リブカム機構の設計
はじめまして。機械の高速化を行う為、従来機の板カム(+引張バネ)からリブカムへ変更したいと考えています。
カムレバーは揺動の動きを行います。
通常板カムの場合はバネやエア圧等で予圧をかけると思いますが、リブカムの場合、一般的に二個のローラ間のピッチとカムの寸法公差で決めて予圧はかけないものなのでしょうか。
それとも片側のローラには軽い予圧をかけた方が良いのでしょうか。
カム機構の検討が初めてで、今回実験的に内側のカム面を変形正弦曲線にし、内カムにならう様に図面上でカムレバーを動かし、内側のカムフォロアと外側のローラフォロアの間に隙間が出ないよう外側のカムをプロットし、NCでカムを製作しました。
結果としては各ローラに挟まれたカムの隙間が大きい所と小さい所で最大0.13mm程度発生し、高速でカムを回すと振動が発生してしまいました。
本製作時はカム屋さんに機構図を渡してリブカムを製作して頂く予定ですが、カム軸とカムレバー支点軸のピッチ公差やローラのガタ・カムの公差などがある為クリアランス0は出来ないと考えています。
なにぶん初心者なもので、有る程度のガタでも(0.13mmはさすがに大き過ぎですが)スムーズに動くのか、もしくは予圧をかけるのが当たり前なのか、等分からない部分だらけでして、アドバイスを頂けたらと思います。
個人的にはせっかく高価なリブカムを作っても、予圧をかけてしまったら板カムと同じではないかと考えてしまいます。
宜しくお願い致します。
補足
図面を追加しました。(上から見た図) 動きとしては斜線の2本を一度下がって(赤線)指定の位置に移動させたいです。この動作を繰り返し行いたいです。 宜しくお願い致します。