- ベストアンサー
酸素の生成
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
では、#1の追加質問への補足 酸素原子:O 酸素分子:O2(酸素原子2個が結合して酸素分子) ガスは2原子分子が多く、単原子のままガスで居るのは,希ガス(ヘリウム、ネオン、アルゴン、など)だけです。 水素分子:H2、窒素分子:N2、塩素ガス:Cl2、など 宇宙空間の酸素原子の多くは、H2O、SiO2の形で存在します。
その他の回答 (4)
- ticky
- ベストアンサー率36% (123/337)
太古の地球には酸素がなかったというときの「酸素」は、我々が呼吸するときに必要な「気体の酸素(O2)」で、遊離酸素と呼ばれます。 これとは別に、水(H2O)や、二酸化炭素(CO2)、硫酸(SO3)などにも酸素が含まれますが、こちらの酸素は、「気体の酸素(O2)」ではない、物質に含まれる「酸素」です。 このような「物質中の酸素」は、私たちの呼吸には使えません。 大昔は、気体の酸素はほとんどなかったのですが、シアノバクテリアの働きによって、水(H2O)や二酸化炭素(CO2)の中から、酸素が分離されて、空気中に、遊離酸素(O2)が増えたのです。 ポイントは 1.私たちが呼吸に使える気体の「遊離酸素」は昔はなかった。 2.そのころの生物は、酸素(遊離酸素)を使わずに生きていた。 むしろ、酸素は毒であった。 3.シアノバクテリアの出現によって、物質中から酸素が取り出されて、遊離酸素が増えた。 ということです。
お礼
そうですか。 シアノバクテリアは、その体内で酸素(O2)を作り出したのではないのですか。 もともとあった(O)から(O2)を作り出したのですか。その中で私達が必要なのは(O2)だったのですね。 ありがとうございました。
直接の回答ではありませんが,関連事項を少し長くなりますが説明します。 地球だけでなく,すべての惑星は水(氷や水蒸気)があったはずです。なぜかと言いますと,彗星の核は氷から出来ていますが,惑星は彗星や小天体が収縮(合体)して出来たと考えられています。 現在でも太陽系の最外殻にオルトの雲と言われる彗星の巣がありますが,そこには膨大な氷があります。 それらの水を水素と酸素とに簡単に分解することは出来ませんし,また,分解されて現在のように遊離酸素で満ちあふれていたら生命の誕生はなかったと思われます。 なぜかと言いますと,酸素は酸化力が極めて強いですから,有機体にとっては猛毒です。例えば,活性酸素の害等は広く知られるようになりましたからご存じと思います。 この猛毒の酸素を好気性細菌が一連の酸化還元酵素を作り出し利用する方法を獲得しました。そこで後の生物はこぞってこの好気性細菌を利用したのです。現在ミトコンドリアと呼ばれているものがそれです。 逆説的かも知れませんが,地球に生命が誕生したと言うことは当時の大気には酸素がなかったからに他なりません。
お礼
非常に興味深い解説ありがとうございました。 私の質問は「遥かなる40億年生命」と云うビデオで疑問に思いました。 その中で、地球の誕生を1年とすれば、われわれ人類は12月31日午後11時47分に誕生したと云っていました。
- osamuy
- ベストアンサー率42% (1231/2878)
O2(酸素分子)の形として、大気中に酸素は無かった。 ??と解釈してみては。
お礼
参考URL拝見しました。 その中で「気体分子としての酸素はなかった」と書いてありました。 そうしますと、気体分子ではない酸素はあったわけですわね。 また、大気中に酸素は無かったようですが原始地球の海にもなかったのですよね。 でも、原子と分子のことがわかれば解決するのでしようか。
- kikero
- ベストアンサー率33% (174/517)
御質問者は、酸素「原子」と酸素「分子」を一緒に考えていますね。 酸素原子は水素の核融合で生成するヘリウムが更に融合してできる宇宙での存在割合の多い元素です。 又、水素原子の宇宙での存在割合は圧倒的です。 従って、それらが化合してできる水は、非常に普遍的な存在ですから、地球が出来た時から潤沢に存在する事は必然です。 一方、酸素「分子」は非常に反応性に富んでいるので、そのままにして置くと、瞬く間に他の元素を酸化して無くなってしまいます。 現在の地球大気に21%もの酸素が存在するのは、植物の葉緑素が絶えず酸素を生産しているからなのです。 シアノバクテリアが出て来なかったら、動物、ましてや人間の出現なんて有り得なかったのです。 現在でも、植物が生産する酸素によって、人間も生かされているのですから、森林伐採は、ゆっくりとした自殺をしている様なものです。
お礼
>御質問者は、酸素「原子」と酸素「分子」を一緒に考えていますね。 あ~ こうなると私のアタマではもうわかりません。 私の知る範囲では原子の集まりが分子と思っていました。 そうしますと酸素が集まって酸素となる云うことになり、もうわかりません。 でも、宇宙空間に酸素原子も水素原子もあって、2つが化合して水となったと云うことはわかりました。 ありがとうございました。
関連するQ&A
- 地球の酸素の生成について
どの質問WEBを見ても地球の酸素の生成は植物(プランクトンを含む) によって作り出されたという回答や説明がほとんどです。 しかしだいぶ前にテレビで水に強力な紫外線を当てると酸素と水素に 分かれるという実験がありました。 そして地球の酸素の生成も必ずしも光合成だけでなく高い空にある水 が太陽光で分解され、軽い水素は宇宙に飛び出していき、重い酸素が 地球に取り込まれた結果地球に酸素が20%も占める程存在すると言って いたのを覚えています。 まず質問はこの説が正しいのかどうかです。 正しければ光合成しか酸素を生成しないと言う回答はウソになると思い 質問WEBに訂正を申し込まなければならないと思うのです。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 環境学・生態学
- 水の根源的起源は
イトカワ2号に関しても話として出て来ますが、最近の学説では地球の水の大半は太陽や地球の出来る前からあったものとされている様ですね。 ビッグインパクト後の原初の地球の大気には400気圧の水蒸気と100気圧の二酸化炭素があり、水については太陽系創生当時に降り注いだ小惑星に存在しものが多かったと言う事なのでしょうが、その水はどうやって多量に出来たのでしょう。 ビックバン後の宇宙の物質は殆どが水素で、それらが集まって原始太陽となって核融合反応が起き原子番号が鉄までの分子が出来、原始太陽が終焉する際の超新星爆発により鉄より重い分子が出来たと理解しています。 その後にそれらの物質が再び集まり恒星系が出来ては終焉する事が繰り返されているのでしょうが、その際にオリジナルな物質である水素が分子雲に含まれていたのは判りますが、水素と水を作る酸素はどうやって多量に存在出来たのでしょうか。 原始の地球上では酸素が大気中に存在しなかったが、多量にあった二酸化炭素を生物の光合成があって酸素が大気に含まれるようになったと理解していますが、たかが惑星規模の特殊環境で作られる酸素では、宇宙規模で水が存在するだけの酸素には到底なり得ないと思います。 どうして宇宙に大量に水が存在出来たのか、言い換えれば酸素がどうやって宇宙に供給されたのかについて教えて下さい。
- ベストアンサー
- 天文学・宇宙科学
- オナラが出るのは体内に酸素が入るからだそうです。
オナラが出るのは体内に酸素が入るからだそうです。 そのオナラの酸素は呼吸の肺ではなく、飲みの物に含まれる酸素が体内に入ってオナラとなって出るそうです。 で、水は4℃のときに最も酸素を含んだ水になるそうです。 ということは酸素水や水素水を飲んでいる人は体内に酸素が入ってオナラになって出るのでは?と思いました。 要するに液体の水素水や酸素水を飲んでもオナラで出るだけなのでは? と思ったのですが合ってますか? 呼吸で気体の酸素が体に良いが、液体酸素は体は吸収せずにオナラで出て排出されるので酸素水も水素水も液体に溶け込ませたらダメだと思いました。 どう思いますか?
- ベストアンサー
- 化学
- 水を熱すると水素になるの?
水を熱すると沸騰して水蒸気という気体になると 昔教わりましたが、福島の原発では水素爆発を 起こしましたので、水素ガスが生じたようです。 なぜ水蒸気でなく、水素(酸素?)になったのですか? よろしくお教えください。
- ベストアンサー
- 物理学
- 地球上に水が生まれた時の事について教えて下さい
授業で、酸素と水素が結びつくと水になると習いました。 地球上に水が生まれた時の事について教えて下さい。 水素と酸素が結びついて生まれたんですか?
- ベストアンサー
- 科学
お礼
要するに、原子の酸素は「O」で、分子の酸素は「O2」なわけですね。 私達の必要な酸素は「O」ではなく「O2」だったわけですね。 再度ありがとうございました。