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なぜ日本人にとってお金は下品なのか
日本人はお金を下品だと感じる国民性のようなものがあります。 レストランの伝票は裏返しておきますし、初対面の人と年収の話をするのはあまり好ましくありません。明治時代に金銭的に成功した人々は成金と呼ばれてあまりよい印象を人々に持たれなかったようです。投資家や証券業者などにも良い印象を持たない人は少なくないです。 必要以上にお金を露骨に話題に上げたり、お金に関して詮索することは避けられます。 ではなぜ日本人にとってお金は下品なものなのでしょう。 私は日本人の古来からの平等主義によって、格差を生み出す貨幣を必要悪と認識しているのかと考えました。歴史上には、市場・貨幣は平等の敵として現れます。成功者と失敗者を生むからです。 しかし今一つ説得力に欠けるような気もします。日頃貨幣自体が不平等を生んでいることを認識することはあまりないですから。(運、才能や努力量が不平等を生んでいると考えることが多い) 皆さんはどう考えますか?またそういうことを研究しておられる方の書物などありましたら、ご紹介願います。
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