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肝機能障害について
肝機能障害について 8月の初めに健康診断を受けたのですが、肝機能検査で異常が見つかり、『精密検査を必要とします』との結果報告が送られてきました。 当方、仕事の都合により検査を受ける時間がなかなか取れず検査をすべきか悩んでいます。 ちなみに要精密検査になった項目は以下の通りです。 A/G:2.13 GOT:61 GPT:164 上記数値で精密検査を早急に受ける必要はあるのでしょうか? この程度の数値は感冒薬等を服用した場合でも上がってしまうレベルなのでしょうか? なお、上腹部超音波で軽度脂肪肝及び肝嚢胞と診断されました。
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補足を読ませていただきました。 (1)肝炎ウイルスがあるか →B肝、C肝は陰性でした。 では、ウイルス性慢性肝炎は否定的です。 A型肝炎は一般に急性肝炎になります。慢性肝炎となることはありません。 他の症状を伴うことがほとんどですので、これも否定的でしょう。 (2)アルコールは飲むのか →飲みません。 では、アルコール性肝障害は否定的ですね。 (3)薬剤の服用歴は →整形外科で処方された漢方薬ツムラ98(オウギケンチュウトウ)を約1カ月服用中です。 漢方薬で肝障害をきたした患者さんを数名診察したことがあります。 いま、ここに薬剤の本がないので、ツムラの98で、肝障害の報告があるか、すぐにお返事することはできません。ただ、可能性はあります。 (4)脂肪肝は?身長体重は? 軽度の脂肪肝と診断されました。 脂肪肝による肝障害の可能性は残りますね。 (5)最近感冒のような症状があるか、他の発熱などはあるか 感冒の症状があり、 健康診断の2週間前に漢方薬(小柴胡湯と銀曉解毒散と六君子湯をブレンドされたもの)を3日服用 健康診断を受ける2日前までアレルギー鼻炎用の抗生剤(シングレア10Mg)を1日1回服用していました。 なんらかのウイルス感染からの肝障害と、薬剤による肝障害の可能性ありますね。 これも、薬剤のアレルギーの報告があるかはすぐに調べられません。申し訳ありません。 (6)その他、特殊な肝臓の病気はないか →肝嚢胞と診断されましたが、生活に問題ないレベルとの事でした。 肝のう胞は、多くの方が持っていて、99%以上良性です。 採血で、他の特殊な肝障害の原因を探る必要が出てくる場合もあります。 (7)胆石などはないか →胆石はなしとの事でした。 以上から、考えられるのは、 1、脂肪肝 2、薬剤性肝障害 3、ウイルス感染によるもの 4、可能性は低いですが、特殊な慢性肝炎(原発性胆汁性肝硬変とか、自己免疫性肝炎など) 他の方の回答にもございましたが、経過を見ることも必要です。 治療ですが、 脂肪肝によるものであれば、担当医と相談しながら、食事、運動療法が必要です。 肝障害があるからといって、栄養を取って安静にしているとかえって脂肪肝が悪化しますよね。 薬剤であれば、原因薬剤の中止が一番です。 ウイルスであれば、ほとんどのウイルスは時間とともに免疫力で抗体ができますので、改善してきます。 そのほかの肝障害は、採血である程度は類推することができます。 過去の検診で肝障害を指摘されたことはないですか? 脂肪肝であれば、以前からその傾向があることが多いです。 最近は脂肪肝から脂肪性肝炎、肝硬変の症例も散見されています。侮らないようにしてください。 いずれにしても今の状況では上記の可能性を念頭に置きながら精査を進めていく形と思います。 肝障害が遷延するようなら、もう少し詳しい採血や、場合によっては肝臓の組織をとって調べることもあります。この場合は、エコーで見ながら肝臓に針を刺して組織をとりますので出血などのリスクが、少ないですがあります。 担当医とよくご相談して頂き、肝障害が遷延するなど、場合によっては肝臓専門医の診断を受けるのもよいかと思われます。 (ちなみに、GPT164は結構高いですよ。肝臓は症状が出づらいですので、症状はほとんどないと思いますが、きちんと検査をしてくださいね。ただ、薬剤や、ウイルス感染である場合はその原因薬剤や、原因ウイルスを特定できない場合もあります。ご理解ください。 われわれ医者は、上記のように鑑別となる疾患を頭の中で考えながら、ひとつひとつ証拠を見つけて、可能性のないものを除外し、可能性のありそうなものをさらなる証拠を集めて追求していくという形で診断します。時には診断がつかないこともあります。 そのあたりをご理解いただきながら、よく担当医と相談してください。 きっと、担当の先生も上記のようなことを頭に浮かべながらひとつひとつ証拠を集めているところだと思いますよ。 メールですので、まとハズレだったらごめんなさい。
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- yon101
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当方、肝機能障害にて入院経験ありです。 まずγGTPの数値がありませんが、アルコールと 薬剤性の場合、この数値が大きく動くことが 多いので、異常値ならば精密検査の参考になります。 次に肝炎はA型も多く見られますから検査してください。 HA抗体等となります。 漢方は比較的副作用が少ないと言われますが、整形外科 系に用いる漢方薬は、強い副作用が出ることが少なく ありません。1ヶ月間に長期間になると特に疑われます。 しばらく休止できるものであれば休止してみて肝機能 再検査をお勧めします。 最も大事なことはこの数値が今後どう動くかです。 今の数値ならば、大して症状が出る領域ではないと 思いますが、今後少しずつでも上昇を続けるようならば 全薬剤の服用を中止して様子をみる必要があるでしょう。 まず精密検査をしてA型も否定されたら、多分、肝機能障害だと 思います。 疲労感等も伴うこともありますから、できるだけ肉食や 脂質は控え、安静にして過ごされた方がよいです。 肝炎ではなく肝機能障害の場合には安静が最大の治療となります。 もちろん原因を取り除くこともですがね。
- WRANGLERJEEP
- ベストアンサー率85% (6/7)
精密検査を受けたほうが良いと思います。 まず、肝障害といわれた場合、考えなければならないのが、 (1)肝炎ウイルスがあるか (2)アルコールは飲むのか (3)薬剤の服用歴は (4)脂肪肝は?身長体重は? (5)最近感冒のような症状があるか、他の発熱などはあるか (6)その他、特殊な肝臓の病気はないか (7)胆石などはないか といったところでしょうか。 採血をして、肝炎ウイルスや、特殊な肝臓の病気を調べてもらうと同時に、現在の肝機能をチェックしてもらってください。 風邪薬でも、薬剤性の肝障害を来すことはあります。市販の風邪薬や漢方薬でもあります。 また、風邪だと思っていたら、実は何らかのウイルス感染でそのため、肝機能が上昇することがあります。(このウイルスは肝炎ウイルスというわけではなく、一般的なウイルスです。)ただ、一般的には熱が続いたり、だるさが続いたりします。 質問者様の文章を読みますと、脂肪肝や、アルコールなどをかんがえますが、情報があまりにもないため、診断は困難です。 脂肪肝であっても、最近は脂肪性肝炎(NASH)、肝硬変などへの進展も報告されていますので、油断せず、一度きちんと検査してもらうことをお勧めします。
補足
WRNGLERJEEP様 心配して頂きありがとうございます。 補足します。 (1)肝炎ウイルスがあるか →B肝、C肝は陰性でした。 (2)アルコールは飲むのか →飲みません。 (3)薬剤の服用歴は →整形外科で処方された漢方薬ツムラ98(オウギケンチュウトウ)を約1カ月服用中です。 (4)脂肪肝は?身長体重は? 軽度の脂肪肝と診断されました。 (5)最近感冒のような症状があるか、他の発熱などはあるか 感冒の症状があり、 健康診断の2週間前に漢方薬(小柴胡湯と銀曉解毒散と六君子湯をブレンドされたもの)を3日服用 健康診断を受ける2日前までアレルギー鼻炎用の抗生剤(シングレア10Mg)を1日1回服用していました。 (6)その他、特殊な肝臓の病気はないか →肝嚢胞と診断されましたが、生活に問題ないレベルとの事でした。 (7)胆石などはないか →胆石はなしとの事でした。 以上が、当方の現状です。 上記内容である程度の診断は可能でしょうか? ただ、原因を明らかにしないといけないと思いますのでWRNGLERJEEP様がおっしゃる様に再検査を受ける方向で検討中です。
- taka-1314ex
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感冒ではまず上がらないと思います。 脂肪肝によるものなら、急ぎはしないと思いますが、今は何とも言えませんので、早い段階で内科へ。
お礼
詳細な回答ありがとうございました。 先日、再検査を行ってきました。 詳細な結果はわかりませんが、結果に異常が見られれば先生から連絡を頂けるとの事でしたが 検査より既に1週間経っておりますが、連絡がないので特に異常ないとの事だと思います。 来週にでも詳細な結果を伺いに行く予定です。 ただし、異常がなくても脂肪肝との診断されたので適度な運動と何らかの食事規制を行いたいと思います。 本当にありがとうございました。