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共鳴・共役・誘起・メソメリー効果
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共鳴:二つ以上の構造が電子配置だけ異なっている場合、それらを極限構造と呼びそれらの間の関係を共鳴と呼ぶ。 共役:きょうやく、きょうえき。複数の不飽和結合、不飽和結合と非結合電子対が隣接する位置にあり、不飽和結合を通じて上記の極限構造を複数描くことが出来る、つまり共鳴の県警にあるときそれらの原子団は共役していると呼ぶ。 誘起:通常「誘起効果」として使われる。根本的にはポーリング先生達が「便宜的」に考え出した「電気陰性度」の差により結合に分極が生ずることによる電気的な片寄りを指す。共鳴の効果とは分けて考えて良い。 メソメリー:最近お目に掛かりません。カルボニル基がC(δ+)-O(δ-)に分極するような効果をインゴルド先生達が明確化しようとしたものと考えられます。 昔、私がまだ化学マニアの高校生だった四十数年前に先端的であった「有機電子論」で用いられました。↓ 分子軌道法に比べ非常にややこしいです。(汗; http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E6%A9%9F%E9%9B%BB%E5%AD%90%E8%AB%96
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メソメリー効果の語源(起源?)に関しては#1の回答にかかれているものかもしれませんが、通常は、共鳴効果と同等の意味合いで使われます。 I効果に対するM効果=誘起効果に対するメソメリー効果
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