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ハミルトン・ケイリーの定理

ハミルトンケイリーの定理の問題なんですが、下の式って常に成り立っているといえるのでしょうか?? 二次正方行列をA、単位行列をEとする、またAの各成分は(a b)  (c d)←カッコは二つで一つの行列としてみてくだ      さい。 A^2+A+E=0のとき a+d=-1. (ad-bc)=1 が常に成り立つ。 マジで悩んでいます(>_<)誰か教えてください

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回答No.1

hari-611さん、こんにちは。 ハミルトン・ケーリーの定理とは、            a  b Aを二次正方行列(   )とすると            c  d    a b  a b   a^2+bc (a+d)b A^2=(  )(  )=(        )    c d  c d   (a+d)c d^2+bc A^2-(a+d)A+(ad-bc)E=0 が成り立つことですね。 ですから、問題のA^2+A+E=0のときは A^2-(a+d)A+(ad-bc)E=0 に当てはめて考えると、 a+d=-1 ad-bc=1 だといえます。 実際、       a^2+bc+a+1   (a+d+1)b A^2+A+E=(               )       (a+d+1)c    d^2+bc+d+1 ですから、 A^2+A+E=0のとき、 a^2+bc+a+1=0 (a+d+1)b=0 (a+d+1)c=0 d^2+bc+d+1=0 よって、 (a+d+1)=0またはb=0 (a+d+1)=0またはc=0 b=0またはc=0のとき、 a^2+a+1=0となるが、 この判別式をとると、D=(-1)^2-4=-3<0 となるので、実数aが存在しない。 よって、b≠0,c≠0 したがって、a+d+1=0ゆえに、a+d=-1 また、このとき、a=-d-1と表せるので、 a^2+bc+a+1=0に代入すれば a(-d-1)+bc+a+1=0 -ad-a+bc+a+1=0 -ad+bc+1=0 ad-bc=1 よって、a+d=-1,ad-bc=1がいえました。 成分計算して方程式を解けば、定理が成り立っていることが分かります。 ご参考になればうれしいです。

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