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thoughの用法
thoughの用法 What is being lost, though, is the joy of discovery. →失われていることは、発見の喜びです。 センター試験の過去問です。 日本語訳にするとthoughの意味が含まれていない気がしますが、何のためにthoughを置いているんでしょう? 強調構文でしょうか?
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>日本語訳にするとthoughの意味が含まれていない気がしますが、何のためにthoughを置いているんでしょう? 全体の流れから判断すれば、この英文には「though」が必要です。したがって、日本語に訳す場合でも「けれども」という訳が当然のことながら必要です。話(または段落)の流れから分かると思って訳をつけた人が自分の判断で勝手に省略したのだと思われます。 ご参考になれば・・・。
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- googoo1956
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少し補足と訂正をしておきます。 >(4)「辞典を使うことによって、遠回りの良さとでも言うべきものがページをめくる作業によって得られるのである。」 → (4)「紙の辞典を使うことによって、遠回りの良さとでも言うべきものがページをめくる作業によって得られるのである。」 調べ物をするときにはインターネットや電子辞書は便利なものです。しかし、特に最近では大学生は卒業論文などに「ウィキペディア」などからまる写しするなどの弊害もあると指摘されています。 この英文の書き手は、紙の辞書を用いることによって調べるという作業の途中経過を大事にしたいと思っているのでしょう。そこには思わぬ発見が確かにあるのだと思います。 ただ、便利さや早さをすべて否定してしまうこともなかなか現実的には難しいと思います。例えば、遠くへ旅行する場合も飛行機で一足飛びに行く方法もあれば、じっくり列車で景色を楽しみながら行く方法もあります。要はケース・バイ・ケースなのではないかと思います。 >この流れが中において、お尋ねの英文の中の「though」という語が活きてくるわけです。 → この流れの中において、お尋ねの英文の中の「though」という語が活きてくるわけです。 おかしな日本語になっていました。失礼しました。 会話などのような単純な英文では、直前の英文が前提となっていることもありますが、評論文などのようにいくつかの段落がある英文の場合には広い視野で考えることが必要です。 英語の論文では、基本的にひとつの段落でひとつの主張をしますので、それぞれの段落におけるKey sentenceをいかに早く正確に見つけるかが理解への近道です。 センター試験などではそのような全体を見通す能力を問われる問題が多いので、特に全体の流れを強く意識すした上で「順接」なのか「逆接」なのか、はたまた「根拠」や「具体例」なのかを段落別に判断することが必要です。 なお、蛇足ですが、「though」は節の初めに用いられた場合には「接続詞」と考えられるのですが、文中や文末で用いられた場合には「副詞」と考えられます。 (1) Though (he was) old and weak, he still worked at it.(接続詞) (2) Let's try, (even) though we may fail.(接続詞) (3) It's true, though, for all that.(副詞) お尋ねの英文は(3)の用法です。「however」と同じだと考えると良いでしょう。 ご参考になれば・・・。
お礼
ご回答ありがとうございます! 例文もあって納得しました^^
- googoo1956
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「though」という「逆接」を表す接続詞は基本的に2つの文(または考え)を結びつける働きを持っています。 したがって「What is being lost is the joy of discovery.」という1つの文の中だけで、「though」がその機能を果たすことはできません。 お尋ねの英文の内容と「逆接」の意味を表す英文が、この英文の前に必ず存在しているはずです。ただし、それは直前の英文とは限りません。 検索すると下記のような元の英文(センター試験の問題)が見つかります。 http://www2.ttcn.ne.jp/~sokei/Eigo/cen/ce_02_3_c.html リンク先の英文の中には、お尋ねの英文と「逆接」の内容を表す英文は2つあるようです。 第1段落の「Now, however, you can turn on your computer, connect it to the Internet and start its search program.」という英文と、第2段落の「It seems as if anything you want to know can be found on the Internet.」という英文です。 このようないくつかの段落から成り立っている英文を理解する場合には、それぞれの段落の中の中心の英文(Key sentence)を探すことが必要です。それらを結びつければ全体の趣旨が分かるというわけです。 Key sentnece 以外の英文は、それらの根拠を示すSupporting sentenceなので全体の流れに直接影響を与えるわけではありませんので惑わされないように注意が必要です。 Key sentneceを拾っていけば、全体として次のような構造を理解することができます。 (1)「コンピューターでインターネットを利用すれば分からないことを調べることができる。」 → (2)「インターネットで知りたいことが何でも見つかるように思われる。」 → (3)「けれども、このような状況で失われつつあるのが(苦労して)発見する喜びである。」 → (4)「辞典を使うことによって、遠回りの良さとでも言うべきものがページをめくる作業によって得られるのである。」 この流れが中において、お尋ねの英文の中の「though」という語が活きてくるわけです。 ご参考になれば・・・。
お礼
参考urlまで載せて頂きありがとうございます!!
- wind-sky-wind
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通常,though は従属接続詞として Though SV1, SV2. SV2 though SV1. の形で「1だけれども2」と訳します。 しかし,若干くだけた言い方で SV1. SV2, though. と文を2つに切った後の方の文末においたり,2目の文の文中に挿入したりします。 これで, 「1だ。2なんだよね,けれども」という感じになります。 結局,「1だ。しかし,2だ」「1だけれども2だ」 と言っているのと同じです。 このセンターの英文もそうですが,前の文を改行して,次の文というように,1と2の間にパラグラフの切れ目が感じられるような場合には用いられがちです。 パラグラフが切れていることもあって,訳出する際に無視するということは考えられます。 there is no longer any need for the shelf space to hold those volumes of encyclopedias. 「もはや,百科事典を置いて本棚というスペースなど必要なさそうである」 ここでパラグラフが変わって What is being lost, though, is the joy of discovery. 「発見の喜びというものが失われつつあるんだよ,けれどもね」 「だけど,発見の喜びが失われつつあるのだ」 これを英語通り, 「失われつつあるのは,発見の喜びだ」と訳すと,「は」のもつ響きも加わって 「だけど」を置きにくくないですか? what 節を主語として訳そうとして「のは」とすることによる日本語の響きで 「だけど」が自然に消えたということです。 「だけど,発見の喜びが失われつつあるのだ」 この日本語だと問題なく「だけど」を置けます。
お礼
なるほど…! 「は」を置くと確かに「だけど」は置きづらいです(^^; ご回答ありがとうございます♪
- bakansky
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あくまでも私の考えですが、What is being lost すなわち 「失われているという状態」 は、普通はあまり嬉しい状態ではないと思います。 ものを失くしてしまうとか、道を失う (つまり道に迷う) とか、あまり好ましい状態ではないと感じるのが普通でしょう。 ところがこの文では、その 「失われているという状態」 は、転じて 「発見される」 ということに通じているのだから喜ばしいことなのだ、と述べています。 前半で述べていることから予想される結論とは異なることを後半で述べようとする場合に、いきなり結論に移行しないで、実は意外だと思うことをこれから述べますよ、という気持ちが though という語を間にはさむことで示されていると感じられます。
お礼
ご回答ありがとうございます^^
お礼
翻訳サイトで日本語に訳したんです(^^; 省略されただけなんですね。。 ご回答ありがとうございます♪