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方言を話す歴史上の有名人といえば
方言ってのは、昔の方がより深く使われてきていると思います。 にもかかわらず、方言を話す歴史上の人物は限られていると思いませんか? ・西郷隆盛「おいどんは、西郷でごわす。」 ちなみに、私は「おいどん」とか「ごわす」とか使っている鹿児島人に会ったことはありません。 ・坂本龍馬「~しちょる。」「~ぜよ。」 あとは、歴史ドラマとか見ても、方言が印象に残る人物はいないような気がします。 関西弁を話す秀吉とか、一度もドラマに出てきたことはないように思います。 西郷と坂本に共通しているのは、出身地が薩長土肥の中に含まれるということ。方言を話すような田舎者が国政を動かしたというインパクトが強かったから、この二人だけ方言のイメージが定着したのでしょうか? なぜ、西郷と坂本だけが方言のイメージが強いのか、ご意見ください。
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draft4さんのおっしゃるとおりですね。 標準語というのは明治政府が中央集権のために広めたものですから それ以前は方言が主流です。 NHKのラジオ放送も標準語が広まった理由のひとつですね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/標準語#.E6.97.A5.E6.9C.AC.E3.81.AE.E5.A0.B4.E5.90.88 なお、土佐弁をしゃべる坂本龍馬のイメージは司馬遼太郎の「竜馬がいく」 と、そのドラマ、映画化に影響されたものです。
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- debukuro
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オイドンが広まったのは小説やドラマが原因でしょう 「男おいどん」なんて漫画もありましたな
お礼
かならず起源となった作品があるはずですが、 その「男おいどん」というのは候補かもしれませんね。 ご回答ありがとうございます。
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
秀吉は名古屋出身ですから大阪弁は使わなかったでしょう 龍馬は土佐弁を使ったと思います せごどん(西郷さん)はドラマのような言葉は使わなかったと思います 鹿児島の男性は自分のことを「うちら」といいます うちらせごでごわっど:私は西郷です 歴史上はっきりと方言を話す人は「塩爺」大阪丸出しです 過去の人は編集されているので事実はわかりませんね
お礼
ご回答ありがとうございます。 西郷といえば「おいどんは西郷でごわす。」のフレーズが有名ですが、 私はリアルで「おいどん」とか「ごわす」を使っている人に会ったことはありません。 なのに、このフレーズが全国区で広まっているのはなぜなのか、 とても疑問に思います。
- ?橋 昌也(@fudousin)
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誤解でしょう。 ほかの出演者もそれぞれのシチュエーションで土佐弁、鹿児島弁、その他のお国言葉はなしてますし、場面によっては、武家言葉だったり。尾張言葉の秀吉や信長もありましたよ。 ただ、どれも「らしい方言や武家言葉」でしたが。でないと、ほんとに字幕いりますからね。
お礼
誤解でしょうか? 確かに探せば、尾張言葉の秀吉・信長、あるとは思いますが、一般には浸透してないように思います。 逆に、「おいどんは西郷でごわす」 「~ぜよ」 といった方言による表現は広く国民に浸透していると思います。 他の人物とは明らかな差があると思います。
- 川原 文月(@bungetsu)
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こんにちは。 私は、自称「歴史作家」です。 すでに多くの方が回答を寄せられた通りですので、私は「エピソード」を一つ・・・。 昨年の大河ドラマ「天璋院・篤姫」では、西郷隆盛も「薩摩弁」ではなく、普通に話していましたね。 また、篤姫は一生涯大変な「薩摩なまり」だった、と、言われていますが、昨年のドラマでは「標準語」と言うよりも、むしろ、「若者言葉」を採用していましたね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 最近の大河ドラマは、時代考証よりも若者受けを重視しているのかもしれませんね。
- draft4
- ベストアンサー率21% (1275/6017)
>という国民的な常識、お約束が形成されたのはなぜか? ということを考えています。 大河ドラマの影響ですね。 時代考証や方言考証をしっかりやったのが、この番組からと言われてます
お礼
大河ドラマの影響説 ですね。 前の方に「龍馬がいく」説 も出ているので これで2つ候補が出たことになりました。 ご回答ありがとうございました。
- draft4
- ベストアンサー率21% (1275/6017)
その他も土佐弁や薩摩弁喋ったらだれが坂本で誰が西郷か判らなくなるから (^^; NHKの大河ドラマの時は薩摩の人はみんな薩摩弁でしたよ
お礼
薩摩弁をしゃべるキャラは西郷隆盛 土佐弁をしゃべるキャラは坂本龍馬 という国民的な常識、お約束が形成されたのはなぜか? ということを考えています。
- draft4
- ベストアンサー率21% (1275/6017)
テレビなどの演出では、わかりやすい(想像しやすい)ってので方言を使います。 主人公に対して地方の人の言葉。 近年は東北弁(ズーズー弁)が田舎人を表現するのに使われました。 その中で、それらの人と違う人が出てくるわけですが、同じ東北弁だとそれらの人と区別がつかないですから、それとまったく違う方言体系の人の言葉を用いて演出の中の絵としての違いと言葉による違いから人の違いを表現するようになりました それがちょうど土佐や薩摩から出た人だったので、そのまま利用したのが広まった、と。
お礼
地方出身者を象徴的に表現するために方言 というのはわかりますが、薩長土肥のメンバーは多数であるにもかかわらず 「西郷隆盛」と「坂本龍馬」に「限って」方言が使われているのが謎です。
- misa-on28
- ベストアンサー率35% (227/640)
No.1さんのおっしゃる通り、昔は標準語なんて物はなかったですから、全員が方言(というかお国言葉)のネイティブスピーカーですね。 歴史ドラマで当時の言葉を考証して使ったとしたら、字幕スーパーでも使わないとおちおち楽しめないのではないでしょうか。 古三河語の徳川家康や 古尾張語の信長、秀吉なんかは見てみたいとも思いますが、 チンプンカンプンでしょうね。 西郷や坂本に関しては、明治維新で各大名地方政権ごとに政策の方向性がいろいろな方向を向いていたと言うことで、象徴的に方言を使う演出なのかなと思います。 あくまでドラマ上の演出でしょう。
お礼
字幕でもない限りは視聴者に内容が分からない だから、標準語を話している というのはわかりますが、西郷と坂本だけが標準語変換されていないことが謎です。 ご回答ありがとうございました。
- ojisan-man
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明治以降、東京を中心とした中央集権国家ができるまで、我国には標準語というものは無かったと思います。 ということは、江戸も含め地方の言葉はすべて「方言」で、唯一京都言葉だけが「標準語」だったということでしょうね。 実際に西郷さんが「おいどんは~ごわんど」と言ったか、竜馬が「おまん~しちょるぜよ」と言ったか、今となっては誰も分かりません。ひょっとするとコテコテの関西弁だったかも(笑) ただドラマではこういうセリフにしないと西郷さんや竜馬らしくない、ということなんでしょうね。
お礼
薩摩弁は西郷らしい、土佐弁は坂本らしい という我々がもつイメージはいかにして形成されていったか。 きっと歴史ドラマの影響が大きいと思いますが この2人に限っていることが私には謎に思えます。 ご回答ありがとうございました。
- draft4
- ベストアンサー率21% (1275/6017)
全員ですね 昔は標準語というのがありませんでしたから
お礼
全員 であれば、さまざまな歴史ドラマや歴史小説で、すべての登場人物が方言を使うはずですが、私の知る限り、西郷と坂本しか使っていません。 なぜでしょうか。
お礼
他の歴史人物が標準語変換されているにもかかわらず 龍馬だけが方言を残しているのは、『龍馬がいく』の影響かもしれない ということですね。 少しずつ謎が解けてきた気がします。 ご回答ありがとうございました。