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ヤコビアンの解りやすい説明が書いてある参考書か、よければ此処で教えてください。

noname#221368の回答

noname#221368
noname#221368
回答No.3

 http://oshiete.nikkeibp.co.jp/qa5502090.html で、全微分について質問された方ですよね?。全微分については、すでにわかっているものとして話を進めます。なお自分は、統計,確率は全然詳しくありません。 >(ヤコビアンが)全微分の逆と考えられるのか?とか、置換積分のように逆に計算できるのかなど今ひとつ直観的にわからない点・・・  誰もが一度は通る途だと思いますが、ふつうは「意味を考えるより馴れろ!」、で終わってしまう気もします。  個人的意見ですが、微積と線形代数(線形変換)は腐れ縁です。全微分を理解されたなら、それが関数の1点での局所線形化(1次関数化)だという事は了解できると思います。  例えばz=f(x,y)において、1点(x0,y0,z0)でfの全微分をとれば、式(1)となります。∂f/∂x,∂f/∂yは、(x0,y0)での偏微分係数です。  式(1)でdx,dyは微小なので、dzも微小です。しかしdx,dyを、無制限に延長したものを(勝手に)想定する事は、可能です。(x0,y0,z0)をfの1点として、式(2)のようにおけば、(1)は、式(3)となります。(2)においてdx,dy,dzは、任意の(x,y,z)の関数なので、もはや微小ではありません。そして(3)の左辺を右辺に移項すれば、接平面の方程式の標準形が得られ、(x0,y0,z0)は接平面の接点です。 なぜ微分するかと言えば、1次関数は「計算できる」からで、1次関数を組織的に扱うのが線形代数です。従って、どんなにぐにゃぐにゃの関数も、関数を微分→1点での線形化(1次関数化)→線形代数に載っけてベクトルと行列で扱う、という手順になります。  2変数の一次関数z=ax+byは、行列記法で書くと、式(4)です。なので、式(5)のような一次変換(線形変換)は、(4)のような一次関数の素直な拡張と言えます。  変数変換で現れる関数は、u=f(x,y),v=g(x,y)の類です。(u,v)を微分して線形化します。fとgについて、それぞれ(1)が成り立つので、結果は式(6)です。これは(5)と同じ形をしているので(2)の考えを使うと、(6)は微分の結果現れた、1次関数だと言えます。このとき(6)右辺の行列をヤコビ行列と言いますが(Jとします)、ヤコビ行列を全微分係数とみなすのは、正しい考えだと思います。関数がベクトル(u,v)なので、係数をスカラーでは表せなかった、というだけです。  いま(x,y)→(u,v)という関数を考えていますが、これの逆関数(u,v)→(x,y)は存在するか?、という問題があります。微分して考えると1次関数(6)なので、これが(dx,dy)について解ければ良いだろう、という話になり、detJ≠0(|J|≠0)が必要条件になります。これは1次関数(5)を、(x,y)=の式に出来るのと同じ条件ですが、行列式detJの事をヤコビアンと呼ぶ方が多いようです。従って、関数(変換)と逆関数(逆変換)の関係は、式(7)となり、関数のヤコビ行列の逆行列が、逆関数のヤコビ行列で、行列なので当然、detJ・detJ^(-1)=1になります。(y=axとx=(1/a)yで、a・1/a=1と同じ)  重責分でのヤコビアン意味は、http://homepage1.nifty.com/kumabox/Jacobi_1.htmhttp://www.f-denshi.com/000TokiwaJPN/10kaisk/150ksk.htmlがわかりやすい気がします。

zyunyu
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 2重積分の変数変換は、原始関数からの線形変換の逆と考えれば良いのですね。あと、微分は関数の1点での局所線形化で全微分の式も、dx,dy,dzもそれぞれ(x-x0)のように長さを自由にすれば、基準点x0を原点と擬制した一次近似式と同じですね。 っていうか、だから線形化かw さらに、線形写像は像を変化させたとき写像がどのように変化するかをy=kxで現すわけだから、du=fxdx+fydy,dv=gxdx+gydy でx,yの変化がu,v上でどのように変化するかを線形代数で表すわけですね。 ただ、ヤコビアンを使って積分計算をする場合に、ヤコビアンの行列式を解いて固有値していますが、これの意味があまりわからないです。 とりあえず、線形代数の知識がかなり不足しているので、もう一度、線形代数の本を読んでみようと思います。 お時間あれば、また、なぜ行列式を解くのか?上の説明ではj^-1だが2重積分においては|j|になるのか? 教えてください。

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