版権アニメのオリジナルキャラクターについて

質問

現在NHKアニメ『獣の奏者エリン』にはまっています。
ところどころに出てくるエキゾチックな絵や、不思議で奥の深い話や設定がとても魅力的で、他にも色々と知りたくなり、先日ネットで原作についても調べてみました。
そこで初めて初期に出ていたワダンとヌック、モック、中盤から登場したキリクはアニメのオリジナルキャラだということを知って驚きました。
そこで３つほど疑問が沸いたのですが、

・近年のアニメではこういったオリジナルキャラを使うことが多く感じますが、制作会社はなぜ原作には出てこないオリジナルキャラクターを作るのでしょうか？
・オリジナルキャラクターが多く起用されるようになったのはいつごろからなのでしょうか？
・オリジナルキャラが原作キャラの人気を凌駕することはあるのでしょうか？

ずっと気になっていたので質問させていただきました。

回答No.1

hogenyam · ベストアンサー

関係者ではありませんが、思いつくものだけ。
・そもそも、漫画とアニメでは表現手法が根本的に違うので。
　原作を忠実に再現することが、必ずしも最善策ではない、という考えなのでは。
・週刊誌に現在連載している漫画が原作だと、すぐに原作に追いついてしまうので、間を持たせるため。
・アニメでは、1回の放送時間、13話1区切り、など、時間の制約があるため、テンポを維持する目的でオリジナルエピソードやキャラを追加したりすることも考えられます。
　例えば、原作で説明しきれなかった分をアニメオリジナルの脇役でフォローするとか。
・視聴者層に合わせるため。アニメは、原作よりも低年齢層をターゲットにしている場合が多く、ターゲットとなる視聴者により作品を楽しんでもらうための手法として。
・作品に関連するグッズ・おもちゃ等の新商品を作るため。スポンサー対策。
・視聴率が低迷している時のテコ入れ、話題作りとして。

＞いつごろから
マジンガーZとかサイボーグ009とかサザエさんとか名作劇場とか、アニメ黎明期から普通にあります。
ただ、目立って批判されるようになってきたのは、80年代以降の週刊少年漫画雑誌原作のアニメでしょうか。

＞原作キャラの人気を凌駕
原作にないオリジナルヒロインが流行ることは、昔から意外とあるみたいです。また、原作にフィードバックされることも最近は多いみたいです。

お礼

なるほど、そういった理由もあるんですね。
今思えばたしかにアニメが原作に追いついてしまうことはよくありますよね。
私はどちらかといえば原作重視だったのですが、この内容には納得がいきました。
何よりアニメの時間の制約（特に13話1区切り）は初めて知りました。アニメにはアニメの、原作には原作の諸々の事情があるということでしょうか。

マジンガーZやサイボーグ009にオリジナルキャラがいたことはしりませんでしたが、そういえばサザエさんはたしかにオリジナルキャラがいましたね！
最近ではオリジナルキャラがいても当たり前な場合が多いですが、見ていた期間も長いせいかサザエさんについてはどこかすんなり受け入れられるような気も…。
そしてオリジナルキャラが人気を得るということにも少し驚いています。
オリジナルヒロインということは、やっぱりオリジナルでも男性キャラよりは女性キャラのほうが受け入れやすいのでしょうか。
原作へのフィードバックは聞いたことがありますが、やっぱり多くなってきているんですね。

気になっていたのでとてもスッキリしました！
回答ありがとうございました！！