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火災について
よくTVやラジオなので火災の報道がされると思うんですが家が全焼したのに「出火元が〇〇〇からだ」とか「出火原因は〇〇〇だった」なんてどのような調査方法で調べるのか不思議に思ってます。すべて焼き尽くされた後になんでわかるのでしょうか?
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出火点を中心に物の炭化度が違うというか、燃え方の激しさが違うのです。 火元は長時間高熱にさらされるので、柱なら芯まで炭化しているが、後から燃えたところは、芯が残っていて、なおかつ火元方向が炭化度合いが大きい等、手がかりが残ります。 そうやって火元を絞り込んでいきます。 あとは、周囲の目撃者や、消火に当たった隊員の話などを元に更に絞り込み、燃え残った残骸などを調べ、火元をほぼ、特定できます。 鉄骨の家屋でも、鉄骨の溶け具合や曲がり具合で、火元方向はある程度わかります。
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- bonnnou
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火災で、「全焼」といっても、すべてが、粒子の灰となってしまうものではありません。 焼却炉でも、書籍は、結構焼け残っていますし、木材も、表面は、炭になるものの、その芯は、「木材」のままであることもざらです。 消防等で、現地調査を行う職員は、最新の注意で、調査を行っています。 2階建ての家が焼け落ちた場合。 屋根の部分、天井の部分、2階の壁部分、2階の床部分、1階の天井部分等々順番にその焼け残った、部材を丁寧に、取り除きながら調査を行ってゆきます。 その結果、一番ひどく、焼けている箇所が、「火元」と推定されてきます。 その付近に、再燃するような物が無い場合、その箇所が火元と確定されてゆきます。 その場所に、火の気(電線等を含めて)がなければ、放火の疑いをもって、調査することになるのでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。火元特定から放火か否かがわかるんですね。TVとかで早い段階で「放火」との報道がなされるのが納得しました。
- plussun
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ずいぶん前のテレビで、火事の現場検証というのをやっていていました。 その番組では、木の柱に針を刺してその針が深く刺さる場所が火元だと言ってました。 要は#3さんの炭化した深さを測って火元を調べているという事です。 現在は技術も発達しているので、こういう原始的な方法は使っていないと思いますが・・
お礼
ご回答ありがとうございます。釘を使っていたとは以外といった感じです。やり方が意外に経済的な方法でできることが面白いとおもいます。
- toagoo
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私は消防士では無いので曖昧な部分は有りますが、回答します。 全焼と言いながらも、ほとんどの場合は建物が完全に崩れることは希です。 その為に消火後に、現場検証をします。 その際に強く燃えているところ、燃えている方向から 出火元、出火原因が分かります。 私自身も、火災を起こしたことが有ります。 外でゴミの整理をしていたら ゴミが自然発火させてしまいましたが、特に被害は有りませんでした。 この場合でも 原因究明とか やるんですよ。 疑問点有れば またメール下さい。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >全焼と言いながらも、ほとんどの場合は建物が完全に崩れることは希です。 本当ですね。建物が全部壊れることはないですよね。TVとかで焼け跡を見てみてもやっぱり「ガレキ」なるものが残ってますよね。疑問点はほぼ解消されました。ご好意、感謝します。
- PAPA0427
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消防署の方で調査する方がいらっしゃいます。 焼け残った柱のやけ具具合。例えば火元に近い側の方がより焼けているとか、どんなものがあってどういう風に火が回って行ったとかを、調査します。 その調査を元に、火元を特定します。 つまり、焼け跡や、焼け残ったものから判るようです。
お礼
ありがとうこざいます。やけ具合から判定するんですね。
お礼
ご回答ありがとうござます。火元特定の原理がよくわかりました。疑問が解消しました。