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25歳男性の医療保険
どの医療保険に入ろうか迷っています。 希望条件としては、 1.入院日額1万円 2.1入院60日 3.保険期間は終身 4.60歳払込終了 5.がん一時金あり 6.手術給付金あり といったところです。 今候補に挙がっているのは、東京海上日動あんしん生命の『あんしん医療がんプラス60』、アリコの『やさしくそなえる医療保険』、オリックス生命の『CURE』、損保ジャパンひまわり生命の『健康のお守り』です。 これらは希望条件がすべて満たされているので、後は細かい違いで迷っています。 東京海上日動は、入院の通算が730日に対し、他の3つは1000日です。 手術給付金に関しては、アリコとオリックス生命が一律20万円に対し、他の2つは10・20・40万円と手術によって違いがあります。 東京海上日動以外は、先進医療給付金があります。 がん一時給付金は、東京海上日動が100万円ですが、アリコはそれ以外に上皮内新生物に対しても50万円あります。また、オリックス生命と損保ジャパンに関しては、がんのみでなく、三大疾病に対して一時金50万円(上限100万)がつきます。 これらの違いでは、どの項目を重要視すればよいと思われますか?
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一回の入院限度日数については、No.1のnumber73氏のコメントの通り、本気でリスクをカバーしようと思うのならば、長期入院に対応していなければ意味がないです。 特に、がん保障が必要だとお考えならば、医療保険にがん保障を上乗せするのではなく、別途、がん保険に契約する方をお勧めします。 『手術給付金に関しては、アリコとオリックス生命が一律20万円に対し、他の2つは10・20・40万円と手術によって違いがあります。』 それだけでなく、支払条件が異なります。 例えば、扁桃腺で入院して手術をした場合、手術給付金が支払われるのは、損保ジャパンの「健康のお守り」だけです。 提示されたどの保険も支払われない手術があり、他の会社の保険では、支払われる場合もあります。 『がん一時給付金は、東京海上日動が100万円ですが、アリコはそれ以外に上皮内新生物に対しても50万円あります』 両社とも、上皮内新生物の保障があります。 東京海上あんしんの「あんしん医療がんプラス60」の診断給付金は、上皮内新生物でも100万円です。 『東京海上日動以外は、先進医療給付金があります。』 先進医療給付金は付加しても良い保障だとは思いますが、保険会社が宣伝する300万ほどかかる重粒子線・陽子線治療を受けられるのは、施設が少ないために年間1200~1300人程度です(平成20年実績)。 一方、がん患者は年間50万人以上いると言われています。 つまり、運が良くないと受けられない治療です。 先進医療の多くは、10万円、20万円という金額なので、貯蓄があれば、払えないという金額ではないと思います。 『どの項目を重要視すればよいと思われますか?』 質問者様は、医療保険に何を求めておられるのでしょうか? それによって、答えが違ってきます。 車が欲しいのですが…… スポーツカーはかっこいいです。日頃は4人乗りのセダンでも良いですが、バスは大勢乗れるので、捨てがたいですね。荷物を運ぶことを考えると、やっぱりトラックですか? どれが良いでしょう? 車を買うとき、こんな質問をする人はいないでしょう。 でも、保険では、多くの人が、この質問をします。 なぜなら、目に見えないので、何が必要なのか、自分でもわからず、カタログを見て、どれが良いか考えるからです。 健康保険には、高額療養費制度があり、自己負担には上限が定められています。 ある月(1日~末日)の医療費の上限は、一般の方の場合…… 80,100 円+(総医療費-267,000 円)×1% という金額になります。 つまり、200万円の医療費がかかっても、自己負担は3割の60万円ではなく、97,430円で良いことになります。 ただし、差額ベッド代、入院食事代、雑費は別途、自己負担です。 となると、何の為の医療保険でしょうか? どのようにこの医療費を支払いますか? (1) 預貯金>医療保険 (2) 預貯金<医療保険 どちらが正しいというわけではなく、どちらの考え方をするかによって、選ぶ保険が異なってきます。 (1)ならば、預貯金を増やすことに重点を置くべきで、医療保険は気休め、入院給付金日額5000円、一回の入院限度日数60日型でも良いでしょう。 老後のことを考えないならば、県民共済のような共済という手もあります。 (2)ならば、終身の方が良いでしょう。 また、保障範囲は広い方が良く、長期入院となればリスクも高くなるので、当然、一回の入院限度日数は120日以上、できれば180日以上が欲しいところです。入院給付金日額も高い方が良い。 退院後の通院、先進医療などの保障があった方が良いでしょう。 つまり、まずは、何のために、どのような保障が必要なのか、ということをはっきりとさせることです。 ご参考になれば、幸いです。
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- number73
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通算日数を間違えて理解されているようです。 保険会社の言う1入院とは、 「退院から次の入院まで180日以内に入院した場合、 同一の病気または関連性の高い病気は、初日から数えて1入院とみなす」 ことになっています。 命にかかわるような大病になればなるほど、 退院から180日以内に入退院や転院を繰り返す可能性は高くなります。 逆に60日以内で退院するような病気の場合、 180日以内で入退院を繰り返すことはほとんどありません。 保険が必要なのは60日程度の短期入院ではなく、 自分ではコントロールできないような長期入院のはずです。 60日程度の入院であれば自分で払えるはずです。 高額療養費から2ヶ月の自己負担上限は約20万円です。 20万円のために1日1万円の医療保険が一生ないと困りますか? 入退院や転院を繰り返して、復職できずに預貯金を崩しながら、 結果として60日を超えてしまうような入院になったとき・・・ そんなときに医療保険がないと困ります。 1入院の短い医療保険は、気休めとか安心料とかではなく、 保険が必要なほどの長期入院になったとき、後悔します。 また、通算日数の最も少ない東京海上730日を 1入院60日の保険で使い切ろうとすれば、 一生のうちで60日入院を12回以上しなければいけません。 しかも180日以内の同一の入退院は1入院とみなされますので、 通算日数を使い切ることはありないのです。 だから1入院が短ければ、通算日数がいくら長くても、 通算日数は絵に描いたモチなのです。 25歳から1入院60日程度の医療保険に一生入るくらいなら、 今から貯蓄をすることをおススメします。 貯蓄ができるまでは1入院の長い(180日以上)医療保険に入っておいて、 貯蓄ができれば医療保険はやめる、という考え方です。
お礼
そういうことだったのですね。 とても勉強になりました。 ありがとうございます。
お礼
確かにおっしゃるとおりです。 じっくり考えて決めたいと思います。 ありがとうございました。