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書籍在庫切れは税制の責任?

谷沢永一「人間通」(新潮選書)に以下の文が載っていました。 >刊行された本が間もなく品切れになっていく趨勢の原因は税制である。書物はゆっくりと売れていく息の長い商品だから出版社にとって在庫の確保は命である。一国の文化を支えるのは書籍の豊富な在庫ではないか。その有意義な堆積を財産とみなして課税するのは天下の悪法である。よほど資力のある社でない限り来年になったら必ず売れる在庫品を断裁して無に帰するという悲劇が行われるから品切れとなる。政治家をほしいままに罵るが官僚のする非道な行為には目を瞑って何も言わぬがわが国民には、上(かみ)を恐れる卑屈な根性が精神の尻尾として残っているかの如くである。  本が販売されるときには消費税がとられているし、在庫となれば資金を寝かせることになるから財産とみなすのは二重課税ではないか。 本は売れてなんぼの世界とおもうし、いまでもこんな税制が続いているのだろうか?  継続されているのであれば文化国家と言い難いものがある。本を、雑誌のような消耗品と考えるなら、書籍の文化は底の浅いものになってしまう。

noname#94392
noname#94392
  • 政治
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質問者が選んだベストアンサー

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  • Toshi0230
  • ベストアンサー率51% (836/1635)
回答No.4

なんか素人にもいろいろつっこめそうな文章ですな > 来年になったら必ず売れる在庫品 売れないから在庫品になっているわけで、それが来年売れる保証はないですし売れる時期がわかっているのであればその直前に作成するもんです。 仮に売れるのがわかっていても裁断したのであれば、在庫を抱えているコストと新しく刷り直すときのコストを照らし合わせて後者の方が安いと見たからでしょう。 出版業界に限らず、会社は在庫を最低限しか持とうとしません。(だからトヨタの「カンバン方式」がもてはやされたりするわけで) > 在庫となれば資金を寝かせることになるから財産とみなすのは二重課税ではないか。 在庫が資産として計上されるのは確かですが、課税については素人なのでちょっと検索して見ました。いくつか結果が出ましたが、どうも在庫に対する課税はないようですね。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q136917113 http://okwave.jp/qa2866127.html http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3744481.html ということで、ことこの文章に関しては眉に唾つけて読んだ方が良さそうです。

noname#94392
質問者

お礼

>在庫に税金が直接かかるわけではありません。 では何故在庫を増やしたくないのか。 1.仕入れには支払いが必要で現金が出て行きますが、売れるまでは費用に計上できないから、金を寝かしているのと同じ。また、その仕入れ原資を借入で賄っていたら、当然金利負担は増えるし、在庫は資産、借入は負債の両方に計上することになる。 2.在庫数が多く、場所を取るなら、それを管理するコスト、倉庫の費用などの経費がかかる。 3.過剰な在庫は当然長期在庫となり、売れずに不良在庫となるリスクも高まるし、在庫回転率が悪化すれば経営効率が低下する。 というわけで、お金だけ考えればベストは在庫ゼロですが、必要なときに売るものがなければ商売になりませんから、その会社にとっての「適正」在庫量を持つべきです。  ありがとうございます。こんなことであれば特別ということはなさそうですね。 >上を恐れる根性が精神の尻尾に残る おおげさですよね。

その他の回答 (3)

  • KKBKTS
  • ベストアンサー率26% (97/373)
回答No.3

在庫に税が掛るというのはあり得ません。 氏の勘違いか何かではないでしょうか? >>出版社にとって在庫の確保は命である。 これは氏の文章ですか? 内容がおかしいですね。 在庫を確保するのは出版社ではなくて書店ではないでしょうか? この本を読んでいないので断言できませんが、谷沢氏の論調はおかしすぎると思います。

noname#94392
質問者

お礼

ありがとうございます。  資産として計上されるとしても、課税されるのはおかしいですよね。 在庫の確保については、書店は本が売れなければ出版社に返却するのがありますから出版社の役割になるのでしょう。

noname#159166
noname#159166
回答No.2

税、経済、又事業というものへの無知から来る論理というよりは、書籍の再販制度がなくなると、よい作品が書けない、と主張した作家達と一脈通じる発想ですね、 追加すれば時代錯誤も、(主に技術という面において) NHK出版は語学講座等のテキストのバックナンバーを一年しか保存しません。 理由はコストがかかるからだそうで、これは大嘘です。(その根拠は割愛させせていただきますが容易に想像できるでしょう) ならばデジタルデーターで保存してダウンロードできるようにすれば?との当方主張に対し、答えは、、、、、、でした。 昨年当たりから、半ぱな形ですがこれを実行し始めています。 本はニーズがあれば売れ、利益の発生するところに課税されます。 デジタルデーターで保存すれば事実上コストはゼロ、データーとしての在庫一覧をネットで公開し需要があればいくらでも安価に提供できます。 そもIT技術が存在しなくとも谷沢氏の論理は成立しません、おっと、ほぼ全出版物をそろえている国会図書館を追加するのを忘れました。

noname#94392
質問者

お礼

ありがとうございます。  売却して利益を出すことには消費税がかかるから納得ですが、在庫にも税がかかるとはよく理解できません。どんな法的根拠に基づいているのですか?  私は品切れになるような本とか、買うには高すぎる本は図書館から借りていますので、谷沢氏のように深刻には感じていませんが、図書館から借りて読んで、その後に自分でも持ちたいというときに増刷なしと本屋で返事されるとちょっと残念になります。

  • mittan009
  • ベストアンサー率10% (12/118)
回答No.1

商品の在庫にかかる税金なんてありませんが。 それでかかるなら、本でなくても同じでそ?

noname#94392
質問者

お礼

そんな税金なんて考えられないのは同感です。しかし谷沢氏が文章として残し、本にも収めているくらいですから、きっとやられていたのかもしれません。売れないから増刷しないのは理解できますが、断裁しなければならないというのは無駄な話です。  「欧米諸国ではどうなんだ」と書いてないので、日本だけのことかどうかもよくわかりません。  

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