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作曲の方法
作曲の方法 バンドをやっています。 歌詞はもう出来ています。 後は作曲し、楽譜に書きうつし、練習するだけです。 私は作曲を頼まれました。 家にピアノがあり、歌詞を思い浮かびながら引いても うまくいきません。 メロディを考えていても、うまくピアノで弾くことができないのです。 初めて作曲するので、なにか必要なものってありますか? そういうセットだったり、コツや分かりやすい説明を期待してます。
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(文字制限がったので、分けて投稿しました) ■メロディ メロディはコードに合わせないとダメですが、 コードの半音上の音だけ気を付ければ良いです.(不協するので) 例えば… コードが「C」の場合、「ファ」は不協します.(アボイドノートと呼びます) コードが「G7」の場合、「ド」は不協します. アボイドノートは、絶対使っちゃダメってことはないですが、注意すべき音です. こういったメロディ作りの理論は、「コードスケール」や「アプローチ・ノート」 という理論で扱われます. 器楽曲のメロディと違って、歌モノのメロディでは、 同じ音価(音の長さ)の音符が、たくさん並んだりします. …というか、やたら滅多、跳躍を連続させないほうが良いです. メロディを作る順番ですが…実は、サビから作ったほうが良いです. Aメロから作ると、大抵、頭でっかちになるので… ・サビのメロディ とりあえず、一番高い音を、サビで使って下さい. 大きな跳躍(低い音から、急に高い音へ飛ぶ)を入れるとサビっぽいです. あとは、とても長い音とか…. ・Aメロのメロディ サビのメロディができたら、それを控えめに(全体的に低く)すれば、Aメロになりますw サビとAメロのコード進行は、同じでも良いくらいです. ・Bメロのメロディ Bメロは、サビとAメロとは対照的にします. (サビとAメロがメジャーなら、Bメロはマイナーにする…とか) ■ソロ サビのコード進行をそのまま使って、メロディのフェイク(メロディを崩したもの)や アドリブ(コードだけそのままで、あとは自由な演奏)を入れます. ■イントロ、アウトロ サビのコード進行を、そのまま使います. メロディを抜いて、代わりに、ギターやキーボードで、メロディを フェイクしたのもを弾けば良いです. ■楽器別のアレンジ ・ドラム 8ビートとか、16ビートくらいは決めて、あとはドラマーに任せる… というのが楽ですねw 例えば… 「曲の開始はカウント下さい. 全体的に8ビートで、Bメロはライドシンバルで.フィルインは、スネア中心. イントロとアウトロは、サビと同じ.あとは、ご自由に」…とか. ・ベース コードとアクセント位置だけ教えて、自由に弾ける人なら良いですけどね. そうでないなら、スコア(楽譜)を作らないとダメですね. コードのルートと5thを中心にして、フィルイン部分で、それなりに動きを…. ・ギター カッティングやアルペジオのパターンくらい指示しないとダメですね. 音色を変えるなら、エフェクターを持ってるか確認しないと. ソロは、技量によるので相談して決めたほうが良いでしょう. ・キーボード ギターがいる場合、役割がカブってしまいがちです. ギターは比較的低音なので、キーボードは高音を攻めて下さい. ギターがアルペジオなら、キーボードは白玉(全音符や2分音符等)とか… AメロやBメロは、どちらかだけでも良いです. キーボードは便利な楽器ですが、なんでもかんでもキーボードにやらせるってのは考え物です.
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- tmbach
- ベストアンサー率60% (45/74)
前の方と重複する部分もありますが… なるべく、理論的な事は少なめにして、コツというか 常套手段みたいな事を中心に書きます. ■はじめに ボーカルの音域を確認して下さい.どこまでの範囲で歌えるか?です. 曲全体の高さは後でどうにでもなりますが、「範囲」はどうにもなりませんので… (高過ぎて歌えなくてキーを下げたら、今度は低いほうが出ない…等) 曲の調ですが、ギターとベースは「♭」が多い調が苦手なので、できれば避けてやって下さいw あと、DTM環境があると良いですね.曲を確認できるので. ■曲の構成 イントロ→1コーラス目(Aメロ→Bメロ→サビ)→ 間奏→2コーラス目(Aメロ→Bメロ→サビ)→ 間奏(ソロ)→サビ×2→アウトロ(エンディング) こんな感じが一般的です. 2コーラス目の後の間奏は、ギターのソロが入ったりします. 井上陽水の「少年時代」のように、「A→B→A」という曲もありますし、 中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」のように、「A→B→A→C→D」といった 複雑な構成もあります. ■コード進行 メロディより先にコード進行を作るほうが、曲にしやすいです. (先にメロディを作る場合でも、だいたいのコードを想定して作るものです.) やはり、ダイアトニックの定番的なコード進行は理解しておくべきです. コード進行の参考書では、和音記号(Iの和音、Vの和音等)を使って解説してあるので、 そちらの見方も慣れたほうが良いと思います. また、既存曲のコード進行を参考にするのも良いと思います. コードは、フレーズを意識して、4小節で1セットにします. 大抵、1小節ごと、あるいは2拍ごとにコードチェンジさせます. |C|Am|Dm|G7|とか、 |C F|Dm G7|Am F|Dm G7|とか. 力強いロックなら、3和音で、 ポップスなら、4和音(7thコード)中心で、 大人っぽい雰囲気なら、9thや11thなどのテンションを多めに、 …といった感じで、使うコードの種類を決めて下さい. 切ない曲は、サブドミナントマイナー(IVm)を使う…とか、 感動的なフレーズなら、ベースラインを下行させる…とか、 サビは、IVの和音から作るとヒットする、とか… そういった常套手段もあります. コード進行の技としては、他に、 逆循環、借用和音(セカンダリー・ドミナント)、ドッペル・ドミナント、 トゥー・ファイブ化、置換ドミナント、クリシェ、ペダル・ポイント、 パッシング・ディミニッシュ、反復、UST(分数コード)、 …など色々あります. こういった技を知っていると、作曲の引き出しが増えます.
- jackpott
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まず、コードは最低限覚えないと、厳しいぞ・・ コレはすぐ弾ける? C G Am Fこれをパッとピアノかギターで和音が弾けますか?コレができないなら、正直作曲は諦めて、まず和音の勉強からスタートしないと悲惨。 コレがすぐにできるとなると、次は『ダイアトニックコード』を学びます。 キーがC(ハ長調)だとすると以下の7つのコードの組み合わせで、ほとんどの曲は作られます。 C Dm Em F G Am Bm-5 キーがCの曲を作るなら、基本はこの7つの組み合わせで、曲は作れます。ある程度、組み合わせは決まっているので、そのパターンを学ぶのが作曲の早道です。 左から順番に1~7と考えてください。 [よくあるパターン] 1⇒6⇒2⇒5 3⇒6⇒2⇒5 2⇒5⇒1 2⇒5⇒3⇒6 1⇒7⇒6⇒5 こんなのを適当にパズルのように並べて、あ~これいい流れだなぁと感じるものを、作っていくわけです。作曲は、簡単に言うとこのような作業です。こういうコード進行のパターンが載った教則本もあるので、そういうのを探すのも良いかもしれないね。