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TBSドラマ 「仁」 幕末時代に注射針の製造は可能か?

TBSドラマ 日曜劇場「仁」が放送中です。 現代の医師がタイムスリップしてしまい、幕末時代に行ってしまう話しです。 先週の内容ではコレラ患者に生理食塩水を点滴するために、 江戸時代の人間に点滴用の注射針の製造を依頼し、作ってもらうシーンがありました。(簡単な医療用具は現代から一緒にもってきたらしい) ドラマ中の幕末の蘭医学者は 「腕のよいかんざし職人に作らせましょう」 といって作らせていましたが。 SFチックな時代劇であることは承知していますが、実際に幕末にそのような製造技術はあったでしょうか?

みんなの回答

  • m-twingo
  • ベストアンサー率41% (1384/3341)
回答No.4

ANo.2さんが回答していますが、江戸時代に既に鍼治療用の極細鍼が製造できていたのですから不可能ではないと思います。 製造方法としては、ANo.3さんが述べているように、太い中空パイプを作ってから、それを引き伸ばすと言う方法もありますが、極細の針金を芯にして、それの周りに極薄の金属板を巻きつけて、合い面を叩いて溶着させると言う方法もあります。 若干製造法は違いますが、現代で言うシーム製法で製造されたパイプと同じ方法です。 当時の職人は現代のレベルで言うと、人間国宝並みの技量とアイデアを持っていましたから、職人の誰かが真剣に製造方法を考えれば不可能ではなかったと思います。

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質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 シーム製法という名称はきっと「縫い目あり」って意味ですね。 参考になりました。

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質問者

補足

ご回答ありがとうございました。 どの回答も参考になり、甲乙つけがたいのでポイント贈呈はなし、とさせていただきます。 またのご回答よろしくお願いします。

  • tosugi
  • ベストアンサー率53% (8/15)
回答No.3

いったん管をつくってから、加熱して(あるいは常温で)引き延ばすことによって、ある程度細く加工できたのではないでしょうか。素人なので単なる憶測ですが...

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質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 この方法なら何とか作れそうですね。

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質問者

補足

ご回答ありがとうございました。 どの回答も参考になり、甲乙つけがたいのでポイント贈呈はなし、とさせていただきます。 またのご回答よろしくお願いします。

回答No.2

こんにちは。 私は、自称「歴史作家」です。 >>SFチックな時代劇であることは承知していますが、実際に幕末にそのような製造技術はあったでしょうか? 「あった」とは言い切れませんが、「可能性は十分あった」と考えます。 (1)まずは「注射器」「注射針」の歴史から見ていくと、下記サイトにあるように、1853年(嘉永6年)に発明された。とあります。 http://www.bdj.co.jp/diabetes/articles/history.html (2)しかし、この「注射器」や「注射針」の発明に関わって(関連して)いたのは、実は、日本の「鍼灸(しんきゅう=針治療)」だったのです。 (3)ここで「石坂宗哲」という人物を紹介します。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E5%9D%82%E5%AE%97%E5%93%B2 石坂は、奥医師にまでとりたてられた人物ですが、「鍼灸の名人」でした。 「骨経」「内景備覧」著し、人身解剖を論じ、さらに、その後「鍼灸説約」「鍼灸知要覧」を著して刺鍼の方法を説きました。その刺法は、霊枢の「五臓に応ずる刺法」を用い、その的確さにより鍼灸の面目はこの人により、これまでの「ただ単にツボに針を打てばよい」から、極端に言えば「百発百中の鍼灸」として一新されました。 そして、この人の業績で忘れてはならないのは、日本に来航した諸外国人を通じて、西洋に日本の鍼術を紹介していることです。 西洋では、この鍼に注目し、改良して、注射器が生まれました。つまり、現今医療の注射器の元は日本古来の鍼だったのです。 (3)ただし、日本に注射が普及するのは、明治時代後期~大正時代初期と言われています。 (4)従って、江戸時代に「注射針」が製造できたとしても、その「用途」がはっきりせず、つまり、何に使用するのかが不明ですので、製造しても「売れない商品」だったのではないでしょうか。 (5)結論: 冒頭にも書きましたが、「鍼灸」の「針」が作れる職人が居る時代でしたので、日本人は何につけても「器用」ですので、鍼灸の針より太くて、真ん中に穴を開けるくらいの技術はできたかもしれませんね。

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質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

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質問者

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ご回答ありがとうございました。 どの回答も参考になり、甲乙つけがたいのでポイント贈呈はなし、とさせていただきます。 またのご回答よろしくお願いします。

  • draft4
  • ベストアンサー率21% (1275/6017)
回答No.1

針の直径が2、3mmぐらいなりますが。  まるで釘 (^_^; 実際にありました。  金属の棒の中心を棒ヤスリで削って作る方法です。 初めて管を作るんですから5mmはあったでしょうねぇ(^_^;

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質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 そんなに太いのでは静脈注射は無理ですね。

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質問者

補足

ご回答ありがとうございました。 どの回答も参考になり、甲乙つけがたいのでポイント贈呈はなし、とさせていただきます。 またのご回答よろしくお願いします。

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