• 締切済み

米ドルをそのまま外貨定期預金しようと考えています。

25歳の女です。 1年前にアメリカに旅行に行き、余ったドルがずっと手元にあります。 1年前はこんなに長く円高が続くと思ってなかったので銀行には預けず 円安になった時に両替すればいいやと軽く考えていました。 しかし1年経っても円高はずっと変わらず、このまま手元に置いておく のはもったいない気がしてきました。 自分でも調べてみたのですがどの銀行に預けたら利息が良いのか いまいちよく分かりませんでした。 そこで皆様の知恵をお借り出来たらと思い投稿しました。 今手元にドル札として2200ドル。 この他に以前外貨貯蓄預金をしていた分3900ドル。 これはそのまま銀行に預けてあります。(三菱東京UFJ銀行) 定期は組んでいません。もう1年以上放置状態です…。 合わせて6100ドル。 できれば全額一緒に定期を組みたいと考えていますが、 自分で調べた時にドルで銀行に預けると、1ドルいくら、 という形がほとんどなので利息どころではなく手数料で完全に マイナスになってしまいそうです。 どなたか良い方法を知っている方がいらっしゃいましたら 教えて頂けると幸いです。 ちなみに旅行時は都合により円からドルに変え、その時のレートは 95円くらいだったと記憶しています。 なので95円以下で両替をするのは避けたいです。 また2、3年はドルを使う予定はありません。 どうぞ宜しくお願いします。

みんなの回答

  • Umada
  • ベストアンサー率83% (1169/1405)
回答No.3

 現金の2,200米ドルは、再び現金として使う可能性が少しでもあれば「現金のまま保有」が最善です。現金として使うつもりが全くないなら預金も選択肢に入ってきます。  普通預金の3,900米ドルですが、現在の金利では定期預金の意味がありません。このまま普通預金で様子見をし、金利が上がってきたらそこで定期預金を検討すればよいでしょう。 1. 為替用語説明  本件はレート決定の仕組みと為替用語を知っていると理解しやすいので、まずはその説明にお付き合い下さい。 ・銀行間レート 外国為替市場において文字通り金融機関間の取引に使われるレートで、新聞やテレビが「今日の東京外国為替市場、終値は1ドル=89円20銭でした」と報じているレートは通常この銀行間レートです。なお銀行間レートは世界の為替市場で連動しているため、日本と他の国とで懸け離れた値になることはありません。 ・公示仲値(TTM) 銀行間レートは常時変動しているため、これを両替の基準レートとすると処理が煩雑になります。そこで各金融機関は銀行間レートを参照しながら、銀行間レートに代わる数字として「公示仲値」というレートを定め、その日の取引の基準レートに用います。公示仲値と銀行間レートは厳密には一致しませんが、両替の有利不利を考える上では同一視して差し支えありません。また公示仲値は各金融機関が独立に定めるため若干のばらつきがありますが、差異はあっても0.1%かせいぜい0.2%です。 ・対顧客電信売レート(TTS) 外貨現金のやり取りを伴わずに、銀行が外貨を売る(顧客が買う)取引きで適用されるレートです。外貨預金、外貨建てトラベラーズチェック(以下TC)購入、外貨建て送金などで使われます。TTSは決まった幅の手数料(為替手数料)を公示仲値に上乗せすることで機械的に設定されます。 ・対顧客電信買レート(TTB) TTSの逆で、外貨現金のやり取りを伴わずに銀行が外貨を買う(顧客が売る)取引きで適用されるレートです。TTBはTTMから為替手数料分を差引いた値です。 ・外貨現金取扱手数料 外貨現金を扱うとその国からの輸送コスト、運用に回せないことによる死蔵コスト、為替変動によるリスクが発生します。そこで外貨現金のやり取りを伴う取り引きには「外貨現金取扱手数料」を課してコスト/リスクを埋め合わせます。TTBにさらに外貨現金取扱手数料を差引いた数字が「外貨現金買レート」です。外貨預金の入出金と即時両替とで外貨現金取扱手数料の額が異なる銀行もあります。 2. 日本円と外貨の扱いの違い  お調べ済みの事項と重複するかと思いますが、少々の前置きをさせて下さい。  日本円の預金なら、現金自動預払機から現金を引き出そうと窓口で現金を預けようと手数料は特段かかりません。送金についても送る際にせいぜい数百円かかるだけで、受ける場合は手数料不要です。  外貨もつい同じ感覚で考えてしまいますが、実際には以下の通り各種の手数料がかかります(*1)。外貨はいったん保有したら、形態(現金/預金/TC)を極力変えないのが基本です(*2)。 ・外貨現金を預ける場合/外貨現金で払い出す場合 外貨現金取扱手数料 ・外貨預金口座で外貨建て送金を受け取る場合 被仕向送金手数料+リフティングチャージ ・外貨預金口座から外貨建てで送金する場合 仕向送金手数料+リフティングチャージ ・外貨建てTCを外貨預金口座に預ける場合 リフティングチャージ ・外貨預金口座からTCで払い出す場合 TC発行手数料+リフティングチャージ 3. 現金2,200米ドルの処置  現金2,200米ドルを一度預けてまた払い出すと、現金取扱手数料が1,500円~13,200円かかります[1]。一方、米ドル外貨預金の金利は現在非常に低い水準にあり、1年もの定期預金で0.3%(税引後0.24%)程度が関の山です[2]。3年預けて現金取扱手数料分を取り返せるかどうかです。  質問者さんはここまでお調べになった上で質問されたのだと思いますが、率直に申し上げて「現金で継続保有」以外の解決策を思いつきません。手数料を安く済ませる方法は下記のようにいくつか挙げられますが、それでも利息が手数料を上回るのは簡単でありません。 (1) 三井住友銀行を利用する  三井住友銀行では1万米ドル以上の残高があれば、米ドル現金の入金・出金とも無手数料でできます[3](*3)。しかし1万米ドルの預金を新たに用意するのでは、その為替手数料で赤字になります。 (2) みずほ銀行を利用する  みずほ銀行は外貨現金取扱手数料を「預入時1回500円 払出時1回1,000円」と独自の設定にしています[4]。2,200米ドルを一度に預けて一度に引き出すなら合計1,500円で済みます。0.75%程度の利子が付けば取り返せる計算ですが、今の金利水準では3~5年くらいは預ける必要があります。 (3) シティバンク銀行を利用する  シティバンク銀行の外貨現金取扱手数料は1米ドルあたり2円ですが、6か月以上の定期預金として預ける際には免除されます[5]。出金はTCであれば以前は無手数料だったのですが、この10月から1%のTC発行手数料を徴収するようになりました[5]。1%なら利子で取り戻せなくもありませんが、無理して預けることはないでしょう。  口座残高が一定基準を割ると月額2,100円の口座維持手数料を徴収されること[5]、支店が少ない上に偏在しているのでお住まいの場所によっては使いにくいことが難点です。  再び現金として使うことは考えていない、すなわちいずれ必ず円に戻すなら預金という選択も出てきます。現金取扱手数料を支払うことにはなりますが、即時両替でもレートの中に外貨現金取扱手数料(と為替手数料)が含まれているので同じです。  この場合はみずほ銀行かシティバンク銀行かがよいでしょう。前者なら外貨現金取扱手数料の500円と為替手数料1ドル当たり1円、後者なら外貨現金取扱手数料なし(*4)+為替手数料1ドル当たり1円で日本円に振り替えることができます。いずれも銀行での即時両替(外貨現金取扱手数料1ドル当たり2円+為替手数料1ドル当たり1円)より有利です。 4. 預金3,900米ドルの処置  三菱東京UFJ銀行の米ドル外貨預金の現在の金利は非常に低く、1年定期でもわずか年利0.01%に過ぎません[6]。これは同行の普通預金の金利と同じなのでメリットがありません。  他の銀行で年利0.3~0.4%の1年もの定期預金もありますが[1]、乗り換えるならば三菱東京UFJ銀行からその銀行に送金する手数料を考えなくてはなりません。送金そのものは国内外貨送金扱いで可能ですが送金手数料が4千円ほど必要で、さらに受取り側の銀行で手数料(被仕向送金手数料とリフティングチャージ)を引かれることもあります。3,900米ドルを3年預けた利子では送金手数料を埋めるので精一杯なので、現状では「三菱東京UFJ銀行に置いておく」のが最善です。今後金利が上がってきたらその時に定期預金に切り替えればよいでしょう。  現金の2,200米ドルを無理に合算して預ける必要はありません。一定以上のまとまった金額で定期預金にすると金利を優遇する銀行もありますが、6,100米ドルでは三菱東京UFJの優遇基準に達しないためです。 5. まとめ (1) 現金の2,200米ドルは当面、現金の状態で様子見するのが最善です。外貨現金取扱手数料の節約に工夫の余地はありますが、それでも手数料以上の利息を得るのは現状では困難です。 (2) 預金の3,900米ドルも現在の金利情勢では処置がありません。このまま普通預金の状態で保有し、金利が上がってきたらその段階で定期預金への預け替えを考えればよいでしょう。 参考ページ [1] http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5322405.html [2] http://kakaku.com/gaikadepo/itemdetail.asp?e=1&d=1 [3] http://www.smbc.co.jp/kojin/gaika/list/futsu/index.html [4] http://www.mizuhobank.co.jp/saving/asset/gaika/manabu.html [5] http://www.citibank.co.jp/ja/bankingservice/servicecharges/index.html [6] http://www.bk.mufg.jp/gdocs/kinri/list_j/kinri/gaikayokin_b.html *1 手数料の名称や金額は銀行により異なるが、被仕向送金手数料1,500円、仕向送金手数料4,000円が相場。リフティングチャージは「扱い金額の0.05% ただし最低2,500円」としている銀行が多い。送金手数料をリフティングチャージ込みで設定している銀行や、そもそもリフティングチャージを徴収しない銀行もある。 *2 同一銀行内での定期預金⇔普通預金間の振替えは、手数料なしに自由に行える。 *3 みずほ銀行での呼称は「外貨両替手数料」。 *4 もちろん、最初に6か月以上の定期預金に預けることが前提。

noname#141155
noname#141155
回答No.2

金利が0.01% 預金して時期を待つのがよさそうですね。

参考URL:
http://kakaku.com/gaikadepo/itemdetail.asp?e=1&d=1
  • yamato1957
  • ベストアンサー率24% (2279/9313)
回答No.1

現在、88円前後ですね。しばらくはこのままでしょう。そのまま ドルで持つてるしかないでしょう。

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