自民党が天皇会見問題で内閣総辞職を要求

質問

天皇会見問題で自民党が鳩山内閣に即時総辞職を求めていくそうですが、
これは自民党がここまでこだわるほどの重要な問題なんでしょうか？
私には下野後、さらに自民党の右傾化が進行してるように見えるのですが、
自民党の内部情勢はどのようになっているのか、いまいちよくわかりません。
詳しい方の説明をお願いします。

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自民党、「天皇陛下を政治利用した責任重大」と鳩山内閣の即時総辞職
求めることで一致

天皇陛下と中国・習近平国家副主席との特例的な会見について、自民党
の検証特命委員会は、「鳩山内閣及び小沢幹事長が、天皇陛下を政治利
用、私的利用した政治責任は重大だ」として、鳩山内閣の即時総辞職を求
めることで一致した。
自民党の石破政調会長は「鳩山内閣、そして民主党の憲法認識を欠いた
政治判断を糾弾する」と述べた。
委員会では、「1カ月ルールの無視で、宮内庁長官が2度にわたり断った」、
「民主党中国訪問団の手土産であり、小沢幹事長の政治的影響力を中国
に顕示するためのもの」、そして、「習副主席の政治的地位向上に利用す
るもの」などと結論づけ、鳩山内閣の総辞職を求めていくことで一致した。
(12/18 12:45)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00168602.html

回答No.20

iamyou · ベストアンサー

ご質問者の質問の要点が「天皇陛下の会見問題の重要性」にあるのか「自民党の内部情勢への見方」にあるのかよく分かりませんが、私は「これ（今回の天皇陛下の会見）は自民党がここまでこだわるほどの重要な問題なのでしょうか？」ということについて、私見を回答します。
　 「自民党と言えども、下野すればここまで大人げない（品格のない）党に落ちぶれるものなのか」というのが小生の結論です。つまり、今回の会見については、鳩山内閣に少し強引な慣例破りはあるものの、法的にはとがめ立てするような違法行為は無い、と言うことと理解します。その理由下記。
　１．「天皇会見の1ヶ月ルール」と言うのは、宮内庁が陛下の心身のご健康維持に配慮して打ち出された自主規制のようなもので、法として定められたものではなく、それも（陛下のご高齢を気遣って？）近年になって打ち出された運用要請のようなもの、とのこと。従って絶対不可侵のものではなく、ものごとの軽重・緊急度などにより多少の融通は効かせても差し支え無いと思います。今回も最初の「ご会見要請」は1ヶ月ルールにほんの数日遅れただけ、との由。単なる協力要請事項を墨守するためにせっかくの好機を逃すのは「角を矯めて牛を殺す」愚を犯すことになると思います。
　２．今回の会見は天皇の政治利用、という非難があるが、そもそも日本国の象徴である天皇陛下が、外国要人と会見する事に於いて政治と全く無関係に「天皇個人の交友・その他の個人的必要」による会見などあろうはずがない。24時間、365日、天皇陛下には「公用勤務時間」という概念は認められない１００％天皇陛下という誠に超過酷なお立場でしょう。即ち天皇のご存在そのものが政治的であるが故に、そのご言行全てになにがしかの政治的意味合いを否定することは論理的に出来ないものと思います。
　３．いまひとつの非難点として、小沢氏の訪中への手みやげだ、と言うものがあります。つまり小沢氏＝民主党の党利を狙った「政治利用」に内閣が協力した、という事を言っているのでしょう。しかし、どんな証拠があってこういう事が言えるのでしょう？　仮に小沢氏が事の発端であったとしても、そのことが証明出来ないうちは単なる妄想でしかありません。日本有数の大政党が妄想だけで政敵を誹謗すると言うことが許され、これを世間の大勢が受け入れる、となればこれは正にいつか来た道の暗黒に立ち戻る事に他なりませんか？
　４．仮に、小沢氏から内閣（鳩山首相）になにがしかの働きかけがあったとしましょう。今の日本は先入観念無しにあらゆる諸国と友好的にお付き合いしようというのが国是と思います。まして中国は日本にとって特に過去のいきさつを抜きにはお付き合い出来ない国です。その国のトップ要人の一人が天皇陛下にご挨拶の為に来日したい、と望んでいる、こんな機会を逃す事こそが国益に反する事ではないでしょうか？　相手が「こちらへ挨拶に来い」と言っているのではないのです。私はむしろ首相の方から招請しても受け入れてもらえないかも知れない、そんな機会をすかさず実現させた内閣を（このことに関しては）褒めたいと思います。
　５．以上の通り、この件については別段非難されるべき事ではなく、まして政治利用などは当たらないと思います。しかし、殊更これを問題化して、内閣総辞職！などと党利党略の具に利用している、つまり政治利用している、のはむしろ自民党の方あろうと思います。あざとい詭弁でしょう。

回答No.11

Hirorin_20

各党が批判しているとの件
確かに憲法に記載された国事行為の中にないことをもって批判しています。
しかし、その見解は大きな誤りに結びついていきます。
憲法７条には国事行為として１０項目挙げられています。その中には外国訪問などはありません。「外国の大使及び公使を接受すること」はありますが、外国の要人を接受することとはなっていません。大使と副大統領クラスの要人とではどちらが要人かは明白ですが憲法の書き方は「大使および公使」です。
ところがこれまで自民党や右翼は皇室外交として”活用”してきました。国事行為ではないので国民の選んだ国会議員により選ばれた首相の内閣と関係なく一官僚である宮内庁長官が勝手に外国訪問させ、外国要人と会わせることは宮内庁長官が天皇を利用して勝手に世論を誘導することに繋がりかねません。
敗戦直後に作られたので外国の要人といったら大使ぐらいしか考えなかったのか知れませんが国家元首クラスの接受も「内閣の助言と承認」なしにやられたらたまりません。果たしてそのような暴走に繋がりかねない連中と一緒になって批判しているのはかつての日本の誤りを忘れたのでしょうか。

回答No.10

Forseti

これは自民党がしっかり言わなければならないポイント。
総辞職を求めて然るべき、だと思う。

なぜなら、日本の民主主義が天皇象徴制を用いているのだから。
日本独自の方式ではあるものの、天皇に対する諸外国の対応を見れば、それが世界に広く浸透し尊重されているのは明か。
それを堂々と破る内閣は、存在してはいけない。と思う。

石破が政治判断といったように、1ヶ月ルールは法律ではない。まあ、法律にない判断が政治判断なのだが。
そしてその判断が共産国家の権力争いに荷担するものである、ということを追求しないことが正しい政治判断か？
まして、普天間ふくめ、全てにおいて何ら理念無き判断をしている内閣だ。
ここは野党の責任として、追求しなければならない。

そしてもう一つ大きな問題。
いままで野党時代から、民主党は異常な行動を取ってきた。
小沢の中国参拝も恒例行事だし、国民が不況に苦しむ最中に対策の足を引っ張り、
北朝鮮に対する法案も朝鮮人からの支援を受けるために廃案にし、多くの不利益を日本に与えてきた。
だが、それでも多くの国民は無関心だった。

が、今回はどうか？
党本部へ1日1000件を超える抗議、宮内庁長官を指示する大量のメール、反日マスコミですらも批判を開始。
これでも自民党が追求しない問題か？カップラーメンが400円だからどうした、という問題と同列におくのか？
右傾化以前に、国民の声が実際にあがっている。これに応えるのが与野党関係のない政治の基本姿勢だ。

回答No.9

pri_tama

>私には下野後、さらに自民党の右傾化が進行してるように見えるのですが
　今回の件に関しては、日本の左派も右派も関係無しに批判しています。

　　>渡辺周総務副大臣（民主）は「天皇陛下の政治利用と思われるようなことを要請したのは誠に遺憾だ」と指摘。「やめていいなら、今からでもやめた方がいい」

　　>社民党の阿部知子政審会長は「（会見は）特例でも認めてはいけない」と強調。

　　>国民新党の亀井亜紀子幹事長代理も「象徴天皇制は国の基本で、きちんと（しなければならない）」

　　>公明党の高木陽介幹事長代理は首相の偽装献金問題と絡めて、「首相には『ちょっとぐらいルールを破ってもいいじゃないか』という発想がある」と皮肉った。

　　>共産党の小池晃政策委員長は「乱暴なやり方だ」と指摘し

　　>みんなの党の浅尾慶一郎政調会長は国民への説明と謝罪を求めた。

　　　　http://www.jiji.com/jc/zc?k=200912/2009121300041

　民主党の一部(大部分？)以外は皆非難してますが…。

回答No.8

Hirorin_20

皇室外交などといって税金で海外旅行させたり、会食したりしているのは全て政治利用です。政治的に価値がないのでしたらなぜこれまで自民党はそれらに貴重な税金を投入してきたのでしょうか。自民党のやってきたことは税金泥棒だったのでしょうか。
そのことを棚に上げて今回政治利用だなどなにを今さらです。

この問題でもっとも唖然とするのは中国の態度です。卑しくも社会主義を自称していながら他国とはいえ、貴族社会制度の遺物に逢いたいだなどおかしすぎて呆れてしまいます。

回答No.7

noname#209756

日本の象徴とされているのですから、それをかえるには、合意などは必要だとおもいます。1ヶ月ルールはたしかに、そこまで手続きをしないといけないのかとはおもいますが。利用したかしてないのかは誰もきめれないとおもいますので、やめなければいけないかは私にはわかりません。今の統治の形にも問題があるのはわかります。首相がはやくやめたり、政治的発言ができなく、大統領がいるわけでもないので、誰も政治のいい状態の示唆などできないなどです。しかし国家の統治像の話はやはり合意で決めていく必要があるとおもいます。

回答No.6

-merlin-

天皇の政治利用は憲法違反になります。
今回の特例会見は中国の政争に加担し一派閥のために開かれた。
政治利用の疑いが極めて濃いです。よって憲法違反の可能性が高い。

内閣が憲法違反を犯したとすると、政治的な責任をとる必要があります。
内閣に不備があった場合、それを追求するのが野党の仕事です。
逆に自民党が行動を起こさなかったら大問題です。
天皇を政局の道具にしているわけではありません。
首相の偽装献金の追求とは次元の違う問題です。

1ヶ月ルールは1995年に宮内庁が作成し外務省に通達。
以降内規として機能しています。
時の政権は自社さ連立与党。外務省は宮内庁の申し出を守り
政府は宮内庁の内規を認めた。認めたということは政府が作ったと同じ。
政府全体のルールとして機能しています。
以降の政権も慣例を遵守し現在で14年。

法の適用に関する通則法3条
公の秩序又は善良の風俗に反しない慣習については、法令の規定により認められたもの及び法令に規定のない事項につき、成文による法令と同一の効力が認められることになる。

慣例として10年以上守られてきたということは法律として存在しなくても
法令と同一の効力が認められるそうです。
法律として書いてないから破っていいというものではないです。
ルールを破るには内規を書き換える必要があります。
首相が30日ルールを知っていながら破ったということは問題です。
法律を破ったに等しい行為です。
破ってもいいのならルールも慣例も内規も機能しなくなります。
しかも破った理由が、中国政府との外交より江沢民側への政治的配慮。
中国政府が天皇陛下の体調をふまえ諦めたにも関わらず
中国の一派閥。江沢民(上海閥）側のの申し出を受けた。
総理は「国民挙げて、将来のリーダーになれる可能性の高い方をもっと喜びの中でお迎えすべきだ」
そう発言なさっています。
実際には習近平氏は6番目。胡錦濤主席(共産主義同盟)の推す李克強氏が
有力視されています。
順位争いで李克強氏を突き放すために天皇陛下との会見を民主党に圧力をかけ
民主党は日本のルールを曲げそれに答えた。
中国の権力闘争に参加し党の地位を確固たるものにするためと推測されます。
もしくはただ単に圧力にあっさり負けた。
http://www.iwate-np.co.jp/newspack/cgi-bin/newspack_s.cgi?s_politics_l+CN2009121701000876_1
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20091218/plt0912181626008-n1.htm
http://okwave.jp/qa5532067.html

回答No.5

ando57

今回のことは、内閣総辞職を求めるほどのことでは、ないと思います。

　が、小沢一郎は両親ともに朝鮮人で、最終的には「天皇を訪韓させ、
謝らせる」のが目的らしいですし、今回の中国のような大国とは謁見
させるが、小国には３０日ルール適用などされたら嫌ですね。
　これから急な謁見要求をしてきた国に、どういう対応をするかで、
今回の件が政治利用だったのかバレますね。

　とにかく、小沢一郎の言動に注意を払う必要があります。

回答No.4

lions-123

>自民党が天皇会見問題で内閣総辞職を要求

↓
小沢の傲慢・僭越・不敬な天皇利用（強引な会見要請、訪韓の約束）と場違いな宮内庁長官への八つ当たり発言は、全く不穏当であり許せないが・・・

◇朝鮮からの帰化人である→小沢（さらに秘書は韓国籍）と鳩山夫人・千葉法相・福島少子相・辻元国交副大臣・白真勲議員等の主要閣僚や幹部並びに関係者（民団・朝鮮総連・山口組が民主党の支持組織）に多く、天皇軽視・国旗国歌への畏怖愛着も薄い言動が目立つ（日の丸切り刻み事件・天皇のお言葉への岡田外相のダメだし発言）。

◇昭和天皇時代からの３０日ルールは申し合わせだったが、決まりとしたのは、自社さ連立政権の、さきがけの幹事長：鳩山由紀夫が中心となって決めた事では無いのか！
さらに、公務の多様化と来日される要人や各種の会議や行事に参列・ご挨拶をされる機械が増え、今上天皇の高齢化とご病状を慮り２００４年以降厳守されて来たのを鳩山・小沢が知らぬ筈が無い！

しかし、それだからと言って
自民党の対応は賛成出来ない！＜自民党、お前もか！＞

天皇の特例会見それを以って内閣総辞職だと言うのも政治利用であり、むしろ天皇のお気持ち・心痛を忖度しない言動である。
言葉は悪いが→マスコミ・世論の民主党や小沢への批判の風に便乗する、さもしい魂胆がミエミエであり、特例会見を政争の具にする事は次元が違う問題だと思う。
＜むしろ、早急に天皇陛下へ経緯へのお詫びとご挨拶を賜った事への感謝を申し上げ、本問題の終止符・沈静化をさせ、関係者の和解・反省により、再発防止に砕身・徹底をせよ＞

参考記事
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-2997.html

回答No.3

expenditures

こうやって陛下を政争の道具に利用しようとする自民党。
自分達がやっている事の意味さえ理解できないようです。

回答No.2

noname#103093

そもそも一ヶ月ルールは何方がお決めになったのでしょう。
天皇ですか、宮内庁長官ですか、総理大臣ですか、国会ですか、最高裁判所ですか、一体どこでそんなルールが決まったのでしょう。
決めた人も判らず、決めましたということも公表されず、それが守って貰えなかったと苦情を言いたてるのは、まるでモンスターペアラントです。
自民党は、何でもいいから、なにか欠点を見つけて、民主党の落ち度としたいだけです。それで大向こうを狙っているだけです。
これを「さもしい」根性と言います。