかなり上達するはずなんですが。 この能力を鍛えれば、一度模写したものは、次から見本無しでも描けるようになるはずです。 なおかつ、頭の中で他の角度に変換した想像図を浮かべることが出来るので、違う角度の絵を描くことも可能になりますよ。 デッサンにもかなり効果を発揮できるはずです。 アニメ、ゲームは2次元空間だけでのことなので、空間認識能力を鍛えることは出来ないでしょう。 バッティングセンターで打撃練習したり、外野席上段から野球観戦するだけでも手近な所ですけどね。 別に、わざわざ球場に行かなくても、河原のグランドでやってる草野球観戦でも構いませんよ。 広い空間で、遠近と方向の動きを認識することを鍛えると、良いと思いますねぇ。 好きなジャンルの小説を読んで、情景や人の動きを、頭の中で描写しながら読み進めるのも良いです。 アニメ見てるより、かなり脳を鍛える訓練になります。 後は、模写するものは斜め左上とか真上に置くより、左真横に置いて模写した方が、右脳が鍛えられますよ。 慣れたら、斜め左上や真上に置いてもう一度描く。要するに、苦手な位置角度を潰してゆくことなんです。 模写なんかは、集中して描くのも90分で一旦止めて、30分ほど休憩のインターバル取りましょ。 人間の集中力は、鍛えられた者でも120分が限界と言われています。常人なら90分がひとつの目安。 車のスプリントレースなんか、大体が60分ほどで終わります。トップカテゴリーの鍛られたF1ドライバーでも60分が限界なんです。 チョッと例えがカテ違いになりましたが、先ずは空間認識能力を鍛えることからやってみればどうですか? 一度描いたものを、見本無しでも何となくでも描けるようになれば、デッサン力も上達すると思いますね。
お礼
回答ありがとうございます。 方向音痴ではないと思いますが、空間把握能力に関して自身はありませんね・・・ 野球ですか。すいませんスポーツは苦手なもので 小説を読みながら映像にするのは実践していますが、絵にあまり影響はないように感じます。内容は頭に入るのですが 笑 左真横ですか早速試してみます。ありがとうございました。
- もこ猫ミクにゃん(@miku-chi)
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模写の仕方が悪いのではないかと思います。 模写はほぼ誰だって正しい描き方を知ればすぐそのまま描けます。 なので模写が上手いと自慢できるものではありません。。。 デッサンも上手くないというのならば、観察眼が足りないのではないでしょうか? 模写もデッサンも基本は測ってよく見て描くです。 デッサン http://tat1500cc.com/dessin/ 模写は元絵に対角線を入れて16分割して定規で測ったりしながらよく見て描きます。 何なら元絵を逆さにしてみたり、利き手とは逆の手で描いてみてはいかがでしょうか? 逆の手は一見下手のように見えますが、慣れるまでは対象物をよく見るようになるのです。 絵の講師の教え方が下手なのでしょうね。 正しいやり方を覚えたら上達すると思いますよ。 あとあまり根つめて練習しすぎないように。 肩こりなどになると絵が下手になります。 たまには息抜き程度にアニメやゲームを楽しんでみてはいかがでしょう? または軽いスポーツをしたり、美術館や景色のいいところへ行ってみては? 頭がガチガチになると上達もしにくくなりますよ。
お礼
回答ありがとうございます。 完全に体が努力していないと不安なようになってしまいました。 アニメやゲームをしていても頑張らなきゃと思ってしまうので楽しめないと思います。 対角線を入れて十六分割ですか。 参考になりました試してみます。
- hunaskin
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>生まれ持った才能や、感覚的なものが必要なのでしょうか? そういうことです。 同じ努力をしたら才能のある人のほうが伸びるのは当然のことです。 この世の中のあらゆることに向き不向きはあります。 音楽でもスポーツでも書道でも料理でも演技でも対人能力でも算盤でも語学でもなんでも、です。 全てについてそれぞれ得意だったり苦手だったり天才だったり全く適性が無かったりします。 こればかりはどうしようもないことなので、凡人や凡人以下の才能しか持ち合わせないひとはより以上の努力をするか、ある程度で自分の能力を見極めて上達以外の方向に楽しみや成果を見つけるか、もしくは止めてしまうかするわけです。 そのことは知っておいてください。 ま、大丈夫、努力すれば上手になりますよ。限界はあるにしてもね。 ひとつ確実なのは嘆いたり僻んだりしても絶対に上達はしないということです。
お礼
回答ありがとうございます。 才能って酷いですよね。全然平等じゃない。 嘆いたりしてても前にも進めないのはそのとおりだと思います。 死ぬまで努力くして努力して努力してそれでもだめだったら来世で頑張るしかないのかなあ
お礼
回答ありがとうございます。 こんだけ上手に描ければ、オリジナルも描けそうに感じますがそういうわけでもないみたいですね。 ヌードデッサン写真集みたいなものの模写もよさそうですね。 ルーミスは読んだことがあります。一応解剖学の勉強もして、筋肉や骨などある程度は分かるのですが、中々うまくいかなくて・・・ 解剖学の勉強がまだ足りていませんね。 ありがとうございます。参考にさせていただきます。