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溶剤系接着剤のしくみについて

溶剤系接着剤のしくみについて 例えば塩ビのようなプラスチックを接着する際、溶剤系接着剤が使われます。 これは、プラスチックの表面を溶剤で溶かし、接着剤で固化させて一体化さ せるしくみとの認識をもっております。 この接着の際、溶剤が揮発してしまえば固まってくっついたということにな ると思いますが、溶剤というのはどのように揮発していくのでしょうか? 広い面と面を合わせた場合、合わせた面の内部にある溶剤は材料の厚み部分を 通って外気に出て行くといったことでしょうか?それで材料の強度が低下し ないかが心配になってきました。

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  • ORUKA1951
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回答No.1

 溶剤型の接着剤の溶剤は、気体を透過しにくい素材どおしを接着するのには向いていません。溶剤型の接着剤でガラスや金属を接着するものは無いです。一方が必ずガス透過性があるものである必要があります。  ただし、塩ビ用は溶剤の量を少なくして、かつ塩ビの低いガスバリア性を利用して溶剤を揮発させますから、溶剤が完全に抜けるまでは実際強度が低下しています。  そのかわり、溶質は塩ビですから乾燥後はほぼ一体になるので十分な強度が期待されます。しかし、金属と接着するような場合はエポキシのような反応効果型をつかいますね。

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質問者

お礼

ありがとうございます。 ガス透過性については知りませんでしたので netでも少し調べてみて知見が深まりました。 内部を通して揮発することと、強度的な問題は心配ないことが 分かりました。的確に答えていただいてありがとうございます!

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