不等式の証明と解釈

このQ&Aのポイント
  • 与えられた不等式を証明するために、P=(a+b+c)(a^2+b^2+c^2-ab-bc-ca)-(1/a+1/b+1/c)(1/a^2+1/b^2+1/c^2-1/ab-1/bc-1/ca)とおいて計算します。
  • 不等式の成立を示すために、まず(a+b+c)≧3≧(1/a+1/b+1/c)となることを証明します。
  • 次に、(a^2+b^2+c^2-ab-bc-ca)≧1/a^2+1/b^2+1/c^2-1/ab-1/bc-1/caを導きます。
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a≧1、b≧1、c≧1のとき次の不等式が成り立つことを示せ。

(a^3-1/a^3)+(b^3-1/b^3)+(c^3-1/c^3)≧3(abc-1/abc) (左辺)-(右辺)=Pとおく。 P=(a+b+c)(a^2+b^2+c^2-ab-bc-ca) -(1/a+1/b+1/c)(1/a^2+1/b^2+1/c^2-1/ab-1/bc-1/ca) a≧1、b≧1、c≧1であるから、 a+b+c≧3≧1/a+1/b+1/c>0・・・(1) (1)により(a^2-1/a^2)+(b^2-1/b^2)≧2(ab-1/ab) (b^2-1/b^2)+(c^2-1/c^2)≧2(bc-1/bc) (c^2-1/c^2)+(a^2-1/a^2)≧2(ca-1/ca) 辺々を加えて、両辺を2で割ると a^2+b^2+c^2-ab-bc-ca≧1/a^2+1/b^2+1/c^2-1/ab-1/bc-1/ca =1/2{(1/a-1/b)^2+(1/b-1/c)^2+(1/c-1/a)^2}            ≧0・・・(2) (1)、(2)によりP≧0 したがって、与えられた不等式は成り立つ。 等号はa=b=cのとき成り立つ。 >(1)、(2)によりP≧0 自分にはこれでは分かりづらいです。 具体的に数字決めて確かめては見たのですが、何かスッキリしません。 もう少し分かりやすく説明して頂けると幸いです。 >等号はa=b=cのとき成り立つ。 これはどこから導けばいいのでしょうか?

noname#102828
noname#102828

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • naniwacchi
  • ベストアンサー率47% (942/1970)
回答No.2

解答の骨格になるのは、このようなことだと思います。 m≧n>0 かつ M≧N>0 が成り立つとき、 m×M ≧ n×N P=(左辺)-(右辺)について、 P=m×M-n×Nというように見ているのだと思います。 ただ途中の経緯を見ていると、少し変な気もします。 >(1)により(a^2-1/a^2)+(b^2-1/b^2)≧2(ab-1/ab) a+b≧1/a+1/b からは、(a^2-1/a^2)+(b^2-1/b^2)≧2(1/ab-ab)となります。 上の不等式は、(a-b)^2-(1/a-1/b)^2の引き算で通分をして a≧1, b≧1を用いれば示すことができます。 >a^2+b^2+c^2-ab-bc-ca≧1/a^2+1/b^2+1/c^2-1/ab-1/bc-1/ca =1/2{(1/a-1/b)^2+(1/b-1/c)^2+(1/c-1/a)^2}≧0・・・(2) (左辺)-(右辺)が0以上ならわかるのですが、右辺だけが0以上というのもおかしい気がします。 勘違いがあるかもしれませんが、書かせてもらいました。

その他の回答 (1)

回答No.1

2乗したら中の値はマイナスだろうがプラスだろうが、関係なくプラスになるでしょ? よくある証明方法だよ。

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