湿潤空気中の気体の混合における密度の和の関係式についての疑問

このQ&Aのポイント
  • 湿潤空気中の気体の混合において理想気体の状態方程式を使用して密度の和の関係式にすることができない疑問があります。
  • ダルトンの法則では湿潤空気中の気体の圧力の和を求めることができますが、密度の和の関係式が成り立たないことに疑問があります。
  • 湿潤空気中の気体の混合では、各気体の質量の和は成り立ちますが、密度の和の関係式には矛盾があるようです。なぜでしょうか?
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湿潤空気(圧力をPa、密度をρa)の中に、

湿潤空気(圧力をPa、密度をρa)の中に、 乾燥空気(Pd、ρd)と水蒸気(Pv、ρv)と二酸化炭素(Pc、ρc)の混合気体が存在するとします。 ダルトンの法則(ドルトン)の法則では Pa=Pd+Pv+Pcが成立します。 この式から理想気体の状態方程式、 Pa*V=na*R*T Pd*V=nd*R*T Pv*V=nv*R*T Pc*V=nc*R*T Vは体積、nはモル数、Rは気体定数、Tは温度 を用いて密度の和、 ρa=ρd+ρv+ρc の関係式にすることができません。 例えば、湿潤空気の質量をmaとすると、混合気体の各気体の質量の和 ma=md+mv+mc の関係は成り立ち、Vで割ると、 ρa=ρd+ρv+ρc となると思いますが、どこがおかしいのでしょうか。

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  • htms42
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回答No.2

気体の成分の数を2つにします。 気体の粒子数の合計 n1+n2=n   (1) 質量の合計     m1+m2=m   (2) (1)(2)は別々の内容です。 n1,n2を変えないようにしてmを変えることができるからです。 気体の種類が変わればn1,n2は一定でもmは変わります。 気体の状態方程式を使うと分圧の法則は(1)と同じ内容であることが分かります。 密度の関係は(2)から出てきます。ρ=ρ1+ρ2です。 (1)から(2)を出すことができませんので、状態方程式と分圧の法則とから密度の関係を出すことはできないということになります。 (1)(2)を組み合わせて見ます。 m1=n1M1,m2=n2M2 、m=(n1+n2)M  (M1,M2は成分1,2のモル質量です。質量をgで表した時の数値は分子量に等しくなります。Mは分子数n1+n2、質量m1+m2に対応するモル質量です。) n1M1+n2M2=(n1+n2)M    (3) M=(n1M1+n2M2)/(n1+n2) Mは平均のモル質量です。平均分子量と呼ばれているものと数値は同じです。 n1,n2は状態方程式から得られますから書き直すことができます。 M=(P1M1+P2M2)/(P1+P2)  =(P1M1+P2M2)/P (1)(2)を組み合わせて得られる量は平均分子量です。 分圧が分かれば求めることができます。

その他の回答 (1)

noname#160321
noname#160321
回答No.1

>ρa=ρd+ρv+ρc の関係式にすることができません。 出来たら恐い。 だって、各成分の分圧(濃度ないしはモル分率でも同じ)が違うのですから、単純に足したって全密度が出るわけ無いでしょう。

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