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原子力発電所では「燃焼」しているのでしょうか?

原子力発電所では「燃焼」しているのでしょうか? 辞書では「(燃焼とは)急激に酸化反応すること」とあり、 Wikiでは「(燃焼とは)発熱を伴う激しい物質の化学反応」とあります。 核分裂は化学反応ではないため、そのどちらにも合致しないような気がします。

  • 化学
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質問者が選んだベストアンサー

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noname#110906
noname#110906
回答No.2

厳密に燃焼しているとは言えないでしょう。 何かでそういう表現がされていたとすれば、 火力発電の比喩では有りませんか?

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質問者

お礼

ありがとうございます。 比喩かもしれませんね。 しかし、辞書にも載っていないような意味で、比喩として使っているとしたら適切なことだとは思えません。 というのも研究所や大学も何の断りもなく「燃焼」と表現しているからです。 もしかしたら、核分裂というのは、この日本では「原爆」のイメージとダブるので、「燃焼」という比喩を使っているのかもしれません。...ちょっと蛇足になってしまいました。

その他の回答 (4)

noname#110906
noname#110906
回答No.5

科学用語、法則に対する厳密性の議論は、人それぞれの考えによりますから、難しい問題です。ただ、教育上は配慮すべき大切な問題だと思います。 それはさておき、質問者さまの >もしかしたら、核分裂というのは、この日本では「原爆」のイメージとダブるので、「燃焼」という比喩を使っているのかもしれません。...ちょっと蛇足になってしまいました。 という意見を受けて、私も、蛇足をしてみようと思います。「日本では」という点、かなり興味深く感じ、他の国ではどうなっているのかと、英語版のwikipediaを調べてみました。英語でも「核燃料」="nuclear fuel"という言葉が存在しているようです。 参考)http://en.wikipedia.org/wiki/Nuclear_fuel しかもその説明の中に、 "Nuclear fuel is a material that can be consumed to derive nuclear energy, by analogy to chemical fuel that is burned for energy. " と、核と燃焼のアナロジーに関する記述があり、同様の表現は英語でも見られるものだと分かります。もしかしたら日本の「核燃料」という言葉が先にあったのかもし」れませんが、核分裂=燃焼というイメージは国際的に共通するものみたいです。

参考URL:
http://en.wikipedia.org/wiki/Nuclear_fuel
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質問者

お礼

ありがとうございます 英語でも「燃焼」というのですね

  • fxq11011
  • ベストアンサー率11% (379/3170)
回答No.4

言葉、言語は情報伝達の手段であり、その意味に絶対的なものはありません、だから、間違いなく伝わるようにするために、その都度定義をする必要があります、たぶん「燃焼」という単語が使われ始めた当時は核分裂反応なんてなかったのでしょう、言葉、言語は絶対的なものではありません、例 「あったまイイナー」これは本当に関心している場合と逆に頭の悪さを皮肉っている場合がありますね。 原子力発電所でも純粋に技術的な表現が必要なところでは「燃焼、燃える」等は使用しないのでは?、一般の人に理解しやすく説明する必要があるとき、又は現場での作業に従事する人に指示するとき等は理解しやすい言葉のほうが適切な場合もあるのでは、また、先にも言いましたが、爆発も反応のスピードこそちがえ燃焼と同じですが、貴方は爆発も燃焼と表現しますか、言葉に振り回される例としては法律があります、法律の場合は法律に使われている言葉がすべてです、そのため現実の感覚からずれているどころか反対の場合もありますね、実生活では言葉に振り回されず、言葉を振り回す【というよりTPOに併せて自由闊達に使いましょう】

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質問者

お礼

ありがとうございます 確かに法律では燃焼という表現は使用されていません また、正式な技術論文でも使用されていないようです

  • vsl2000
  • ベストアンサー率29% (120/402)
回答No.3

 このサイトでも「ウラン燃料を燃やして」と言ってます。  原子炉に挿入する核物質も燃料棒と呼んでいます。  一般向けとしてこの表現は定着しているのではないでしょうか。      

参考URL:
http://www.fepc.or.jp/learn/hatsuden/nuclear/index.html
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質問者

お礼

ありがとうございます。 東京電力でも、燃焼といっているようです。 原子力での燃焼という表現は、多分ごく一般的に使われているのだと思います。 しかし、やはり定義から外れているので釈然としません。

  • fxq11011
  • ベストアンサー率11% (379/3170)
回答No.1

燃焼という言葉をどのように定義するかによってことなります。 ごく一般的には発熱して炎を上げる状態を指すかと思いますが、多くは酸化反応によるものが多いのため、炎はなくとも発熱して赤熱状態になる場合に拡張され、次ぎに酸化にかぎらず激しい化学反応で赤熱状態になるものに拡張可能であれば、化学反応に限定せず核分裂等で高温になる場合も燃焼と言えなくもないかと、ウランも燃えるウランと燃えないウランと表現されることもあるのではないかと思います、【燃えるウラン=ウラン135、燃えないウラン=ウラン138?は原子炉内でプルトニュウムに変化】。 結論 「燃焼」に対する明確な定義がなければ【さらに激しい酸化反応(他の化学反応)は燃焼とは言わず爆発と表現されます】従って「燃焼」は反応の内容ではなく外見等による状態を表現した言葉ではないかと?従って何らかの反応により発熱し赤熱状態以上の高温になれば「燃焼」さらに激しく一瞬の反応ならば「爆発」と定義されるのでは、各個人がどのように解釈しているかで異なります、どの解釈が正しいともいいきれないのでは。

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質問者

補足

見た感じが燃えているように見えるために、原子力でも「燃焼」といっているということで、比喩ということですね。 原子力の燃焼という正式な定義がないというのが現状なのでしょうか。原子力という権威ある分野で、定義にないような言葉を比喩として使用している、ということなのでしょうか。 ちょっとびっくりしています。 もしその辺りがお分かりになれば教えてください。

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