• 締切済み

TTFフォントのカーニング情報について

TTF形式のフォントにはカーニング情報が入っていて文字の並びに応じて幅が変化すると聞きます。 それを試してみたところ、メモ帳とWordで奇妙な差が見られました。 1. ・メモ帳ではメイリオでしかカーニングが効かない。 ・Wordではメイリオ以外にもArialやCenturyなど基本的な英字フォントでカーニングが効く。 この差は何によるのでしょうか。つまり、メイリオはその他のフォントと何が違うのでしょうか。また、メイリオの他にメモ帳でカーニングが効くフォントはありますか? 2. ・メモ帳ではメイリオは英字だけでなくギリシャ文字やキリル文字でもカーニングが効く。 ・Wordでは英字のみしかカーニングが効かない。 Wordは英字とそれ以外で挙動を変えているのでしょうか。また、私が試したのはWord2007ですが他のバージョンでも同様でしょうか。さらに、Wordでカーニングできる文字種は英字以外に何かありますか? なお、テストはWindowsXP、Word2007、メイリオver5.00、「TATHH」と「THAHT」あるいは同形のギリシャ/キリル文字で行っています。 カテゴリは適切なものが無かったので、一応Word関連ということでこのカテゴリにしています。

みんなの回答

  • Hoyat
  • ベストアンサー率52% (4897/9300)
回答No.1

1.メイリオは従来のTTFフォントではなく「ClearType」フォントで、MS Pフォントで使われていた「プロポーショナル」をより洗練化した技術が使われています。基本的に「プロポーショナル」は欧文文字の為のカーニング情報であるので2バイト文字(漢字や仮名などの非欧文文字)に使用すると「美しくない」文字詰めになってしまっていたのですが、それを2バイト文字でも綺麗に詰まるようにした物です(概念として、実際には根本から違う)。同様のアプローチをした文字としてはAdobeが中心になって推し進めたOpenTypeフォントがあります(こちらの方がスタンダードです)。 2.XpではClearTypeにネイティブ対応していないので、その上で動くソフトは基本的にはClearTypeの恩恵には預かれません(まぁこれはClearTypeのが後から出ているからしょうがないと言えばそれまでですが)。 Word等のOffice製品はフォントの情報を優先せずにXpのフォントエンジンを使用するためにメイリオの本来の機能であるClearType機能が使えません。メモ帳は本来はテキストエディタであるが故にXpのフォントエンジンを使わないので、逆にフォントの持つ機能が使えると言う「おかしな現象が出る」訳です。

SortaNerd
質問者

お礼

回答ありがとうございます。しかし良く分からない点が多いです。 プロポーショナルフォントとは文字毎に固有の幅を持つもので、隣に並ぶ文字との関係で文字幅が変化するカーニングとは別物です。 ClearTypeはフォントの表示技術であって、フォントファイルの機能ではないと思います。 それともClearTypeというのはフォントファイル内のデータ構造も定めているのでしょうか? XPはClearTypeにネイティブ対応していますし、WordなどもClearTypeを使っています。 ClearTypeのオンオフとカーニングの状況は関係ありませんでした。 「XPのフォントエンジン」というものが何を指すのか分かりません。 ArialやCenturyにもフォント内にカーニング情報があるのだと思いますがなぜメモ帳で表示できないのでしょうか。

SortaNerd
質問者

補足

再度試してみたところ、さらに奇妙なことが起こりましたのでここに補足します。 Wordでギリシャ文字やキリル文字のカーニングが効かないと書きましたが、もう一度試してみるとなぜか今度はCenturyではギリシャ文字とキリル文字もカーニングされました。 さらにフォントを変えたり戻したり、カーニングのオンオフを切り替えたり、文字を切り貼りしたりしているとメイリオでもカーニングができました。一方Arialではできませんでした。 さらに、和田研細丸ゴシック2004P4というフリーフォントでも一度だけギリシャ文字のカーニングが起こりました。このフォントは英字はWordでカーニングし、メモ帳ではカーニングしません。 カーニングするかしないかが再現性が無く困ります。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう