面接交渉の審判について

質問

妻が子供を連れて別居中です。
私が申し立てて面接交渉調停を行ってきましたが、妻は子供を私には会わせようとせず、その理由も話されません。
先日、調停不調となり、審判に移行することになりました。
私の無知もあり、審判は調停の後に即日裁判官から判決（決定）が言い渡されるものと思っていましたが、そうではないことを知りました。
審判について調べてみると、「裁判と同じように証拠を出し合う」というのは共通しているのですが、
「書類は専門的知識が必要なため弁護士を付けないとかなり不利」
「書類は定型で、自分で書くのは陳述書程度なので弁護士を立てるまでもない」
と書籍によって書かれ方が違っていました。
離婚裁判中ですので、「裁判の様子」はイメージできるのですが、審判はどのようなものなのでしょうか。
具体的にはどのように行われるのでしょうか？
やはり書類の作成などは弁護士がいないと無理でしょうか？
審判の判決（決定）が出されたら、裁判のように、同じ内容の審判は行うことができないのでしょうか？

回答No.1

law_amateur · ベストアンサー

家庭裁判所の審判手続は，調停が不成立になった後，双方から証拠の提出を求め，さらに，必要な場合には，家庭裁判所調査官の調査や，家事審判官による審問（審判官から質問をされること）という手続を経て，審判に至ることになります。

　地方裁判所での訴訟では，どのような主張をし，どのような証拠を出して判決を求めるかは，原告と被告のそれぞれの責任ですべきことで，裁判所は，積極的に乗り出さないというのが原則とされています（離婚訴訟でも原則同じです。）が，家庭裁判所の審判手続では，裁判所が，調査官による調査や審判官の審問を通じて，積極的に事実解明に乗り出してくるというところに違いがあるとされています。

　ですから，上手に文章が書けずに，主張をどのようにまとめていいかが分からなかったり，どのような証拠を出せばいいかが分からなくても，圧倒的に不利になるということはありません。

　しかし，問題は，金を貸したとか，家賃を払わないという単純な問題ではなく，子供の健全な生育という視点から見た時に，子供と別居中で離婚訴訟中の父親との面接交渉はどうあるべきか，というデリケートな問題であり，その時に，家事審判官に何を，どのように訴えていくかは，プロにお願いした方が上手くいくということもいえるわけです。

　そういったバランスを考えて，自分でやることか，弁護士を付けるか，という選択をやってみてください。

お礼

ありがとうございました。よくわかりました。
子供への愛情を自分の言葉で言いたくても、うまく伝わらなくては意味が無いですよね。
弁護士にお願いするかどうするか、検討してみます。