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触媒のシンタリング
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どういう雰囲気かが問題です。Fe(と助触媒のK)がアルミナに分散されているものとしてアンモニア合成触媒(二重促進鉄)が知られています。この場合は反応前に徹底的に還元しますのでFeの酸化物が残っていることはありません。寡聞にして、あまりシンタリングの話は聞いておりません。 Feが酸化物の形でアルミナなどに分散されているときに高温で酸化状態(空気の存在)に曝されると、Fe酸化物結晶はしばしばあたかも高分散したかのように消えてしまうこともあります。この時アルミナはしばしば大きくシンタリングして表面積を減らします。それこそFeは中に溶けてAlとOの原子の組み換えを触媒しているようです。 金属と酸化物が共存ということは、Feを酸化物で担体上に落として中途半端に還元した状態なのでしょうか?これからどんな操作をするかで様子が変わるでしょう。
その他の回答 (1)
もちろんイオン結晶より純金属の方が蒸気圧も高いし、金属は無極性だから一般には極性である担体との相互作用も小さいです。
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