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日本の若者と海外の若者での、政治に対する関心の違い

gohara_goharaの回答

回答No.5

色々と思うところは、あるのですが、まず大事なのは、本当に「アメリカの人は、日本の人に比べて、政治に関心を持っているのか」という点です。 その比較材料として、投票率の問題があります。 日本の衆院選の投票率は、最近、下がってきたと言われますが、60%前後、参院選は50%台半ばくらいというのが昨今の状況です。 一方、アメリカは、というと、投票率の計算方法そのものが異なるので、その辺りの誤差はあるのですが、大統領選であっても50%を少し超えた辺り、下院選(日本で言う衆院選)では50%前後で推移しています。 そのような数字を比べた場合、言うほど、アメリカの人たちが、選挙に関心を持っている、という主張が正しいのか? というのを疑わざるを得ないでしょう。 ただ、一つ、言えることとして、日本とアメリカの選挙の仕組みの違いの影響はあると思います。 まず、アメリカの人々の方が、選挙に触れる機会が多い、というのはがあります。 アメリカの場合、国政選挙に限っても大統領選(4年に1度)、下院選(2年に1度。片方は、大統領選と同時)、上院選(任期は6年ながら、2年ごとに3分の1ずつ改選)とかなり頻繁に選挙があります。 一方、日本の場合は、衆議院(任期4年)、参議院(任期6年で3年ごとに半分を改選)という形になります。 選挙の機会が多い、ということは、それだけ、何らかの形で話題になる可能性が高い、と言えるでしょう。 それから、アメリカ人の先生が言う「若い政治家」が、でやすい土壌がアメリカにはある、というのも大きいと思います。 それは、アメリカ人の方が政治に関心がある、とかそういうのではなく、選挙システムとしての問題です。 日本の場合、衆議院でも参議院でも、出馬するのに、まず、供託金というお金を選挙管理委員会に払う必要があります。選挙区に出馬するのに、日本では300万円を払わなければなりません。そして、そのお金は、得票率の10%以上を取らなければ没収されてしまい、その他に、事務所を開くとか、運動員を雇うとかの金が掛かります。そのため、衆議院では25歳以上から出馬可能ですが、25歳で出馬するのは、実質的に殆ど無理である、と言えるでしょう(そんなにお金を持っている25歳以上は殆どいません) 結局、出馬するのは、ある程度、お金に余裕のある中高年以上になってしまいがちです(もしくは、親が政治家などという特別な人) 身近に感じられない、ということが起こり得ます。 一方、アメリカでは、このような供託金というのもは必要ありません。勿論、選挙運動などの費用は掛かりますが、日本と比べれば、出馬するだけなら、かなり気楽に出馬できます。友人、先輩といった、身近な人が選挙に出馬する、となれば、それだけで選挙が身近に感じるでしょう。 最初にも書きましたが、投票率など(単純比較は出来ないにせよ)を見ると、必ずしも、アメリカ人が日本人より、政治に関心を持っている、という風には言い切れないのでは、という疑問がわきます。 ただ、その上で、選挙システムの違いから、選挙をより身近に感じるような部分はあるのだろう、という風に思います。

zn011
質問者

お礼

回答ありがとうございます!! どんぴしゃです!! 確かに、投票率でみたらそんなに変わらなかったから、私も半信半疑だったんです。 選挙が頻繁に行われることで、身近に感じられるようになることと、 選挙資金のお話がすごく納得できました。 もっと勉強しますw

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