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アメフトとラグビーの大きな違い?
知人に尋ねられました。 「アメフトとラグビーの大きな違いって何でしょうか? 前にボールを投げられないぐらいのルールしか(ラグビー)知らないもので・・ 大きな違いで結構ですので、ご指南願います。」と。 私は、アメフト・ファン歴30年強。相手も、年代はほぼ同じです。 どうやって説明すれば良いでしょうか? はて困ってしまいました。どんなご意見も大歓迎です。 どうかよろしくお願いいたします。
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1)アメフトは野球と同じように攻撃と守備が明確に 分かれている。いっぽうラグビーはサッカーと同じで、 攻守が刻々と変わっていく。 ※個人的にはアメフト・野球・バスケがわりと似ており、 いっぽうでラグビー・サッカー・ホッケーも似ています。 違いは前者が米国生まれ、後者が欧州生まれですね。 2)アメフトは1プレーごとにプレーが完結する。 ラグビーはボールをつないでいる限り、プレーが続く。 だからアメフトでは2回以上パスすることはほとんど ないが、ラグビーではパスを回していくのが普通。 3)アメフトは基本的に誰に対してもタックルや ブロックが可能。だから状況を周りで見守っている プレーヤーはいない。ラグビーはボールキャリアに 対してのみタックルできるので、周りで状況を見守る 必要がある。 4)細かいところだと、ラグビーは誰でもボールを 蹴ることができ、プレー中にも蹴ることができる。 アメフトではキック専門のプレーヤーしかボールを 蹴ることができず、プレー中に蹴ると反則になる。 5)ラグビーは相手陣内にいても圧倒的に有利とは 限らない。ボールの場所はわりと簡単に動かせる。 いっぽうアメフトはフィールドのどこにいるかが ものすごく重要。1インチ進むのに苦労することもある。
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- opechorse
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ラグビーとの比較で書くと アメフトのプレイは、毎回ラグビーのスクラムを組んでいるのに相当する ラグビーのスクラムだとフォワード8人が組み合う アメフトではスクリイメージラインに横並びになる オフェンスは7人いなければならないけど ディフェンスは何人でもいい スクラムだと、SHがボールインする アメフトはセンターがスナップする スクラムではボールを入れる前にスクラムをつぶすのは反則 アメフトはスナップするまで動いてはならない ラグビーでの、サイドアタックやドライビングモールの代わりに アメフトでは、周りがブロックしてラン攻撃する ラグビーでのバックス展開の代わりに アメフトでは1回だけフォワードパスできる ラグビーではラックになったりしてもプレイは続くが アメフトはダウンするとプレイがとまり 改めてスナップから始まる という感じでしょうか
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ご回答、とても感謝しています。 主に攻撃のとき(特にボール回し)のルールに重点を置かれたご説明。 ミクロの視点からですが、的確・正確に整理されていると感心いたしました。 どうもありがとうございました。
アメフトとラグビーはナツメグボールと言う目立つ部分が同じなので、 似ていると思われがちですが、全くの別物です。 ノルディックジャンプとアルペンのようなものです。 ジャンプが似ているのはフィギュアスケートであるように (どちらも、技術とともに審査員による美しさの評価がある)、 アメフトが似ているのは野球です。
お礼
ご回答、とても感謝しています。 ラグビーやアメフトに関して、私よりも熟知されている方だと思います。 ただ、残念ながら、私の知識では、hehodzunさんが“アメフトとラグビー”の違いの例として挙げられた (1)“ノルディックジャンプとアルペンのようなもの”、 (2)“ジャンプが似ているのはフィギュアスケートであるように(どちらも、技術とともに審査員による美しさの評価がある)、アメフトが似ているのは野球”の意味を十分咀嚼・理解することができませんでした。 特に(2)。前段と後段のつながり、“アメフト”と“野球”がどう似ているとされるのかが、イメージが湧きませんでした。すみません。 どうもありがとうございました。
- ultraCS
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ラグビーは本質的には「ボールを奪い合う競技」です。一方アメフトは「地域を奪い合う競技」でそこが一番違います。どちらも結果としてトライやタッチダウン、ゴールバーを越えてキックして得点しますが、一番競技の本質として違う点はここでしょう。 ラグビーではタックル後のブレイクダウンにおけるボールコンテストでターンオーバーがかなり発生しますが、アメフトでは、タックル成立でダウンとなり、ブレイクダウンが存在しないため、ボールコンテスト自体が存在しません。 攻守交代の流動性がラグビーでは大きく、アメフトでは小さいというべきかも知れません。 なお、ラグビーは防具を着けていないのでヒットは禁止です。パックのないタックルやスピアータックル(たたき落とすタックル)はシンビン対象の重篤な反則になります。また、ジャンプして空中にいるプレーヤーへのヒット、タックルも禁止です。最も、私が現役の頃(1970年代)はこういうタックル野放しだったんですが、いまは厳しくなりました。 私はラグビーをしていましたが、アメフトの助っ人をやったこともあります。タックルしてからなにもしないというのが、何とも淡泊でもの足りませんでした。倒してからのせめぎ合いが、ラグビーの醍醐味なんですがね。
お礼
ご回答、とても感謝しています。 “ラグビーは本質的には「ボールを奪い合う競技」です。一方アメフトは「地域を奪い合う競技」でそこが一番違います。”というご説明。 ラグビーご経験者ならではの簡潔にして要を得た説明だと考えます ただ、浅学な私には、アメフトに関するご説明部分がよくわかりませんでした。 アメフトでも両軍の選手は「ボールを奪い合うこと」による攻撃権獲得に固執するはずと思いましたし、アメフトが「ボール」でなく「地域を奪い合う競技」であることと第2~第4段落とどうつながるのかわかり得ませんでした。 私は、1970~80年代によく聞かれた「あなたはサッカー派。ラグビー派?」という限定質問に「サッカー派」と答えていた少数派です。 (何より、「アメフト派」という超少数派でした。) そこで、とても残念ながら、“ブレイクダウン”、“ボールコンテスト”、“シンビン”という専門用語も十分理解できませんでした。すみません。 どうもありがとうございました。
お礼
ご回答、とても感謝しています。 素晴らしいと思います。 ご回答の内容ももちろんのこと、ご回答の仕方として、箇条書きで重要な点を5つ選んで挙げられています。マクロの視点からのご説明はとてもわかりやすいですし、素人の方にも容易に理解して頂けるものと思いました。 印刷しておいて、今後同じ質問をされた時のために備えようかしら、と思ったほどです。 どうもありがとうございました。