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スペクトラムアナライザについて
ご質問させていただきます。 スペアナを使用して、ある周波数帯のノイズを計測しておりました。 その際、内蔵アンプをONするとノイズレベルが下がり、 OFFにするとノイズレベルが上がるのですが、 アンプ=増幅器とすると、矛盾しているように取れるのですが、 何か原因があるのでしょうか。 どなたか回答いただけると幸いです。
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- tadys
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回答No.1
スペアナのノイズにはスペアナの外部に由来するものと内部に由来するものがあります。 外部に由来するノイズはアンプにより増幅されますが内部に由来するノイズはアンプがあっても変化しません。 アンプにより外部からの信号は増幅されるので内部ノイズと外部信号の比は小さいものになるのです。 ただし、アンプ自身もノイズを出すのでアンプから出力される信号は (外部信号+外部ノイズ)*増幅度+アンプノイズ になります。 アンプを入れることでS/N比がどれだけ変わるかは「ノイズフィギュア」で表わします。 http://www.orixrentec.jp/cgi/tmsite/knowledge/know_pa-nf.html アンプを入れてノイズが下がるということはあなたが見ていたノイズはスペアナの内部ノイズだったということになります。
お礼
詳しいご回答ありがとうございます。 入力と、出力の雑音の差が小さくなったため、 NFも小さくなり、スペアナの内部雑音を下げることができた。 と理解してもよろしいでしょうか。