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スロープ付きのアプローチの作り方について
母の足腰が悪くなりスロープ付きのアプローチをDIYで作ろうとしています。車椅子での利用は考えていません。 踊り場部分:120x60x50 スロープ部分:120x340x50(三角柱?) コンクリート厚10cm、被り5cmでメッシュ網を検討。コンクリートは以下の量の生コンを注文しようと思います。 ・上面部分:120cmx(60cm+340cm)x10cm(コンクリート厚)=0.48立法メートル ・側面部分:10cm(厚)x(50cmx60cm+50cmx340/2)x2(左・右)=0.23立法メートル 上面型枠なしを想定しています。 1)生コンのスランプはどの程度でよろしいでしょうか? 2)型枠は橙色カラーコンパネで桟での固定ですが問題ありますでしょうか? 3)カラーコンパネ使用でもコンクリの剥離剤っているんでしょうか? 4)レベルだしするには、型枠側面に予定高さの位置で三角状の面木をつければ容易ですか? 5)コンクリートの収縮対策として目地はどうやればいいですか?やり方、方法が分かりません。 6)手すりの設置もあわせて行なう予定ですが、コンクリートが出来てしまうと手すり支柱位置に穴を空ける必要があり機材をもってません。そこで、先に円筒状のダンボールみたいなものを入れてコンクリート打設後→ステンレス手摺りを設置→モルタル固定。このような方法で問題ないでしょうか?(勾配に合わせてアンカー固定できる支柱は高価な為埋設方法がいいです) 色々ネットなどで調べてみましたが、経験ありませんのでご指導よろしくお願いいたします。
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現場監督です。 慣れない建築の勉強、さぞ大変でしょう。 私からの疑問提示とアドバイスです。 疑問1、まず基本寸法の確認です。スロープはもう少し長く出来ませんか?、スロープの勾配が少しきついと思います。 高さ50cmに対してL=340cmですので、1/6.8になってます。建築基準法では1/8以下(L=400cm)、バリアフリー法では1/12以下(L=600cm)の緩勾配が基準です。直線距離が取れないのであれば、折り返しやL型で対応できないでしょうか? 疑問2、高さ50cmですが、コンクリートの根入れ(土の中に埋める部分・埋設深さ)は考慮されてますか? 雨や振動により、コンクリート下部の土が流失し、沈下や傾きの原因になります。根入れを5~10cm程度確保したいですね。 A1、スランプは、12又は15cm程度が扱いやすいでしょう。 A2、想像以上の側圧がかかります。地中打ち込み材や突っ張り材は特に気をつけましょう。 A3、生コン打設前に水で湿らせれば特に必要ないです。 A4、ホムセンで売っている20mm程度の発砲面木でOKですよ。 A5、もう少し規模が大きければエラスタイト等を使いますが、今回は小規模ですので、ピッチ2m前後でシビ鏝を使ったり、目地棒(両コロビ・ホムセンに有ります)を埋め込んだりします。 A6、通常ボイド管を使用しますが定尺4mです。手作りでも出来ます。問題は固定方法と取付け位置です。紙の浮力や、コンクリートの圧力で浮き上がってきます。プロでもてこずることが多いですので、コア抜きが主流です。又、型枠に近すぎると、かぶりが不足しクラックや欠損の原因になります。型枠に固定すれば楽なのですが、離しての固定はかなり失敗します。そこで問題点、立上り10cm厚ですとかぶりが確保できません。 打設時はもちろんですが、途中においても乾き具合を見計らいながら木鏝で均します。最後は金鏝仕上げです。スロープ面は櫛目仕上げやホウキ目仕上げとし、滑らないよう注意しましょう。早すぎてもダメ、遅すぎてもダメです。(打設直後にタンピングをすると、後の作業はかなり楽はなります。) 頑張ってください。
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- takeknee
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NO1, takekneeです。 お礼、補足。有難うございます。 >★以下の問題点が把握できません。もう少しご説明頂けたら・・・ >>そこで問題点、立上り10cm厚ですとかぶりが確保できません。 >・側面部分:10cm(厚) と質問文にありましたので、立上り部のコンクリ厚み(壁厚)10cmと解釈しました。ボイドに対してのかぶりを考慮すると、外部側4cm+ボイド8cm+砕石側4cm。16cm以上となります。(手摺位置は考慮してません。最小かぶりにての壁厚の計算です。50のボイドもあるが、施工誤差を考慮して普通75=外径80を使います。コア抜きの場合、精度が上がるので60。)ボイドの周囲は砕石をひかえてかぶりの確保を。 かぶりは、通常鉄筋に対してのものですがクラックなどを考えると、異物すべてで考慮したほうが。 ↓ 鉄筋コンクリートへの入口です。参考になれば。 http://kozo.milkcafe.to/houki/konku.html もう一つの方法があります。 手摺を先行して組立て、所定の位置にセットしてから、コンクリートを打設してみては。 垂木のヤグラ組や添え木で手摺頂部をしっかり固定、柱脚部は土中打込み鉄筋に結んだり前日にモルタルで根巻きなど。多少動いても、打設直後でしたら修正もできます。カーポートの組立ては殆んどこちらです。 砕石は、クラッシャーラン C-40でOKです。ホコリが舞い上がるほどの乾燥状態のC-40は締まりません。軽く水を与えてください。(多すぎるとダメ。ほこり沈め、湿らす程度。) 締め固め(転圧)は手製のタコでOKですよ。(余談ですが、私のDIY用タコは楠の八角材です。楠は腐朽に強く、八角ですので持ち手材の取付けが楽です。) 戻ります。機械ですと1層30cmで作業しますが、今回人力ですので1層10~15cmに分けての転圧がよろしいかと。 余った生コンは、普通持ち帰ります。運転手によっては嫌がったり、処分費を請求するところもあります。事前に確認してください。 自家製コンクリレンガの製作という有効利用方法もありますよ。 10×21×6cm(市販レンガの寸法)の升目(仕切り板)をベニヤ、コンパねなどで加工・製作・準備しておき、余ったコンクリを流し込む。0.1m3で80個程度作れます。時間・手間はかかりますが、材料費ほぼタダのレンガが出来ますよ。たとえ5、6個でもガーデニングに如何でしょうか?(2,3度作りました。味?がありますよ。) 生コンは直接手配されるのでしょうか?工務店や左官さん経由ですと3~4割引で手に入りますし、余った分の相談も楽かと。 No、2 の方へのお礼での(余談)で「既存コンクリートとの取り合い」とありましたのでアドバイスを。 鉄筋アンカー(D10、L=400mm)を既存コンクリートに打込み(200mmピッチ)打ち継ぎ部を補強することにより、不同沈下を防げます。お住まいの場所が、埋土や軟弱地盤地域の場合は必ず。 機材はリースで有りますし、ホムセンで貸してくれる所も。 ↓ 代表的な鉄筋アンカーです http://store.shopping.yahoo.co.jp/oktools/c5b4b6daa52.html 取り合い部(打ち継ぎ部)には必ずクラックが発生しますので、コンクリート打設時に目地鏝や目地棒で目地(15×15程度)を作り(最悪、コンクリートカッターで)コンクリートの自然乾燥後(最低でも1週間、標準4週以上)シリコンや変性シリコン等で目地をシールしましょう。 最後に。 見た目の悪さなどは笑って過ごせますが、怪我をすると笑い話にもなりません。作業手順をシュミレーションし、危険予知及び対策を。 安全第一で頑張ってください。
お礼
お礼が遅くなりましたが、有難うございます。 アドバイス頂いたことを一字一句理解しようとあーだ、こーだと調べているうちにお返事が遅くなりましてすみません。作業をしながら、臨機応変に対応させていただきたいと思います。実際やってみないとわからないような気がします。 色々な技術が勉強になり、生きた教科書そのものです。 今週から第一歩(まずは買出し、手摺発注)を踏み出したいと思います。そういえば一輪車も買わんといかん。砕石屋も探さんといかん。 水糸?(水平、垂直)を張った経験ないのに、いきなりハードルが高かったかな。。恐らく生コン打設時(再来週か)には、心臓の高鳴りはピークになると思います。 最後に東レの屋外対応のビニルシート(タキオンの方が有名みたいだけど)を防滑のためにスロープ一面にははろっかなーと思っています。最近、ダイノックシートをドアに張ってから何でも張りたくなりました。
- kurouma_z
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建築士兼福祉住環境コーディネーターです。 スロープに関してはtakekneeさんの回答で十分だと思います。 しかし、車椅子を利用しないのであればスロープよりも緩やかな階段のを設置しては如何でしょうか? 膝の関節の症状が悪い場合階段より坂道の方が負担が増す場合もあります。 階段はバリアフリーでは踏面(奥行)33~36cm、蹴上(高さ)11~16cmですが、スロープ予定の340cm全てを階段にすると、段数を11段蹴上を4cm程度にすることもできます。 足腰の症状は人それぞれですので、お母様の症状ではどちらが負担にならないかを確認されたほうがいいと思います。
お礼
アドバイス有難うございます。 ノーアイデアでした。私自身コンクリートの急な上り坂で足腰に負担を感じたことを思い出しました。 長めの材木を渡しこの程度でいいだろーと妻とはじきだしたのが340cm。全く意味ありませんね。物理的には6mも可ですが、ちょっと美観上問題ですので、45cm 4.5m の1/10で検討します。 段数11段、施工技術、工数、経験(スロープ案でもかなり不安)の点でさらにハードルが高いのかな。 実は、既存踊場+土間があり振動ハンマーもってなく破壊できず段差一定の階段もできない。 (余談) よく考えると、一部側面が既存コンクリート面に生コン打設になるなー。
お礼
アドバイス有難うございます。 専門家のご意見、感謝いたします。理解を深める意味でも助かります。 疑問1:勾配はもう少し緩やかになる方向で再検討したいです。スロープ部の(三角形の)エッジは尖がっていますが、実際は台形で5~10cmの高さで切詰めようかと思います。敷地は5mm程度の御影石?の砂利敷きで台形の先は(上記の5~10cmのギャップを埋めるために)踏み石を考えています。 疑問2:地盤は固く締っているのでいいのかーと思っていましたがよく検討してみます。確かにグランドレベルからだと後々問題が生じるかなーと思いました。 A1~A5 了解です。 A6:名称はボイド管でしたね。固定方法は要検討と思っていましたが『浮力』の作用のことは頭に全くありませんでした。助かった。。 ★以下の問題点が把握できません。もう少しご説明頂けたら幸いです。 >>そこで問題点、立上り10cm厚ですとかぶりが確保できません。 なお、手摺り支柱は埋込み深さ150mmでφ42.7、φ34の2種類(大手メーカー既製品と簡単組立てセミオーダー品)を設置で検討中です。設置位置はコンクリート(型枠)側面から10cm程内向きが理想ですがそんなに深くは考えていません。 ★★もう2点お尋ねしても宜しいでしょうか? 1) 画像の内側(内部)はクラッシャーランで検討しています。 当方、ランマは持ってなくレンタルしてもいいのですが、C-40と直径26cm、高さ42cmの檜丸太(取っ手をつけたもの)の組合せで問題ないでしょうか?C-40は素人でも入手できそうだが、より小粒のC-30だと全ての砕石屋が扱ってるとは思わないし。。やっぱりランマを手配しないといけないのか判断つきません。 2) 生コンは必要量の2割増しの量を注文するとして、仮に余った場合にはミキサー車が持ち帰りしてくれるのでしょうか?処分する方法がなくかなり気になっています。。 よろしくお願いいたします。