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ブレトンウッズ体制崩壊後の世界貿易について。

ブレトンウッズ体制が崩壊したあと、世界貿易にはどのような変化が生じたのでしょうか?

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  • colonel
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回答No.2

ブレトンウッズ体制は国際通貨基金(IMF)を中心とした戦後の国際通貨体制であり、この制度の中心にあるのはアメリカであり、アメリカの通貨であるドルが基軸通貨としての役割を果たした。ブレトンウッズ体制が目指したのは、為替レートの切り下げ防止による為替秩序の安定の他に、多角的支払い制度の樹立、為替制限の廃止、短期的な資金の供給など広範囲にわたるのものであった。 しかし1971年8月15日のアメリカによるドル防衛のための新経済政策の発表、いわゆるニクソンショックは戦後の国際経済体制を変える大きな転換となる大きな出来事であった。ニクソン政権の新経済政策の柱は、1つはアメリカによる一方的な金とドルの交換停止であり、もう1つは輸入課徴金の賦課であった。アメリカ政府による金とドルの交換は、戦後のIMFを中心とするブレトンウッズ体制の中核をなすものだったから、その停止は実質的にブレトンウッズ体制=固定相場制の終焉を意味し、その後主要先進国は否応なしに変動相場制(フロート制)を前提とする国際貿易への移行に踏み切ったのである。(*変動相場制における世界貿易の問題については、ご質問の趣旨ではないので省略。ここでは「どのような変化が生じたのか」という点いついて概説しました。) (参考)1995年12月時点のデータですが、 完全フロート制を採用している国は、アメリカ、イギリス、豪州、スイス、日本など54カ国で、 今だ米ドルにリンク(固定)している国が22カ国あります(パナマ、リベリア、オマーン等)。畢竟するに、世界の貿易体制は一様ではないということです。

回答No.1

バブルが崩壊しました

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