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小3の長男が公文に3年通った結果、算数も国語も成績イマイチ。進学塾への変更を検討中
- 小3の長男が公文に3年通った結果、算数も国語も成績としてはイマイチで色々考えて、4年から入れる進学塾に変わろうかと思っています。公文を辞めたいと先生に話したところ、もったいない、中途半端になる、小学生の内は公文がいいと取り合ってくれない勢いで止められました。
- 今までやってきた計算力が無駄になって、ガタガタと成績も落ちていくと言われ、正直悩んでいます。確かに毎日コツコツと計算をやってきて、多少早く解けてはいると思いますが、学校の授業はそれ以外の事も多くなりついていけてないようです。
- 進学塾は厳しいのと、ゆくゆく受験に必要なると思い早い時期だと入塾テストも簡単なので入る予定です。経験のある方の意見をお聞きしたいです。
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塾講師です。 いくつか成績が伸びない原因が考えられますので、参考程度に聞いていただければと思います。 まず、勉強に対して興味がないのでしょう。 興味がないものに関するプリントを10枚も20枚も延々とやらされる。 これは息子さんにとって苦痛以外のなにものでもありません。 いやだと思いながらやって、成績が伸びるわけはないのです。 2つ目。 算数も国語も、ということでしたので 先の方もご指摘の通り「読解力」が伸びていないのだと推測します。 国語の点数と他の科目の点数の間には強い相関があることも知られています。 あと、これは私が生徒を見てきて思ったことなのですが 公文に行っている生徒は、確かに計算力がずばぬけています。 しかし「計算力」だけなのです。 想像力、というべき類のものがまったくと言っていいほど伸びていません。 たとえば、人間の体重を求める問題で、自分が問題文を読み間違えた結果「320kg」という答が出たとしましょう。 非常に計算ははやいのですが、これを「おかしい」と思うような想像力が欠如している方もいます。 もちろん、すべての人がそうだと言っているわけではありませんので 成績が伸びない理由として、細かく見ていけばそのようなものがありませんか?ということをお尋ねしたく思います。 しかし、いずれにしても成績が伸びない理由をとことんまで突き詰めて理解しないと 新しい塾に入れたとしても、伸びないということは大いに考えられます。 最初にあげた「勉強に興味が持てない」が理由だとすると、おそらくどこの塾に行かれても同じでしょう。 塾に入れただけで成績が伸びるものではありませんから。 ちなみに、どこの塾でも今の時期、生徒数減は厳しいですので 必死に引きとめにかかるのは当然のことですから、ご自身があっていないと思われるのであればあまり振り回されぬ方がよろしいかと思います。 何かの参考になれば幸いです。
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- sanori
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こんにちは。 ご質問文を拝見し、色々と考えさせられる点がございましたので、 回答投稿してみることにしました。 自慢のようになってしまいますが、 私は塾・予備校・家庭教師の類には一度もお世話になったことがありませんし、 小学校のとき全員に配られた計算ドリルも全くやりませんでした。 計算のスピードは遅いし、間違いもやや多いです。 しかし、県下一の進学校に受かり、有名大学に現役で合格しました(理系)。 今では、中年のオヤジになりましたが、なぜそのようなことができたかを冷静に分析すると、 学校で習ったことを形式的に鵜呑みにせず、自分で納得できる考えを 自分自身で見つけたからではないかと思います。 ただし、時分の家の中の本棚に、それとなく置かれていた書籍の効果はあったのではないかと思います。 質問者様自身は、 3÷7=3/7 となることは当たり前だと思いますか? 中学生以上になると、a÷b などと書かず、最初から a/b と書くようになります。 私は小学5年ぐらいのとき、3÷7=3/7 という「驚くべき事実」を書籍の中に発見し、衝撃を覚えました。 図解で書かれていて、「なるほど。だからそうなのか」と。 小学6年ぐらいのときには、中学校の数学を百科事典で読んで、 (a+b)^2 = a^2 + 2ab + b^2 という公式を知りました。 「aとbにどんな数を入れても、なんで合うんだ?」 と。 理由はそのときにはわかりませんでしたが、感動しました。 だから中学校に上がってからその式が出てきたときに、理解できました。 私は小中学校のとき、漢字は得意でした。誰にもほめられなかったのですが、小テストで9割以上取るのが楽しかったからです。 国文法にも強かったです。ほぼ、趣味の世界でした。 ただし、小説の類を読むのは、当時も現在も非常に苦手です。文学作品を読むときは、どうしても集中力が続かなかったのです。 私の上の兄弟達は、小さい頃から読書が好きで、大学は文系です。 (という私も、共通一次(現在のセンター試験)では国語で7割ぐらいは取れましたが。) 黙読は、非常によいことらしいですね。 つい最近、フジテレビの「エチカの鏡」で紹介されていた、難関中学合格者多数の国語専門の塾では、 講師と生徒の会話が一切無く、ただただ黙読させるという時間がります。 最近このサイトで、「小さい頃にファイナルファンタジーを遊んだおかげで読解力がついた」という驚きの体験談を書いた人がいます。 なるほど、そういうこともあるのかと驚きました。 たしかにFFシリーズは、キャラクターの台詞が長文です(言葉遣いはあまり感心しないところはありますが)。 本を家の中にそれとなく置いているだけで効果が出ます。 現在の我が家の場合も、(子供達の部屋ではなく)居間に色々なものを置いています。 世界大地図、地球儀(二球儀)、文学作品、市販の英語教材(CD付き)、宇宙図鑑、伝記漫画、四文字熟語集、 百人一首(CD付き)、高校程度の歴史資料集、美術書、こども用の将棋・囲碁入門書、 居間のすぐ隣の部屋には電子ピアノ(88鍵)と楽譜、エレキギター、カスタネット、タンバリン、・・・ 子供達は興味を持った本を、ときどき、自分の部屋に持っていって読んだりしているようです。 笑えたのは、2人で風船バレーをやり、1回打つごとに四文字熟語を言う、というルールを設けて遊んでいたことです。 それから、上の子にはこれを勧めたところ、ずっと続けているようです。 http://www.nhk.or.jp/gogaku/english/index.html 中1から今に至るまで、学校の英語は余裕でできているみたいです。 私は中学に上がってからやっていましたが、学校の予習復習はまったくやらなかったのに、試験では大概95点以上でした。 英語と音楽は、中学に上がる前に始めると非常に有利です。 >>>取り合ってくれない勢いで止められました。 当然です。 多少、親身な思いやりの気持ちがあるかもしれませんが、 まともな商売をやっている会社で、やめたいと言う客の慰留をしないところはありません。 (公文の営業妨害を意図しているわけではありません。一般論です。) >>>今までやってきた計算力が無駄になって、ガタガタと成績も落ちていくと言われ、正直悩んでいます。 計算力を焦点にするならば、小学生のときに培った計算力は、中学の後半から高校以上になると、思いのほか役に立ちません。 さらに大学以上あるいは仕事になると、細かい計算はコンピュータや関数電卓に任せることになるので、 人間がやることとしては概算力が非常に重要となります。 たとえば 9324 × 12688.9 = だいたい1億 とかです。 身近なところでは、スーパーで買い物をするとき、かごの中に入れたものの合計額は百円単位で概算すると、大概うまくいきます。 >>>確かに毎日コツコツと計算をやってきて、多少早く解けてはいると思いますが、学校の授業はそれ以外の事も多くなりついていけてないようです。 変な言い方ですが、それは「計算力はあるが計算力がない」ということです(一見計算ではない算数も含む)。 計算というものには意味があります。 その意味を自分自身でちゃんと納得せずに、形だけの計算ばかりしていると、 中学校に上がってから応用問題が解けなくなり、ほぼ確実に数学嫌いになります。 しょせん、2×3=6 とか 17-8=9 というような計算は、単なる暗記です。 それ以上でもなくそれ以下でもありません。 中学に上がってから単なる計算ミスで得点を逃すと、 親や先生が言わなくても、「次は間違えないぞ」と悔しがることでしょう。 私自身も、13-8=5 を 13-5=7 と間違えて点を失ったことがあり、すぐに自分で考えを修正しました。 むしろ、小4で脱落するのではなく、斬新なことを習うようになったときに、 「自分がこれまで一所懸命やってきたこととは勝手が違う」 とアレルギー反応を起こしかねません。 私からは、お子さんに、もっと進んだことを「驚き」や「感動」をもって、 「それとなく」勉強させることをおすすめします。 >>>進学塾は厳しいのと、ゆくゆく受験に必要なると思い 厳しいことは良いことでない可能性があります。 http://yabusaka.moo.jp/moriyasu.htm http://www.y-ads.jp/education-at-adolescence/0810130405.html 以上、色々書きまして、不愉快に思われることもあるかもしれませんが、 少しでもご参考になりましたら幸いです。
お礼
ご意見ありがとうございます。真摯に受け止めています。 幼児教育という言葉に踊らされて、早くからやっていれば大丈夫と高をくくっていた気がします。 最近の子どもはイメージする力が足りないと言われていますよね。テレビやマンガではなく、本をじっくり読む子は想像力が膨らむようです。公文のやり方は、スピード命でとりあえず終わればいいみたいな所がある感じでした。 計算も市販のドリルなどで補習して頑張っていきたいと思います。 大変参考になりました。たくさん書き込みしていただいて感謝しています。
- HANANOKEIJ
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岸本裕史著「見える学力、見えない学力」と続編を読んでみて下さい。 小学校の算数の計算を鍛えることに、大きな意味があることを発見して、百ます計算などを公立の小学校で始められた方です。 小学校の算数の教科書の執筆もしたことがある、遠山啓さんと現場の先生方による「水道方式」という筆算の体系もあります。 担任の先生に相談してみるのも、よいかもしれません。 ご近所の先輩たちや、ご兄弟の情報も聞いてみてください。 http://www.tarojiro.co.jp/search/arithmetic/index.html らくらく算数ブック http://www.tarojiro.co.jp/search/kanji/index.html 漢字が楽しくなる本 わが子は、絵本の読み聞かせで、育てました。 よい先生にめぐりあえるとよいですね。 陰山英男さんの本も読んでみて下さい。
お礼
具体的に本を紹介してくださりありがとうございます。 意味を理解すると頭に入りやすいんでしょうね。 人任せではなく、親の私が内容を知って一緒に勉強していきます。
私の場合、公文で小3から小5まで3年通いましたが、 そこで身に付けた計算力は未だに身についていますね。 公文の場合、自分のペースで自分の力にあった計算を 繰り返しやりますので、基礎学力をつけるのに適していると思います。 ただ、それが苦痛になる子供の場合、伸び悩むこともあるでしょう。 子供の場合、厳しい進学塾で伸びる子もいれば、 落ちこぼれる子もたくさんいます。 親が行けというから座っているだけという子もいます。 公文でだめなら進学塾のほうがもっとダメになる 可能性は高いように思います。 小3の男の子の場合、勉強の楽しさがわかっていなければ、 なにをやっても伸びないということも考えられます。 また、子供の成績というのも、毎日こつこつやったから、 徐々に伸びるというものでもなく、階段をあがるように、 突然伸びるという風な伸び方をするものですから、 そのあたりも差し引いて考える必要はあります。 本人になにがあっているか。 本人がどうしたら楽しく学べるか。 小3くらいでしたら、そのあたりが一番肝心だと思います。 公文の先生も商売ですから、そのあたりのセリフは 話半分に聞いておくにしても、 実際のところは子供に聞いて、公文は楽しいか。。 ということで決められるのがいいと思いますが。
お礼
経験者の方の意見、参考になりました。 うちの子は、学年を飛び越えてどんどん進むことはなく、学年相応のところをかろうじてやっている感じでした。 なので公文が合っていたかは疑問なのです。 コツコツ毎日やることに関しては嫌がることはほとんど無かったのですが。 公文を続けていたのは、ポイントを貯めてもらえる商品をもらうためだったようです。 一度スッパリ辞めて、様子を見ます。 ありがとうございました。
- trytobe
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成績がいまいちなら、勉強法を見直すのは当然でしょう。 ただ、どの業者にせよ、どうやって苦手なところを補うか、が見通せる業者・塾にしましょう。 自分のペースでできるが学校のペースに追いつかないのも困りますし、進学塾で追いつかないのも困ります。 こまめに、学校のテストの復習(間違えたところのやり直し)をするほうが、まさに苦手を補うレベルの勉強になります。そのクセをつけるほうがお徳かもしれません。
お礼
ありがとうございます。 見直す時期にきたんでしょうね。 夫婦でじっくり話し合い考えて、進学塾が本人に合っているんじゃないかと答えを出したところで公文の先生に色々言われて揺らいでしまいました。 入塾テストで結果を見て、長男の弱点をズバッと指摘されて決めたようなところがありますが、通ってみようと思います。
- no1837
- ベストアンサー率48% (48/100)
小学校の高学年になるまでは公文に通い続けました。 公文でどこまで進んでいるかにもよりますが、 幼稚園のうちに私や弟は小学校のカリキュラムを 終了していたので、小学校の数学で困ることは 殆どありませんでした。 結論として公文の計算力はかなり役立ちました。 プリント枚数でいうと、1日10~20枚をこなしていれば かなりいいところまで進んでいけていると思うのですが。。。 質問内容を拝見していますと、計算力でお困りというよりむしろ、 読解力でお困りなのでは ないでしょうか。 公文をいくら早く解くことができても、問題の内容を理解 できないというのであれば、それは公文のみならず塾に行っても あまり大差がないように思います。 普段から本を読む癖をつけるなど、文章を理解し、答えを出して行く 力がなければ今後厳しいかと思います。 個人的に公文の国語も漢字の体得には役立ちましたが 読解力をつけるという点では疑問でした。 国語のテスト対策という点ではありだと思いますが・・・ 散文になりましたが、一応学歴は私が有名高校卒、有名私立大学、 弟も有名高校卒、某国立大学に進みました。
お礼
すごくわかりやすい説明です。ありがとうございます。 私自身が子どもの勉強を公文にまかせっきりで、じっくりと見てあげていなかったと反省しています。 毎日、学校と公文の宿題に追われ、学校の授業やテストも細かくチェックしていませんでした。 公文も身についているとは思うのですが、やはり退会して塾に通いながら親がフォローしていこうと思います。