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80歳の父が食欲不振です。

80歳の父が食欲不振です。 三か月ほど前より急激に食欲が落ち始め二カ月前より大学病院に入院しています。当初低ナトリウム血症を起こしていたため腎臓内科で検査した所、腎臓や副腎に器質的な問題はなく下垂体を含めホルモンの代謝にも大きな問題はないとのことでした。尚、腹部大動脈瘤(AAA)も併発しています。SIADH及びMRHEが疑わしいとのことですが食事が摂れれば問題のないレベルであると言われました。CT、MRI、血液等でも消化器や他の部位に大きな問題はないとのことです(但し、大腸に関してはAAAのため検査できず)。そのため老人性のうつが最も疑わしいという見解です。またCT上で両側の上顎洞に貯留嚢胞があり、現在摂食不良のため鼻より経管栄養を摂っており、その影響か口腔内に出血があると本人が言っています。(上顎両側臼歯部は無歯顎で部分床義歯が入っており不適合や炎症はないようです。)入院後も一時的に体重は微増したものの現在はほとんど食事はしておらず経管に頼っている状態です。73キロあった体重が現在は57キロになっています。そのため足腰の衰え著しく軽度の床ずれも発生している状態です。 病院側の見解としてはこれ以上の検査は必要なくリハビリ施設への転院を勧められました。大学病院における役割の領域外であると……。うつに関しては外来で対応、栄養の補給は施設でということです。しかし、家族としては自力で食事も摂れず、歩行もままならず、約7cmほどに肥大したAAAもかかえたまま、抗鬱剤の薬効も立ち上がっていない状態で環境の大きな変化に適応できるのか大変不安を感じています。このまま転院していいものかどうか、他に何か良い方法はないのか悩んでおりますがどなたかお知恵を拝借したくお願いします。

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  • bladder77
  • ベストアンサー率28% (4/14)
回答No.2

こんにちは、お父様のご病気で大変ご心配のことと存じます。 ご質問の趣旨を纏めますと概ね下記の如くであろうと思います。 (1)食欲不振→73キロあった体重が57キロになっています。 (2)低ナトリウム血症を起こしていたため腎臓内科で検査した→大きな問題はない。 (3)腹部大動脈瘤併発約7cm。 (4)SIADH及びMRHEが疑わしいとのこと。 (5)現在摂食不良のため鼻より経管栄養を摂っており、その影響か口腔内に出血。 (6)足腰の衰え著しく軽度の床ずれも発生。 (7)病院側としてはこれ以上の検査は必要なくリハビリ施設への転院を勧める。 (8)うつに関しては外来で対応、栄養の補給は施設でということ。 これらを根拠に 家族としては環境の大きな変化に適応できるのか大変不安を感じている。 転院していいものかどうか、他に何か良い方法はないのか。 (1)については、経管栄養で経過しておりますし、ほぼベッド上で臥床されているでしょうから、体重は落ちてきますが、運動(活動)出来るようになりますと体重も回復してくると存じます。 (2)の低Na血症であることを根拠に(4)の可能性を最も疑い診断を受けておられるようです、食事さえ摂取できれば問題のない程度であるということから、担当医に任せておくと良いと思います。 (3)腹部大動脈瘤7cmφとのことですが、お父様の場合手術適応は無いものと判断されているようですね。解離性動脈瘤のようにドンドン解離が進行するようで無ければお父様のような状態の患者様については経過観察となると思います。相当な高血圧でさえなければこのままでしょうね。 (5)口腔内出血は経鼻での栄養補給ですから、これにより直接口腔内に出血することは考えにくいですね。若し口腔内出血を自覚したのであれば何らかで鼻出血を来たし、その出血が口腔内に回り込んだとも考えられますが、口腔内に異常が無く、常に出血を認めることがなければこのまま経過を見て行くこととなるでしょう。 (6)足腰の衰えは高齢であって、且つベッド上の生活を余儀なくされていることから考えられますね。運動不足が最も大きい理由ですね。 (7)(8) 病院は退院を促し、退院後の治療についてのある程度具体的な方針を示しておられますね。 欝は外来で、栄養補給は施設でと言うことから、施設において栄養補給は心配のないところを紹介して頂けると存じます。現在の医療方針(制度として確率されては居ないが)におきましては、ここまでが我々の仕事であってこれ以上の継続するべき処置や管理は他の適切な施設において実施して貰うという形が出来上がってきました。(勿論、施設により判断基準は異なりますが) 言葉は悪いですが、この受け皿として、在宅医療とか医療施設の存在があるのです。 さて、そこでお父様の場合ですが、お父様に限らずこの程度まで回復し、今後同様の経過を辿ると推測される患者様については病院は退院を促しますので、ご心配の点については、病院の地域連携室又は相談室或いはホームケア等という担当が居ますので、そこで受け入れ先を斡旋して貰えるのか、そこはご家族が足繁く通うことが出来るのか、又何らかの緊急事態に陥った際には再びこの病院で対応してくれるのかをしっかりと確認しておくことです。 一方、無理でなければ、ご自宅において家族介護の下で経過をすることも可能でしょう。しかし、これにはかなりの労力を必要と致します。ご自身のそばにいて貰えると何かと行き届く面はありますが、やり通すには相当な覚悟が必要です。でも、患者さんにとっては一番有り難いですね。この場合は在宅医療や訪問看護の医師や看護師さんにサポートを受けながらご自身で面倒を見ると言うことになります。 転院については、大学病院にもその医療方針があります。私どもも一部在宅患者様に伺いますがその全患者様について大学病院や、一般病院から退院を促され、在宅に於いて経過を観察している患者様です。患者様各々には皆さん退院時の色々な不満はあります。近年では、我々が若い頃にある程度黙認されていた社会的入院と言うことは認められなくなりました。即ち、医療の本質ではなくて患者様の或いはご家族の希望による入院期間の延長などは認められないのですね。 このようなことから、退院後のご心配がないように様々な観点から上記の相談担当としっかりと打ち合わせをされた方が良いと思います。 退院で終わりではなく、今後の急変を考慮した対応が必要となりますので、十分に納得できる方法を考えて下さい。勿論、ご自身で私はここがよいと思うからここに移りますと言うことも可能です。 この場合は選択した施設に対する評価はご自身の評価によりますのであれが出来ないこれが出来ないと言う問題が出てきたとき対応に苦慮することも御座います。 決める際には十分な聞き取りが必要となってきますね。 欝があると駄目、痴呆があると駄目、経管栄養は駄目等という施設は多くあります。先ずは入院先で十分な相談をされるべきです。 このまま、大学病院に入院したままでと言うことは難しいのではないかと考えます。 回答と致しましては満足されないかと思いますが、これらの点を踏まえて今後の計画を立てることをお進めします。 どうぞお大事に お父様が早く回復されることを願っています。

noname#140269
noname#140269
回答No.1

それはお困りでしょう。私ごときの知恵が役に立つか、どうか・・・ 病名がかなり詳しく書かれていましたが、私自身医者では無いので、専門的な事については答える事ができません。ただ「鬱」なら解かります。私自身も「鬱」歴12年になりますので。私としては「心療内科」への転院をお勧めします。私の通院する心療内科は、お年寄りが快適に、と言う表現も変ですが、過ごせる施設や行事等が揃っています。無論「心療内科」ですから、内科もありますし、そこで検査できない事があれば、病院のワゴン車で移動し、提携する病院で検査も受けられます。「作業療法士」さんもいて、簡単なレクリエーションや、体操も行われます。季節毎の行事に合わせた何かしらの嗜好も工夫してくれます。それとお年寄りでしたら、介護ヘルパーも充実してますし、何が1番良いかと言えば、周囲の患者さんも皆、同じ様な方ばかりなので、お父様も初めは戸惑うかもしれませんが、徐々に慣れていく筈です。 私の提案できるのは、こんなところです。参考になれば幸いです。お父様の1日も早い回復、まずは食欲が戻る事を祈念致します。やはり食べないと体力がつきませんので。

parmar
質問者

お礼

poizon19様 早速アドバイスを頂戴しありがとうございます。 老人性鬱と確定した場合、診療内科のある施設がファーストチョイスになるのですね。

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