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カブトムシ 初飼育

今年の夏に飼っていたカブトムシのペアが卵を大量に産んでいたので、 今回初めて孵化させてみようとチャレンジしています。 最初はプリンカップのようなもの、一つに5個位の卵を産めておき、 2週間くらいしてから見たら幼虫になっていたので、現在は15cm 四方の容器(深さ5cmくらい)のもの一つに10匹くらいの幼虫を 入れておいてあります。 時折横から見えるのですが、大きいものでは3cmくらいになっており、 さすがに10匹は入れすぎたかなと思うので、もっと大きい容器に移し替え を考えています。 そこで質問なのですが、よく幼虫が部屋?のようなものを作っていたら それを壊してはいけないと言うような事を聞きますが、現状その部屋を 作っているのかがハッキリしません。(幼虫は活発に動いているのか、 日や時間によってよく移動はしているみたいです) 今の容器に入れたのが40日くらい前です。 今の状態で移し替えを行っても問題ないのでしょうか? また、温度面でもこれから寒くなりますが、暖房器具の入っていない部屋に 置きっぱなしで大丈夫でしょうか? (おそらく一番寒くなってその室内は0℃くらいかと) もうひとつ、どんな容器に移したとしても、キリのような物で天板に 空気穴は数箇所あけた方が良いのでしょうか? 宜しくお願いします。

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  • TAC-TAB
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回答No.2

>そこで質問なのですが、よく幼虫が部屋?のようなものを作っていたら それを壊してはいけないと言うような事を聞きますが、現状その部屋を 作っているのかがハッキリしません。 その部屋は、「蛹室(ようしつ)」といって、幼虫がサナギになるために自ら作る卵大の空洞です。 しかし、それは5月以降の話であり、今の時期は、まったくその心配はありません。 質問者さんの飼育しておられる現状は、ひどい過密状態で、幼虫が生きているのが不思議なくらいです。一刻も早く解消してあげてください。 幼虫になって40日も経つのに、わずか3cmというのであれば超虚弱児です。普通は小さいものでも最低4cm以上にはなっているはずです。 やはり、過密のストレスと、容器の絶対的な小ささと、おそらく慢性的なエサ不足によるものと思います。幼虫は頭部から音を出して、仲間と均等の距離を保ち、必要以上にはお互いが近寄りません。過密状態だと仲間と近寄らざるを得ないので、幼虫には大変なストレスになります。土の中ではお互いの蛹室を壊したりしないように、巧みに容器内をシェアして生活しています。 まず、100円ショップに行って7リットルくらいのバケツを買ってきます。 個数は、1ヶのバケツに3~4匹しか飼えませんので、幼虫の匹数に応じて購入してください。 ホームセンターに行って、4ミリ×30センチ×60センチのベニヤ板 これは、30センチの正方形に切ってバケツのフタにします。したがってバケツも注ぎ口などのないベニヤ板でピタリとフタのできるものを選びます。 「カブト幼虫飼育用マット」という文言があるマットを購入します。 腐葉土系統の10リットル400円くらいのと、広葉樹朽木粉砕(フレーク)系の10リットル400円くらいのを買ってきます。バケツ1ヶに3~4匹しか飼えませんので、その見当で必要量を購入します。1ヶの7リットルバケツに5リットルの餌を入れます。これで当初4週間分の餌になります。10リットル700~1000円の高価な「発酵マット」というのもあります。これは栄養価が高く大きな成虫になりますが、取りあえず成虫にしたいのであれば、安いもので大丈夫です。しかし、クヌギフレークが材料になっているマットは、栄養がまったくなく、生命の維持には差し支えがないものの、まったく大きくなりません。また、水分の調整もとても難しいので、必ず、「幼虫腐葉マット」とブレンドして下さい。「幼虫腐葉マット」だけでもよいのですが、多少歯ごたえのあるクヌギフレークも混入されているほうが幼虫のアゴの発達とストレス解消のためには良いのです。「幼虫腐葉マット」は、どこのメーカーでも良いのですが、フジコンのものは間違いがありません。 「幼虫腐葉マット」と「クヌギフレークマット」を目分量で同量を、バケツに計7割ほど入れ、水道水を200CCほど入れてよく練ります。このブレンドマットを固く手で握り、おだんご状態になり、それが簡単に崩れるようだとOKです。強く握って水分がしみ出してくるようだと水が多すぎでマットが腐ってきます(多少腐ってもよいのですが・・・)。その場合は、またマットを足して整えます。握っておだんごにならないようだと水分が足りません。自分の体内の水分が奪われることを嫌って、幼虫がマットの表面に上がってきます。 準備ができたら、幼虫を相互の距離を離しながら、1ケのバケツに大小取り混ぜて匹または4匹ずつ入れます。すぐに潜っていくはずです。 ベニヤ板ですぐにフタをして、適当なおもりを乗せておきます。(石ころでよい) ベニヤがバケツのフチにぴったり沿って隙間のないように。隙間があるとコバエが侵入します。また、フタをせずにおくと、すぐにコバエが飛んできてマットに産卵します。 これを、積み重ねて、一番上のだけおもしを乗せます。 ベニヤがずれてないか注意してください。ズレて隙間があくとすぐコバエが入って増殖します。このバケツは3ケまで重ねられます。 最初の1ヶ月はこのままさわる必要はありません。 1ヶ月経つと、マットの表面にフンが目立つようになりますので、マットの半分を入れ替えます。その場合は、100円ショップで料理用のステンレスネット製の3ミリくらいの目のフルイを買ってきて、フンを除けては捨てて行けば一番よいのですが、面倒であれば、バケツの上半分を捨てて、そっくり新しいマットを入れてやります。 調合用に別途にバケツが1ヶ必要になります。 次回は3週間くらいで餌の半分がフンにかわりますので、またマット交換の作業を行います。この作業を繰り返しますが、5月になったらマット交換をしません。 冒頭に書いたように「蛹室」を作っている可能性が出てくるからです。 これで7月の初頭には立派なカブトムシが次々と生まれてきます。 生まれて来たカブトムシは、オスとメスを離します。一緒にすると、未成熟な状態で交尾するので、メスが死亡したり、無精卵を産んだりします。 卵を産まさないのであれば、オスメスは隔離して飼育します。オスは一頭ごとに容器に入れないとケンカをして傷付け合います。 交尾をしていないカブトムシはオスメスともとても長生きします。 >また、温度面でもこれから寒くなりますが、暖房器具の入っていない部屋に 置きっぱなしで大丈夫でしょうか? 7リットルバケツなら、マットが断熱し、幼虫は中央に寄って寒さを防ぐのでまず大丈夫です。 しかし、容器が小さい場合は、外気の影響を受けるので食いが止まり大きな成虫にはなりません。いずれにせよできるだけ暖かい場所が好ましいです。 冬場も幼虫はエサを食べているので、失敗する人は、冬場のエサ切れと、マットの乾燥の管理が原因となります。 マット交換をした場合は、2~3日は幼虫が上に出てきていないかをチェックします。 4匹のうち一匹が出ているのは無視して大丈夫ですが、四匹とも出てきている場合は、マットの湿り気が足りない場合と、マットが部分発酵してガスを出している場合があります。フタを開けて、息を吹いて表面のガスを飛ばし新鮮な空気が入れば、またもぐっていきます。湿らせる場合は、幼虫に直接かからないようにして、キリ吹きで湿り気を与えます。 なお、容器に直射日光が当たると、たいていの場合幼虫は即死します。 それから、幼虫にとって一番迷惑なのは観察過剰です。「元気にしているかな?」と思って、毎日のように、容器をひっくり返したり、マットをほじくり返したりされると、幼虫はオチオチ餌を食べていられません。またストレスにもなり、足の折れも起こしやすいので、餌交換時以外は飼育していることを忘れておくのが一番良いです。 幼虫飼育の成功の秘訣は「我慢」の一言に尽きます。ニホンカブトの幼虫はとても丈夫なので、めったに死ぬことはありません。 >もうひとつ、どんな容器に移したとしても、キリのような物で天板に空気穴は数箇所あけた方が良いのでしょうか? 上記の方法であれば、穴をあける必要はありません。バケツとベニヤ板の間のわずかな隙間があるからです。 密閉容器などを使う場合は、キリで1ミリくらいの穴を3ケほどあけますが、必ず、不織布性の通気性のバンソウコウ(サージカルテープ)でふさいでおきます。でないとコバエやダニが入ります。 幼虫は、ごくごくわずかしか酸素を消費しませんので、大きな通気孔は必要ありません。

pikajiro
質問者

お礼

順を追って非常に詳しいご説明、ありがとうございました。 分からない事だらけのまま始めてしまったので参考にさせて頂きます。 早速マットを購入して、少しでも早くストレスのかからない環境にして あげようと思います。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • nik670
  • ベストアンサー率20% (1484/7147)
回答No.1

カブト虫の幼虫って大きくなると7cm8cmくらいまで 成長しますよ。 幼虫同士が狭い容器の中でばったり顔を合わせると、 喧嘩になり弱い方が養分吸い取られて死んでしまい ます。 なのでめちゃくちゃ広い容器か、小さな容器に1匹 ずつ飼うのがベストです。 よく幼虫が部屋?のようなものを作っていたら!と いうのはサナギになるときですね。 サナギになるときに部屋を作ってじーと成虫に なるのを待っています。その時に部屋を壊されると サナギが死んでしまします。 幼虫からサナギになるのは来年の6月頃ですよ。 なので幼虫のまま冬を越しますからすくなくても 春までなら幼虫のままです。 カブト虫の幼虫が生息しているのは雪が降る 自然界です。なので寒さは平気です。でも土の中 って温度暖かいですから、暖房が入らなくても 部屋の中なら平気です。 土はなるべく深くしてあげましょう。 天板に穴開けないと酸素がなくなるのでは??? 「カブト虫 飼育」で検索すれば飼育方法 山のようにヒットしますよー。

pikajiro
質問者

お礼

わかりやすいご説明ありがとうございました。 来年の6月頃という事で安心致しました。 また部屋内でも大丈夫という事なので、広い容器に移したあと、 少しでも暖かい場所へ移してあげようと思います。 ありがとうございました。

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