懲役とは何なのですか

質問

禁錮以上の刑（懲役ということですよね）とは
主になんなのですか
高１でも分かるように説明してください

回答No.4

noname#110938 · ベストアンサー

刑法で刑の種類ってのは次の6種類って決まってんのね。
死刑、懲役、禁錮、罰金、拘留（勾留と区別のできない馬鹿が多い）、科料。
正確には、これは主刑って言って、付加刑として没収っていうのが別にあるんだけど、それはここでは関係ないからいいや。
で、刑の重さというのも刑法で決まってんのね。
死刑＞懲役＞禁錮＞罰金＞拘留＞科料という順。
正確には、懲役と禁錮はその期間によって重さが変わることがあるんだけど、ここでは関係ないだろうね。

で、「禁錮以上の刑」って言い方は、例えば資格制限とか何らかの法定の条件を表してんだろうね。だとすると、ここで言う「禁錮以上の刑」というのは、「主に」も何もなく、死刑、懲役、禁錮の三つのことだね。「以上」はそれ自体も含むというのが法律用語だし、一般用語としてもそういう使い方をすることが多いね。だから禁錮以上は禁錮自体も含むってわけだ。
ここでは期間を考慮して懲役との軽重を論じる必要はまったくないね。

ちなみに「禁錮より重い」なら禁錮自体は含まないから文字通りには死刑か懲役だけだけど、さっき言ったとおり、懲役と禁錮は期間によって重さが変わることがあるから、「禁錮より重い」という表現は厳密さを欠くので法律論では実際に使うことはまずないね。なお、無期禁錮だって禁錮の一種なので無期禁錮が禁錮より上というのは間違いだからね。

あとはおまけ。
死刑＝生命を剥奪する刑。要するに殺すこと。
懲役＝刑事施設に拘束して一定の作業をさせる刑。
禁錮＝刑事施設に拘束する刑。作業は強制しない。
罰金＝金銭を支払わせる刑。
拘留＝刑事施設に拘束する刑。禁錮との違いは期間。禁錮は原則1月以上、拘留は1日以上30日未満（未満はそれ自体を含まないから実際的には29日以下と同じ意味）。
科料＝金銭を支払わせる刑。罰金との違いは金額。罰金は原則1万円以上、拘留は千円以上1万円未満。

回答No.5

Yorkminster

「以上」というのは、「それを含み、それより多い」をいう意味なので（たとえば「5以上」は「5、6、7・・・」、「5より大きい」は「6、7、8・・・」）、「禁錮以上の刑」には、まず禁固刑が含まれます。

次に、禁錮と懲役は同位（もしくは懲役の方が重いと見ることもできる）なので、懲役刑が含まれます。

禁錮と懲役を合わせて「自由刑（人身の自由を奪う刑罰）」といい、これより重いのは生命刑（人の生命を奪う刑罰）、すなわち死刑しかありません。

よって、「禁錮以上の刑」には、禁固刑、懲役刑、死刑が含まれます。

なお、禁錮と懲役には「無期」と「有期」がありますが、これはあくまで同じ種類の刑の中で軽重があるだけです。したがって、「懲役より無期懲役の方が重い」というのは、日本語として誤りです（刑の種類としては、有期懲役も無期懲役も同じ「懲役刑」だから）。

ちなみに、禁固刑というのは、歴史的に「犯罪だが、労働させられない特権的な刑罰」という側面があったとされています。その意味で、禁錮より懲役の方が重いといえますが、現在では必ずしも特権的な意味合いはないので、同列と扱うのがふつうでしょう（自由刑を一本化すべし、という説の方が有力）。

お礼

有難うございます
よく理解できました

回答No.3

kiwa67

刑法の条文を引用します。
どちらも刑事施設に拘置します。懲役のほうには、労役があります。
刑法上の違いは、労役の有無です。
但し、禁固の受刑者でも希望すれば、労役につくことができます。
実際、大半の禁固刑の受刑者は希望して労役につくので、刑は
受けるほうから見ると、違いは、さほど、ないようです。

＃＃＃＃＃＃引用＃＃＃＃＃＃
（懲役）第12条　懲役は、無期及び有期とし、有期懲役は、１月以上20年以下とする。《改正》平16法156
２　懲役は、刑事施設に拘置して所定の作業を行わせる。《改正》平17法050
（禁錮）第13条　禁錮は、無期及び有期とし、有期禁錮は、１月以上20年以下とする。《改正》平16法156
２　禁錮は、刑事施設に拘置する。

回答No.2

bakeratta

「懲役　wiki」でどうぞ。
　　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%87%B2%E5%BD%B9

高1で判るかどうかは、あなた次第ですしねぇ・・・。

お礼

wikiでは一度みたのですが
詳しいものをと思っていました。

回答No.1

noname#92656

禁錮より上っていったら無期懲役か無期禁錮か死刑しかないよ（普通の懲役は禁錮より軽いとされてます）。