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騎手がレースのペースをつかむ方法について
2009年のエリザベス女王杯は、大逃げの二頭が最後まで粘って一着二着しました。 先頭2頭と後続は、1000m通過時に10馬身以上離れていましたが、その通過タイムは、60.5秒と決して速くありません。 クィーンスプマンテにしろ、テイエムプリキュアにしろ、大逃げでOP以上を制した馬です。後続馬にまたがっている騎手達も、1000m通過時点で60.5秒だと知っていたら、あんな大逃げは許さないと思います。 ノーマークの大逃げが決まった大レースというと、プリティキャストとイングランディーレの天皇賞がありますが、強豪馬どおしの牽制した結果であると言われています。今回も結局同様の理由なのでしょうか…。 そこで、疑問なのですが、騎手は隣の強豪馬との比較でしかペースを知りえないのでしょうか。 それとも、冷静なら、体感的に「絶対基準のペース」がつかめるのでしょうか。 誰か教えていただけないでしょうか。
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- koikegog44
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今回の場合は逃げた二頭が前走でいずれも大敗していることが大きかったのではないかと思います。仮の話をするようでアレですが、もし逃げた二頭のどちらかが京都大賞典で優勝もしくは連対していたら、この馬を楽に行かせるわけには行かないという心理がはたらくでしょう。逃げた二頭を誰も追いかけなかったのは前の二頭を軽視していたからでしょう。それに今回人気になっていたのは単勝1.6倍という圧倒的な支持を集めた抜群の末脚を持つブエナビスタだったということも大きな原因の一つ。1番人気馬が先行タイプならまずこんな展開にはなりません。ブエナビスタを意識すればするほど前の二頭のことは頭に入らなくなってしまって当然です。恐らく今回は前の二頭をペース云々ではなく「目に入っていなかった」ということだと思います。このレースで馬券を外した多くのファンが「何でもっと早く動かないんだ」と思ったかも知れません。でもだからと言って早目に動いて末を甘くして負けたならこれもまたブエナビスタの馬券を持っていた多くのファンは納得のいかない負け方になってしまうでしょう。ですから今回の波乱は起こるべくして起こったということではないでしょうか。でもこれが競馬の恐ろしさでもあり面白さなのです。こういうレースもたまには良いじゃありませんか。
- yaasan
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騎手が体感で大体の時計(経過時間)が解る事は他の回答者の回答で確認できるでしょう。 しかし、あくまでもそれは道中の短い距離の中でのもの、勝ち時計がどれぐらいになるかまではなかなか解らないと思います。今回のエリ女は2分13秒台と近年の中では遅いタイムでの優勝となりました。逃げ二頭はおそらくこのタイム以上でゴールするのは難しかったと思います。他馬は正直解りませんが、このタイムより早くゴールできる可能性はあったと思います。 しかし、いろんな要素で体内時計と現実に差が出来た結果だとは思います。これも競馬、やはり奥が深いですね。
>ノーマークの大逃げが決まった大レースというと、プリティキャストとイングランディーレの天皇賞がありますが、強豪馬どおしの牽制した結果であると言われています。今回も結局同様の理由なのでしょうか…。 牽制というのも理由でしょうし、一番の理由は、やっぱり 「ナメてかかってた」っていうことでしょう。 ジョッキーも出馬表で事前に相手の戦績は頭にあるでしょうから・・・ 1,2着馬って京都大賞典で、今回と同じような競馬して、 最後の直線で差し切られちゃってますからね。 しかも、そのとき2着のスマートギアってまだOPに上がってないでしょう。 おそらくみんな”最後でタレる”ってのが頭にあったんでは ないでしょうか。 イングランディーレの時も、あの馬の前走ってたしか船橋の交流重賞の ダイオライト記念でしたよね(ダート2400)。そこで当時全盛期だった ミツアキタービンに7馬身差くらいつけられて負けていたと記憶してるんですが・・・ そういう近況で、天皇賞に出て来るとやはり実績は劣ると見て、 みんなナメてかかるのも仕方ないと思います。 今回はホントに参りました・・・。 クィーンスプマンテは、札幌での2600のタイムが良かったんですが、 49キロで、だったので、アル共に50キロとかで出てくるなら絶対勝ち負け必至 だろうなって思ってて、エリ女に出るというのを知ったときに 「選択間違えやがった」って思ってたんですが・・・ しかもこの馬だけじゃなくてすでに峠を過ぎていると見ていた プリキュアまでが来るなんて・・・ 今年は皐月賞で惨敗した馬がダービー勝ったり(しかも何十年ぶりかの大雨)、 重賞未勝利馬や8歳馬が天皇賞勝つし、何年に一回おきるかどうかの事が、 一年のうちに来てる感じがして・・・
- amazon_564219
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微妙な表現になってしまいますが、知ろうとすればペースは分かります。 調教などの場合、完歩を数えればペースは分かります、 ただ、レースになると他にも色々考えないといけないこともあるのでそこまではできません、 なのでレースでは基本的に感覚で判断します、人によって違いますが、音や自分の体で感じる風などからスピード感を感じ取るそうです。 騎手を数年やってれば全体の流れの中で自分の流れがどれくらいかはある程度分かるようになるそうですよ、個人差はあるでしょうけど。 ただ、今回は3番手にいたスミヨン騎手がペースが分からず、前を追いかけなさ過ぎたからだと思います、 3番手以降は極端なスローになってしまい(実際未勝利でもおかしくないペース)、動くに動けずの展開でした。 (基本的に欧州の騎手ペース感覚はむこうでは必要ないので分からないことが多いです) また、動くに動けず(牽制)が起るのは先に自分から動いた馬が確実に不利だからです、 先に動けばその分脚を使うし、コーナーで前に抵抗されれば大外を回されますし、目標にもなってしまいます、 自分の馬のリズムを無視して、全体の流れを自ら壊すようなレースは思っている以上にきついです。 なので誰も一番最初には動きたくはないんです。 実際今回自ら動いたカワカミは大敗してますし、ブエナビスタ以外の早く動いた馬たちは大敗しています。 逃げた2頭、ブエナビスタを除けば上位入線馬の殆どは動かずに待った馬です。(それだけブエナビスタが強かったということです)
- planetblue
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書き忘れました。 競馬の調教で15-15というのがあります。 http://umarace.com/jargon/1515.html
- planetblue
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いつだったかあるテレビ番組に武豊騎手が出ていて15秒を正確に体で覚えていました。 一人がストップウォッチを持ち、スタートして武さんが15秒だと思ったところで手を上げるというもの。 競馬の騎手はこの15秒がわかるそうです。 15秒の4倍は60秒(1分)です。 距離が2000Mなら前半(半分)の1000M通過時(ハロン棒五つ目)に1分より早ければハイペース、1分ちょうど位なら平均ペース、遅ければスローペースという感じです。 エリザベス女王杯の場合、距離は2200Mなのでハロン棒五つ目と六つ目の間をどれくらいのタイムで先頭の馬が通過したかです。
- nozomi3015
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トップジョッキーは体感的に「絶対基準のペース」がつかめると聞いています。 調教時に調教師は調教助手に○秒でと指示するくらいですから。 横山騎手と安藤騎手は1000m過ぎ、早めに進出しています。 ただ、安藤騎手は先頭の位置が確認できたのは4コーナー過ぎだと言っているので手遅れだったということです。 今回は、3番手のスミヨン騎手が後ろを気にしての判断ミスでしょう。 ブエナとシャラナヤ1点と思っていたので残念です。