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ガウスの法則においてシグマとリミットの記号の順番
ガウスの法則についての問題にlimΔs→0ΣEΔS(Σはsから∞)という式が出てきたのですが、ΣEΔSは面積Sの分の電場Eを足し合わせるということですよね。それだけでもう電場の値はもとまっていると思うので、limをかける必要があるのかわかりません。limをかけることで、何が起こるのか教えてください! またΣとlimの順序を逆にして計算してはいけないのでしょうか??意味合いが最初の式と違ってくるのでしょうか??わかる方いましたら教えてください(><)
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ΣEΔSは,ΔSが大きいと電場Eはその領域での代表値(真ん中のEとか)をとることになりますから, 実際の合計との誤差が大きいですよね?つまり,ΣEΔSはΔSのとり方で変わることになります。 それをΔS→0の極限をとって,正しい値を導こうという手続きです。 で,なぜlimが前かというと,ΔSのとり方で和も変わるのですから和を先にとるべきなのです。 lim[ΔSi→0]ΣiEiΔSi つまり,ΔSiを小さくしていくと個数iも増えるのですから,和の個数iが決まった時点でないとΔSiが 定義できませんよね?逆にするとiを固定して極限をとってしまうので,個数を増やさぬまま領域を縮めた ことになり,全面積にわたる和になりません。これは純粋に数学記号の意味の問題です。 もちろん,lim[ΔSi→0]ΣiEiΔSi=∫[S]E・ds ということです。
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- Tacosan
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「ΣEΔSは面積Sの分の電場Eを足し合わせるということですよね」といっていますが Δ はどこへいった? lim をつけない式では「面積 ΔS の領域ごとに同じ電場である」と仮定して計算しています. しかし実際には電場は位置ごとに異なるはずなので, この ΔS を 0 まで小さくしてやる必要があります. この操作を lim が表しているわけです. というか, これってとっても基本的なことだと思うんだけど....
補足
なるほど!電場は位置ごとに異なるのですね!問題ではlimよりΣが先に来ていますが、limで微小にする前に、ΣでΔSを足し合わせてしまってもいいのでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます!!回答を参考に自分で考えてみたらわかりました!区分求積法のやり方ですね!ありがとうございました!