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すべての物質はなぜ量子の域になると振動するのかと知り合いに質問したら、
すべての物質はなぜ量子の域になると振動するのかと知り合いに質問したら、 超ひも理論でいうひもの振動だからと答えられました。 わからないとは思いますが、本当にそうなのでしょうか、すべての物質の根源は粒子でなく、ひも・・?
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超弦理論によらずとも、物質の根源が量子(エネルギーの最小単位)で ある以上、原理的に追及していけば、不確定性=確率波動性が増大します。 なぜなら、「しっかりとした物質」というのは、そうした波動が集積する ことで波が相殺された結果の、二次的産物だからです。
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- apple-man
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ひもの振動と量子力学の振動は話が違います。 事の発端はこんな感じです。 電気抵抗が生まれる原因について研究していたら、 電子の運動を原子の熱振動が邪魔するからだと 分かったんです。 そこで、温度を下げていけばこの熱振動が徐々に 小さくなるので、電気抵抗も徐々に小さくなると 思って実験したら、そう単純にはならなくて ナゼだろうということになったんです。 熱の振動以外に温度に関係ない別の振動があることが分かった。 これは現在、零点振動と呼ばれていますが、原子の位置と 運動量が一定の範囲内で常に変動しているんです。 これは不確定原理と呼ばれていますが、なぜ そうなるのか分かりません。この原理を発見した人たちは そうゆうものだ!としか言っていません。 >すべての物質の根源は粒子でなく、ひも・・? 今のところ仮説です。昔は素粒子といって、全てを作る ための基本的は粒子が1つ存在していると思われて いたんです。全ての粒子は、その素粒子の組み合わせだと。 ところが1950年代くらいまでの実験で、 物質の根本的な存在が粒子ではどうもおかしいという ことが分かってきたんです。 1968年にベネチアーノという物理学者が、それまでの 実験結果をまとめて、その根源的な存在が何か断言できないが、 振動する何かだという論文を出したんです。 当時、クオークという粒子がどんなに分解しようとしても 常に2つで1つの対になった状態でしか観測されず1つの なぞとされていました。多くの学者は多分加速器のエネルギーが 足りないので、分解しきれないだけだと思っていました。 しかし、1970年に南部、後藤の両博士が、先のベネチアーノ論文を ヒントに、クオークという、みんなが粒子だと思っているものは 超空間(26次元)に存在するひも、つまり超ひもだと いう論文を出したんです。 3次元的な存在の円柱の断面は「円」という2次元の図形になりますよね。 だから4次元以上の構造を持つひもの断面は3次元の球になる。 これを人間は粒子として観測してた・・・というものです。 クオークは3次元で見ていると小さな球体、つまり素粒子のようだが、 実は人間に見えていない別の方向(次元)でつながって、ひもになって いる。だから2つのクオークは分解できない・・・という仮説なんです。 >超ひも理論でいうひもの振動だからと答えられました。 ひもの振動の違いは、粒子の違いとして観測されるんです。 光の色のようなものと考えて下さい。赤や青という種類の違う光が存在して いるのではなく、光の振動数の違いが別な色として人間には見えますよね。 ひもの振動の違いは、ときにそれが電子に見えたり、陽子に見えたり 中性子に見えるといった感じなんです。 >すべての物質の根源は粒子でなく、ひも・・? いろいろな人たちが何とか確認しようとしていますが、 真実はまだ分かりません。
- juyjuy
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超ひもの振動は素粒子やそれが働く場を創るもので、質問者様のお考えの量子の振動とは少し違うと思います。超ひも理論は未完成な理論なのでまだ全ての現象を説明出来ていません。 このごろは面の上にひもが生えたブレ-ン理論というのが流行っています。 回答された方はおそらく半分ジョークで言われたのでしょう。 すべての物質の根源は今のところエネルギーと答えるのが妥当でしょう。 エネルギーがあれば物質が作れます。
- Tacosan
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「量子の域になると振動する」の「振動」の意味がよくわかりませんが, 例えば どんなものでもどんなサイズでも「振動」するんだけど, その「振動」の大きさがサイズに依存し「大きなもの」ほど「振動」が小さいので「量子の域」にならないと目立たない とか, そんな感じでどうでしょうか?