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うさぎの漢字です。兎と兔がありますが、書き順が違うのはなぜでしょう。兔
うさぎの漢字です。兎と兔がありますが、書き順が違うのはなぜでしょう。兔の場合は「ク」と「口」を書いてからシュ~と「口」を切って、「ノ」を書きますが、兎は違います。
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「兎」が、8画で書く漢字だと、初めて気づきました(^^ゞ。 昔は、「兔」と同様、口を横切って「ノ」を書く書き方で、私はずっとその書き方をしています。 手許の昭和54年発行の『新字源』を見ましたが、「兎」は「兔」の俗字として載っていて、やはり「口」を横切って「ノ」の形です。 これは推測なのですが、「兎」の字は、パソコンが作られた時にできた、「嘘字」なのではないでしょうか。 漢字検索アプリケーション「今昔文字鏡」によれば、下が「ル」に「ヽ」を打ったような形の「兎」の字は、『諸橋大漢和辞典』に掲載がありません。異体字をかなり豊富に載せる『諸橋』にもない字ということは、『諸橋』成立以後にできた漢字といってもいいのではないかと思うのです。 こちらや、Yahoo!が運営している質問サイトでも、よくJIS漢字の「不具合」についての質問が挙がっています。それを見る限り、JIS漢字を作った人たちは漢字に対する認識が甘いというか、「こんな感じでいいでしょ」的な雰囲気があるようです。 たとえば、「顛」という字も、本来は「眞」「頁」ですが、「眞」を「真」にしたんだから、「顛」も「真」「頁」でいいでしょうというような具合で、文部省が決めた「新字」ではない漢字も、勝手に“新字”を作ってJISに登録してしまい、正字は採用されませんでした。 そのうちの一つなのではないでしょうか。 ただ、「兎」に関しては、「顛」の例のような、まあなんとなく理解できるような理由が想像できないので、どうしてこんな間違った形になってしまったのかまでは分かりません。 中途半端な回答で、すみません。
お礼
ご回答ありがとうございました。確かに「兎」は寃罪のウカンムリを取ったもの(兔)とか冤罪の冤のワカンムリをとったもの(?)とは違うようです。 つまり兎に冠をかぶせた「エンザイ」はありません。そこで、覚え方としてノウサギ(兎)は囲いからエグゼンプト(免除)されたものと勝手に納得しました。(兔と免の書きは違うが、兎と免は似てるので・・・) 返事がおくれてすみませんでした。