- ベストアンサー
素材が何か判るか?鉄orクロモリ
アクスルシャフトの素材が何でできているか知りたいと思っていますが、見分け方はありますでしょうか? 鉄やクロモリで出来ているらしいのですが、その中でもいくつか種類があるようで、できるだけ詳しく知りたいと思っています。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
No.5です。 私はワークス車両専門でしたので、量産車両と言っても「市販レース車」の事はよく解らず、今現在の事も知りませんので断言はできないのですが・・。 まず、鋳造(ちゅうぞう)ではなく鍛造(たんぞう)です。市販レース車両ならまず普通の鉄だと思います。 軽量化の為に、非鉄のアルミと鉄のように、明らかに重量軽減が図れる素材選びは大切ですが、その素材だけでなく、肝心なのは焼き入れという言葉で代表される「熱処理」です。 素材は同じでも「熱処理」により強度(硬度、張度など)は大きく変わります。 ご自分で、または町工場で頼んで、素材だけを選んで形状だけシャフトにしても、必要とされる「強度」が得られるかが問題です。 自己満足ではなく「軽量化」という事でしたら、普通の鉄もクロモリも、このサイズなら重量は変わらず、今のが中空なら特にクロモリにするメリットはないのではないでしょうか。 アルミは個人では熱処理が出来ないので当然やめた方が良いですし、量産オフ車では元々使いません。(一般的に個人で頼めるアルマイト加工は装飾的な表面処理です) 余談ですが、国内トップクラスのワークスライダーが市販改のマシン、ワークスを目出すライダーがバリバリのワークスマシンに乗り早さを比較した事がありましたが、圧倒的にワークスライダーの乗る市販改車の方が早いのです。 同じ軽量化なら、「乗り手の軽量化を」と、よく笑ったものですが、技術屋としてはシャフト一本でも素材を見直すお考えは共鳴出来ます。
その他の回答 (5)
- wpochi
- ベストアンサー率47% (92/194)
元メーカー、2輪レース車両の加工等をしていた者です。 質問者さんはクロモリが鉄の中の一つの種類だという事はお解りだと思うのですが・・。 鉄ではなく、普通の鉄(鋼)とクロモリ鋼との違いの見分け方の質問だと理解しています。 クロモリはクロムモリブデン鋼の略です(SCM鋼)。鉄の中の一つの合金です。 アルミや、ステンレス、チタンのように見た目には解りませんが、切削前の黒皮が付いた棒状なら慣れれば解る場合もあります。 強度が高いので、外形は同じでも肉薄の加工が出来るので、結果、軽量化が出来ます。 最近の2輪レース車両フレーム等はアルミやカーボン樹脂が多くなりましたが、「量産」レース車両ではアクスルシャフト等では普通に使っている素材です。コンロッドなどエンジン部品でも削り出し加工品が社外ファクトリーなどでもよく販売されているようです。 参考ですが、一概には言えませんが、そのシャフトが旋盤等で削り出し加工されている物ならクロモリの可能性はあります。(回転加工痕のわかるもの) そうではなくて、一般の車両のシャフトのように鍛造加工された物(削った痕がない)なら普通の「鉄」の可能性が高い。 いかがでしょうか?
補足
ご回答ありがとうございます。 旋盤か鋳造かというと判り易いですね。そう考えると鋳造の鉄と判断できます。 鉄であればSCM435以上で作り変えようかと考えていました。 ですが、 該当車両がオフのレース車両のことでして、量産レース車両になるかと思います。クロモリを使っている可能性が高いのでしょうか? また、元々中空シャフトですのでクロモリのメリットも少なくなるのでしょうか?
- d--b
- ベストアンサー率36% (99/271)
#2です。 クロモリは強度が高い分、ある一定以上の力がかかった時に曲がらずに折れやすいと言う 特徴がありますのでバイクにはほとんどクロモリは使われることが無いと思います。 (一昔前の自転車ではよく使われたのですが) よって見たことは少ないし、たぶん見た目では分からないと思います。 オフロードなんかの場合は一般的にシャフトを変えるなら、同じ径の多車種(レサー等)の 中空シャフトを流用したり、ワンオフで作成するなら加工の簡単なアルミ製になるはずです。 ちなみにヤフオクでこんなものが出ています。 http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d98403455 一品ものにしては、かなり安いと思いますよ。 ワンオフならこの倍くらいしても適正価格かな?
お礼
ご回答ありがとうございます。 アルミでは疲労等で割れる危険性があるようで、ハードな状況ではアルミよりクロモリだと思っていました。 クロモリもポッキリ行くイメージがありますが、調べると柔軟性もあるらしいことが判りました。鉄が無難なのでしょうけれど、、悩みます。
- scythe
- ベストアンサー率38% (12/31)
大体の見分け方は材質を見慣れるか感触や重量かと思います。手感ともいいますが。確かに切削した方が判り易いです。 一口に鉄と言っても炭素鋼です。どのような特徴があるかはwiki等で調べた方が正確でしょう。 製品では加工後に防錆加工が施されている物をよく見かけます。 他、クロームモリブデン鋼やチタニウムがあります。 高性能を求めるとばね下の軽量化の為、必然的に重量は軽く耐久性等を確保する事が重要ですが、加工コストと材料コストが高くなります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 チタンであればわかるのですが、クロモリと鉄は違いを意識したことがありませんでした。もしかするとクロモリを見たことがないかも知れません。 クロモリは高級そうな鉄という感じでしょうか。。
- d--b
- ベストアンサー率36% (99/271)
クロモリも鉄の一つの種類でしかありません。 私が今まで乗ったバイク(10種類以上)で、クロモリだと思われる シャフトは無かったですね。 よって回答的には「鉄だと思われます」になります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 やはり鉄でしょうか?クロモリにして見たいと思っています。
- draft4
- ベストアンサー率21% (1275/6017)
削って燃やして色見るしか判りません (^_^; 同じ大きさならクロモリのほーが軽い
補足
ご回答ありがとうございます。 燃やすと色の違いというのはどうなるのでしょうか?燃焼温度は高そうですので私では無理そうですが。。 鉄とクロモリでは重さは変わらないと思っていました。
お礼
何度もありがとうございます。 気軽に効果だけを期待できる方法ではなさそうです。。 やって見たいのですが、費用も掛かりますし慎重に考えたいと思います。 道具が人を成長させるのかな、と感じることもあり、成長したライダーだと道具が悪くても上手く乗れそうで、一度道具を良いものにしたいなと思っていました。 アフターパーツで出ていないものは、何かしら難しさがあるのですねぇ。