>電車もしくはバスでなにかの事故で遅れたから運転士が悪い!とよく思っている人がいると思うのですが、
こんな風に思っている人は、少なくとも私の周りでは皆無です。
運転トラブルの原因がきちんとアナウンスされている限り、運転士や車掌を責める人はいません。大混乱の際に駅係員に噛み付いている人を時々テレビで見ますが、それはその放送局がたまたまそういう人を写して何度も放映するからであって、私はこの目で見たことはありません。
もちろん、世の中いろんな人がいますので、「何か一言言わねば気が済まない」という人もいます。でも、分別ある大人であれば、「仕方がない」と思う人がほとんどです。もちろん信号トラブルや車両故障など、原因が鉄道会社側にある場合は、「何やってんだよ!」と心の中では思いますが、実際に運転士や車掌を責めることは、ほとんどの人はしません。
私は首都圏在住で、運転トラブルは日常的に経験しています。みんな慣れっこになってしまっているからかもしれませんが、たまにしか乗らない方や首都圏に不慣れな方などを除けば、通勤通学等の首都圏日常ユーザーの多くは、「運転トラブルは付き物だ」という前提で移動していると思います。
バスの渋滞も同様。都市部にいる方にとっては日常茶飯事ですので、運転士を責める人は、少なくとも私の周りでは皆無です。
駆け込み乗車については、行政指導、裁判、報道等での扱いがどうなるか私はよく知りませんが、少なくとも乗客としては、鉄道会社を責める気持ちは皆無だと思います。実際、駆け込み乗客が乗ったドア付近の他の乗客は、その本人に対し白い目で見ています。
蛇足ですが、鉄道会社側の「駆け込み乗車は危険ですからおやめください」というアナウンスは、次のようにしていただきたいものです。
「駆け込み乗車は、ダイヤが乱れ、他の多くのお客様にご迷惑ですので、おやめください」。
けがをしても、それは自業自得だからです。私は二度ほどこのような内容のアナウンスを聞いたことがありますが、それは車掌の自己判断らしく、多くの鉄道会社では「危険ですから」というアナウンスが主流のようです。
補足
よくある乗客で全然電車が動かない時や、バスも大幅に遅れた時に 「どうなってるの?早くしてくれ」と怒った人を駅で見たことを何度かあるんですがそういう人はいったいなんですか?