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モーリス・ユトリロの「霊感の村」について
先日、たまたま入った喫茶店でたくさんの「霊感の村」からと書かれたモーリス・ユトリロの絵画を見ました。 絵のことにはまったく無知な私はユトリロの存在を初めて知ったのですが、この「霊感の村」という言葉にとにかくビックリしてしまいました。しかし、絵を見てみてもそんなおどろおどろしいようなイメージはなく、穏やかそうな海外の町という印象。 このインパクトのある名前はいったいなんなのかがすごく気になってしましました。 これは「霊感の村」という場所がどこかにあって、そこを描いたものなのでしょうか? それとも、ユトリロが何かそういった霊感(インスピレーション?)を受けて、そこから生まれた作品ということなのでしょうか? 調べてみても彼は精神が不安定であったとは書かれているのですが、霊感などのオカルト的な表現はなかったので不思議に思っています。 ご存じの方がいらっしゃいまいたら、よろしくお願いします。
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No1のつづきです。 最初の回答がちょっとあやふや過ぎたので、少し調べました。 1900年前後のモンマルトルは、多くの画家が集まっていて、当時から画家の街として知られていたようです。 ユトリロは、モンマルトルに住むだけでなく、その街の風景を描く画家でした。 「霊感の村」はジャン・ヴェルテックスという人がユトリロを題材に書いた本で、ユトリロ自身が挿絵を描きました。 この「霊感の村」の挿絵が、現在、ポスターなど単品で販売されているんですね。 「霊感の村から「モンマルトルの小路」」といった呼び方になります。 余談ですが、 ちなみに、昔テレビ番組で「霊感ヤマカン第六感」なんていうクイズ番組があったくらいで、ごく当り前の言葉です。 「霊感」=「恐怖」という感覚は、つい最近のものですね。 日本語の変化の速さを感じてしまいました。(笑) テレビ東京「美の巨人たち」 http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/picture/050924.htm ユトリロの生涯が、とても簡潔にわかりやすくまとめてあります。
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- impiousfox
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「霊感の村」は日本でシリーズ物のような書かれ方がしますが 相当する原題がありません。 ちょうど映画「The Good, the Bad and the Ugly」の 邦題「続・夕陽のガンマン」をみて「続って何だ??」と 騒いでいるようなものです。 かりに霊感の村の霊感が原題でinspiration(英・仏)だったとしても inspiration=霊感 と訳するのがいくら一般的だとはいえ オカルト的な余計なニュアンスを抱かせる下手な訳だなと思いますが。
お礼
回答ありがとうございます! すみません、映画の知識もないため例えにも首を傾げてしまいました。 絵画の世界では霊感という単語が割合普通に使われているのかなと思ったのですが、そうではないみたいですね。
- Leonardo_A
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inspirationで霊感だと思いますよ。 憶測で申し訳ないのですが、ユトリロが住んだモンマルトルの街のことではないでしょうか。 「ユトリロが住んで、絵を描いた街」ということでインスピレーションだと思います。 ちゃんと知ってるわけではないのですが、 「霊感の村」という題名のユトリロについて書いた本があって、他の人が文を書いて、ユトリロが挿絵を描いたものらしいです。 なので、「霊感の村」から「~~」と題名がついてるんですね。 ところで余談ですが、検索したら ぐるなびhttp://r.gnavi.co.jp/e765100/ こんなのが見つかったのですが、これを見たのかな~
お礼
2回もお答えいただきありがとうございます!失礼ですが、お礼はこちらに一括とさせていただきます。 あれはユリトロが書いた挿絵だったんですね。 なるほど、なるほど。 >ちなみに、昔テレビ番組で「霊感ヤマカン第六感」なんていうクイズ番組があったくらいで、ごく当り前の言葉です。 うーん、個人的にはヤマカンも第六感もやはりうさんくさい匂いがする気がします(苦笑)恐怖でないにしろ、そういううさんくささが漂う単語を伝記のタイトルにするのはやっぱり不思議に思います。