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不等式の証明
a>0、b>0の時(a+b)(1/a+1/b)≧4が成り立つ事を調べよ。 まず、左辺を展開して1+a/b+b/a+1。これを整理して、2+{(a^2+b^2)/ab} このような式変形でいいのでしょうか?ここから先はどのように証明していくのですか?相加・相乗平均を使うのかなとは思っています・・・簡単な事を質問しているかもしれませんが、教えて下さい。
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- fushigichan
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ti-zuさん、こんばんは。 沢山回答が寄せられていますので、回答する必要ないかなと思っていたのですが ti-zuさんが混乱するといけないので、ちょっと参加させてくださいね。 まず、 >a>0、b>0の時(a+b)(1/a+1/b)≧4が成り立つ事を調べよ ですから、#2PAPさんの方法で分母を払っても問題ないと思います。 (a+b)(1/a+1/b)≧4 ⇔1+b/a+a/b+1≧4 ⇔2+(a^2+b^2)/ab≧4 ⇔(a^2+b^2)/ab≧2 ↑ このやじるしは、同じこと、という意味です。 つまり、 (a^2+b^2)/ab≧2 を示せばいいです。 今、a>0,b>0ですから、ab>0なので両辺にabをかけてもいいですので (a^2+b^2)≧2ab (a^2+b^2)/2≧abを示せばいいです。 これは、相加平均・相乗平均の (x+y)/2≧√xy において、x=a^2,y=b^2 を代入してやった式にほかなりませんから、 (a^2+b^2)/2≧ab は成り立ちます(等号は、a^2=b^2のとき、すなわち a>0,b>0より、a=bのとき) #4mirage70さんの、最初から相加平均・相乗平均を使う方法もいいと思います。 頑張ってください。
#2 PAPさん aとbの積が ab<=0 のときは成立しません。 証明の中で分母を払っています。負の場合は不等号の 向きが逆になります。 不等式の計算のときは分母を払うより通分のほうがいいです。計算を書くのは面倒になりますが。
- eatern27
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コーシーシュワルツの不等式より {(√a)^2+(√b)^2}{(1/√a)^2+(1/√b)^2}≧{(√a)(1/√a)+√b(1/√b)}^2 ∴(a+b){(1/a)+(1/b)}≧4 等号成立条件は√a:√b=(1/√a):(1/√b)より、a=b 同じ事ですが、(ベクトルの→は省略、p,qがベクトル、a,b>0) p=(√a,√b),q=(1/√a,1/√b)とおくと、 |p|^2=a+b,|q|^2=(1/a)+(1/b)、p・q=2 -|p||q|≦p・q≦|p||q|より、 |p|^2|q|^2≧(p・q)^2 ∴(a+b){(1/a)+(1/b)}≧4 等号成立はpとqが平行の時、すなわちa=bの時
- mirage70
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他の方で、解答はでていますが、 相加・相乗平均を使うのかなとは思っています・・・ 此を最初から使ってはいかがですか。 a>0、b>0より、(a+b)>0,(1/a+1/b)>0 よって、、(a+b)/2>=√(ab) , (1/a+1/b)/2>=√(1/ab) ∴((a+b)/2)((1/a+1/b)/2)>=(√(ab))(√(1/ab)) 此処で、(√(ab))(√(1/ab))=1 よって、((a+b)/2)((1/a+1/b)/2)>=1 ∴((a+b)/2)((1/a+1/b)/2)>=4 まず、左辺を展開して1+a/b+b/a+1。これを整理して、 2+{(a^2+b^2)/ab} (a-b)^>=0を利用します。 (a-b)^2=a^2+b^2-2ab>=0よって(a^2+b^2)>=2ab (a^2+b^2)/ab>=2ab/ab 2+(a^2+b^2)/ab>=2+2ab/ab=4
- yuusukekyouju
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展開した段階から説明します。 1+a/b+b/a+1=2+a/b+b/a a/b+b/aについて相加・相乗平均をつかえば a/b+b/a≧2√(a/b×b/a)=2 つまり2+a/b+b/a≧4
- PAP
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1/a+1/b の部分に注目してください。 これを通分してみると、分母が ab で分子が・・・ 何か見たことあるような数式になりませんか? いいから答えを!というときは下の続きを見てください。 a>0、b>0の時 (a+b)>0 (1/a+1/b)>0 故に (a+b)(1/a+1/b)>0 次に (a+b)(1/a+1/b)≧4 (a+b){(a+b)/ab}≧4 (a+b)^2≧4ab (a-b)^2≧0 です。 a、bのいずれかまたは両方がゼロの場合、ゼロの割り算をどう習っているかわかりませんので、できないことにしておきましょう。 この式はa、bのいずれかまたは両方がゼロでない場合、正の数でも負の数でも成り立つように思いますが、a=-bの場合だけ成立しません。解答例の最初に書いたのは「a=-bにならない」ことの証明です。この部分が問題のキモなんでしょうね。
- really
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(a+b)(1/a+1/b)≧4・・・(1)の成立を証明することは 2+{(a^2+b^2)/ab} ≧4 さらに式を変形して (a^2+b^2) ≧ 4ab a^2 + b^2 -2ab ≧ 0 ・・・ (2)の成立を示せばいいわけですね。 (2)は a^2 + b^2 -2ab =(a-b)^2 ≧0 で常に成立するので(1)も成り立つ。 ということでいかがでしょうか?
お礼
fushigichanさんのお礼欄を借りて、まとめてお礼をさせていただきます。みなさんの丁寧な回答のお陰で証明ができました。有難うございました。また私の考え方も合っていたと言うことが分かり、安心しました。 これからも、質問した際には宜しければ回答して下さい。