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ベクトル解析とgrad f = Aの関係
- ベクトル解析を用いた問題についての質問です。具体的には、Aというベクトルが与えられた場合、rot A=0の条件の下で、関数fのgrad fがAとなることを示す方法を求めています。
- また、別の問題では、Aというベクトルが与えられ、grad φ=Aとなる関数φを求めるようになっています。ただし、φ(0,0,0)=0という条件が与えられていますが、x0.y0.z0の定数の扱い方がわからないという問題に直面しています。
- どちらの問題も解くためには、ベクトル解析の基本的な知識と条件を活用する必要があります。具体的な手法やアプローチについてのアドバイスがほしいと思っています。
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A=A1(x,y,z)*i+A2(x,y,z)*j+A3(x,y,z)*k :i,j,kは x y z 方向の単位ベクトル 1) A=(6xy+z^3)i+(3x^2-2z)j+(3xz^2-2y)k rotA=i(∂A3/∂y-∂A2/∂z)+j(∂A1/∂z-∂A3/∂x)+k(∂A2/∂x-∂A1/∂y)=0 f = ∫[x0→x]A1(α,y0,z0)dα + ∫[y0→y]A2(x,β,z0)dβ + ∫[z0→z]A3(x,y,γ)dγ とすると f=6x^2y+2xz^3-2yz-4yz0-z^3x0-3x^2y0-xz0^3-3x0^2-2y0z0 ∂f/∂x=12xy+2z^3-6xy0-z0^3≠6xy+z^3=A1 ∂f/∂y=6x^2-2z-4z0≠3x^2-2z=A2 ∂f/∂z=6xz^2-2y-3z^2x0≠3xz^2-2y gradf≠A なので 「 1)rotA=0のとき f = ∫[x0→x]A1(α,y0,z0)dα + ∫[y0→y]A2(x,β,z0)dβ + ∫[z0→z]A3(x,y,γ)dγ のfが grad f = A 」は誤りです。 rotA=0 (∂/∂z)(∂/∂y)A1=(∂/∂y)(∂/∂z)A1=0 (∂/∂z)(∂/∂x)A2=(∂/∂x)(∂/∂z)A2 のとき f(x,y,z)=(1/2)(∫[x0→x](A1(α,y,z)+A1(α,y0,z0))dα +∫[y0→y](A2(x,β,z)+A2(x0,β,z0))dβ +∫[z0→z](A3(x,y,γ)+A3(x0,y0,γ))dγ) のとき gradf=A
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- muturajcp
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A=A1(x,y,z)*i+A2(x,y,z)*j+A3(x,y,z)*k :i,j,kは x y z 方向の単位ベクトル 1) rotA=i(∂A3/∂y-∂A2/∂z)+j(∂A1/∂z-∂A3/∂x)+k(∂A2/∂x-∂A1/∂y)=0 (∂/∂z)(∂/∂y)A1=(∂/∂y)(∂/∂z)A1=0 (∂/∂z)(∂/∂x)A2=(∂/∂x)(∂/∂z)A2 f(x,y,z)=(1/2)(∫[x0→x](A1(α,y,z)+A1(α,y0,z0))dα +∫[y0→y](A2(x,β,z)+A2(x0,β,z0))dβ +∫[z0→z](A3(x,y,γ)+A3(x0,y0,γ))dγ) F1(x,y,z)=∫A1(x,y,z)dx F2(x,y,z)=∫A2(x,y,z)dy F3(x,y,z)=∫A3(x,y,z)dz とすると f(x,y,z)=(1/2)(F1(x,y,z)-F1(x0,y,z)+F1(x,y0,z0)-F1(x0,y0,z0) +F2(x,y,z)-F2(x,y0,z)+F2(x0,y,z0)-F2(x0,y0,z0) +F3(x,y,z)-F3(x,y,z0)+F3(x0,y0,z)-F3(x0,y0,z0)) (∂/∂x)F1(x,y,z)=A1(x,y,z) (∂/∂y)F2(x,y,z)=A2(x,y,z) (∂/∂z)F3(x,y,z)=A3(x,y,z) (∂/∂x)(-F1(x0,y,z)-F1(x0,y0,z0)+F2(x0,y,z0)-F2(x0,y0,z0)+F3(x0,y0,z)-F3(x0,y0,z0))=0 (∂/∂y)(F1(x,y0,z0)-F1(x0,y0,z0)-F2(x,y0,z)-F2(x0,y0,z0)+F3(x0,y0,z)-F3(x0,y0,z0))=0 (∂/∂z)(F1(x,y0,z0)-F1(x0,y0,z0)+F2(x0,y,z0)-F2(x0,y0,z0)-F3(x,y,z0)-F3(x0,y0,z0))=0 A1(x,y,z)=∫(∂/∂y)(A1(x,y,z))dy+∫(∂/∂z)(A1(x,y,z))dz) だから (∂/∂x)(F2(x,y,z)+F3(x,y,z)) =∫(∂/∂x)(A2(x,y,z))dy+∫(∂/∂x)(A3(x,y,z))dz =∫(∂/∂y)(A1(x,y,z))dy+∫(∂/∂z)(A1(x,y,z))dz =A1(x,y,z) 同様に (∂/∂y)(F1(x,y,z)+F3(x,y,z))=A2(x,y,z) (∂/∂z)(F1(x,y,z)+F2(x,y,z))=A3(x,y,z) (∂/∂x)A2(x,y0,z)=(∂/∂y0)A1(x,y0,z0) (∂/∂x)A3(x,y,z0)=(∂/∂z0)A1(x,y0,z0) A1(x,y0,z0)=∫(∂/∂y0)(A1(x,y0,z0))dy0+∫(∂/∂z0)(A1(x,y0,z0))dz0) だから (∂/∂x)(F_1(x,y0,z0)-F_2(x,y0,z)-F_3(x,y,z0)) =A1(x,y0,z0)-∫(∂/∂x)(A2(x,y0,z))dy0-∫(∂/∂x)(A3(x,y,z0))dz0 =A1(x,y0,z0)-(∫(∂/∂y0)(A1(x,y0,z0))dy0+∫(∂/∂z0)(A1(x,y0,z0))dz0) =0 同様に (∂/∂y)(F_2(x0,y,z0)-F_1(x0,y,z)-F_3(x,y,z0))=0 (∂/∂z)(F_3(x0,y0,z)-F_1(x0,y,z)-F_2(x,y0,z))=0 ∂f/∂x=(1/2)(A1(x,y,z)+A1(x,y,z))=A1(x,y,z) ∂f/∂y=(1/2)(A2(x,y,z)+A2(x,y,z))=A2(x,y,z) ∂f/∂z=(1/2)(A3(x,y,z)+A3(x,y,z))=A3(x,y,z) gradf=i(∂f/∂x)+j(∂f/∂y)+k(∂f/∂z)=i*A1(x,y,z)+j*A2(x,y,z)+k*A3(x,y,z)=A 2) A=(6xy+z^3)i+(3x^2-2y)j+(3xz^2-2y)k としたとき rotA=-2i≠0 となってしまうので gradf=Aとなるfを求められないので、 rotA=0となるようにAを以下のように変更しています。 A=(6xy+z^3)i+(3x^2-2z)j+(3xz^2-2y)k f(x,y,z)=3yx^2+xz^3-2yz
お礼
何度も申し訳ありません。いつもありがとうございます。本当に感謝しております。 しかしやはり、 f(x,y,z)=(1/2)(∫[x0→x](A1(α,y,z)+A1(α,y0,z0))dα +∫[y0→y](A2(x,β,z)+A2(x0,β,z0))dβ +∫[z0→z](A3(x,y,γ)+A3(x0,y0,γ))dγ) と書けるところだけ納得できません。 問題で与えられている式と、この式だと同じように思えないのですが、 なにか公式などあるのですか?それとも一種の定石的手法なのでしょうか。 何度も申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
- muturajcp
- ベストアンサー率78% (508/651)
A=A1(x,y,z)*i+A2(x,y,z)*j+A3(x,y,z)*k :i,j,kは x y z 方向の単位ベクトル 1) rotA=i(∂A3/∂y-∂A2/∂z)+j(∂A1/∂z-∂A3/∂x)+k(∂A2/∂x-∂A1/∂y)=0 f(x,y,z)=(1/2)(∫[x0→x](A1(α,y,z)+A1(α,y0,z0))dα +∫[y0→y](A2(x,β,z)+A2(x0,β,z0))dβ +∫[z0→z](A3(x,y,γ)+A3(x0,y0,γ))dγ) gradf=i(∂f/∂x)+j(∂f/∂y)+k(∂f/∂z)=i*A1(x,y,z)+j*A2(x,y,z)+k*A3(x,y,z)=A 2) A= (6xy + z^3)i + (3x^2 - 2z)j + (3xz^2 - 2y)k rotA=i(∂A3/∂y-∂A2/∂z)+j(∂A1/∂z-∂A3/∂x)+k(∂A2/∂x-∂A1/∂y)=0 gradf=A f(x,y,z)= 1/2( 3yx^2+xz^3-3yx0^2-x0z^3+3y0x^2+xz0^3-3y0x0^2-x0z0^3 +3yx^2 - 2yz-3y0x^2 + 2y0z+3yx0^2 - 2yz0-3y0x0^2 + 2y0z0 +xz^3 - 2yz-xz0^3 + 2yz0+x0z^3 - 2y0z-x0z0^3 + 2y0z0 ) =3yx^2+xz^3-2yz-3y0x0^2-x0z0^3+2y0z0 f(0,0,0)=-3y0x0^2-x0z0^3+2y0z0=0 f(x,y,z)=3yx^2+xz^3-2yz
お礼
ご回答ありがとうございます。 申し訳ないのですが、僕の理解力が足りずもう少し教えて下さい。 f が f(x,y,z)=(1/2)(∫[x0→x](A1(α,y,z)+A1(α,y0,z0))dα +∫[y0→y](A2(x,β,z)+A2(x0,β,z0))dβ +∫[z0→z](A3(x,y,γ)+A3(x0,y0,γ))dγ) のように変形できるのはなぜですか?またこれの第一項をxで偏微分したときなぜA1(x,y,z)に戻るのですか・・・? (2)については納得できました。ありがとうございます!
お礼
な、なるほど!何度もすみませんでした。ありがとうございました!