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ミルカーの洗浄について
ミルカーの乳石が除去しきれずに困っています。 季節的にも洗浄不足の部分が黄ばんで来たりして毎日手洗いを 追加しております。 洗剤、循環温度、軟水?硬水?などが原因なのかと悩んでおります。 現在350円/Kgの普通の洗剤を使っていますが硬水用に交換して みようかとも考えております。 よろしくお願いします。
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- fumi26
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プロの酪農家ではないようですが、乳石の除去は簡単です。バケットミルカーの利用と思いますので、簡単に説明します。 (1)週に1度、ミルカーは分解し50℃から60℃の温水に専用のアルカリ洗剤を指定量入れ、専用ブラシで内部の汚れを取り除きます。アルカリ洗剤は、酪農機器販売店で売られており、「普通の洗剤」ではだめです。 (2)ティートカップのプラスチック部分は半年ごとに交換します。必要以上に使えば、ひび割れなど起こり、乳頭を痛め乳房炎の原因になります。 (3)バケットの材質がステンレスであり、しつこい乳石付着があれば、市販の希塩酸、ピンセット、綿花を使い、除去します。綿花に希塩酸を染み込みこませ、ピンセットで付着した隅に塗ります。30分して水で洗浄し除去を確認します。 その他 パイプラインでは自動洗浄装置と専用洗剤がありますので、湯の温度、時間を守り実施しなさい。なお乳石は細菌の温床ですので、バルククーラーへのホース内部も専用ブラシで洗浄する必要があります。
- Ligandable
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検索しましたら, http://jliadb2.lin.go.jp/mri/kensaku/qa_info.php?id=117 なのが出てきました。 机上の空論ですが,乳石は乳脂肪・蛋白質・カルシウムの複合体と 考えられそうです。カルシウムを乳脂肪・蛋白質のバリアーが守り, 洗剤だけでは難しいでしょう。 となれば,脂肪・蛋白質とカルシウムの性質は逆ですから, 二重洗浄がよいでしょう。脂肪と蛋白質をまずアルカリで処理 します。お使いの機器が,その部分をはずして暖められるか, 十分な洗い流しができるか不明ですので,うまく選定できませんが, まずは,トイレ系アルカリ洗浄剤が挙げられます。脂肪を溶かすため, 40°くらいに暖めてどうぞ。また,自動食器洗い器用洗剤を70℃ で使われるのも良いでしょう。残留を気にされるのでしたら,最近 入手にハンコがいりそうですが,PPスルー(パイプスルーではあり ません。99%板状水酸化カリウムです。使用と共に発熱するので,お手軽 ただし,アルミニウムや亜鉛を溶かします。ご留意) があります。きれいに流せて,廃液は風乾して放っておくとほとんど 炭酸カリウム(草木灰の主成分)になりますので良い水肥になります。 気になるのでしたら,トイレの酸性洗剤で中和して流しても 一般の肥料成分になので,過多でなければ畑に良いでしょう。 乳脂肪・蛋白質のバリアーを洗い流したら,カルシウムです。 温クエン酸一晩で十分でしょう。塩酸洗浄もあります。 なんか,サンプル作って試してみて下さい。 ではでは