自国民を守らない国、政府・・。これでいいの？

質問

日本人は、諸外国に比べると、自国民の生命の安全を、あまり考えない
ように思う。
特に日本政府は・・。

海外渡航中に麻薬の運び屋に仕立てられて、無実の罪を着せられ、
何十年と牢獄に入れられた日本人を政府は無視し続けているし、

また、戦争中にイラクへ渡航した青年が、捕らえられ、
自衛隊撤退要求と、青年の命を天秤にかけられたとき、
政府は、青年の生命よりも、テロに屈しないという選択肢をした。

特に後者は、自己責任という言葉が独り歩きし、
政府としてはその選択肢しかなかったように思うけれど、
この国は非常に冷たいな・・と思った。
人間の命がこんなにも軽いのかと思った。

こんな日本でいいんですか？
自国民の命を二の次に考えるような政府でいいんでしょうか？
建前はわかっています。一人の命より、その他大勢の自国民の利益。

でも、悲しくなります。もし、いつか、自分が命の危険に
晒されたとき、間違いなく日本政府は、私一人の命など、
無かったように扱うでしょう。

回答No.10

tappara · ベストアンサー

個人の考え方と組織の考え方が同じレベルで語られることのほうが怖いと思います。

もちろん個人が犠牲になればいいという考え自体には反対ですし、大勢のために少数が犠牲になるという考え方も好きではありません。
しかし、上記の考えは今おきている危機がなく僕に決断を下す責任もないからいえることだと思います。

イラクへ渡航した青年については誘拐の目的がお金を取ることでそのお金がテロに使われることが明らかだったわけです。心情的には助けてあげたいってのもわかるし、でも、もし僕に決断を迫られたら僕もお金を払わないを選択したんじゃないかと思います。

人一人の命は地球より重いといった人がいましたけど残念ながらそうじゃないと思っています。言葉としては美しいですけど一人のためにその他の人が犠牲になれるわけもない。個人的にそう思う人がいるとしても責任者としてその言葉は言えないでしょうね。

しかし、最近の免罪事件。警察が誤りを認めることが犯罪者に対して弱みを見せるということで謝罪がないのだとしたらそれは少し悲しいです。逆に、この悲劇ですけど稀なケースであるこの事件をとって死刑制度反対だと言う考え方もおかしいと思います。

難病認定なんかも多くの難病認定を受けれない人がいる。その一方で使える予算には限度がある。TVが取り上げた子に対して認定が降りる。美談っぽいですがそれ以外の人はどうしたらいいのでしょう。結果人数の多いものから取り掛かることしかできないんじゃないかな。

切捨てなければいけない決断をくだしている側の辛さってのもあるんじゃないかな。政治家や官僚だって基本的には普通の人ですよ。

お礼

＞一人の命は地球より重いといった人がいましたけど残念ながらそうじゃないと思っています。言葉としては美しいですけど一人のためにその他の人が犠牲になれるわけもない。個人的にそう思う人がいるとしても責任者としてその言葉は言えないでしょうね。

これは、しごくもっともな意見だし、きっと私がときの首相であれば、
当時の首相と同じ決断をしたでしょうね。
政治とはそういうものです。

しかし、何処かで妥協しないといけない、全ては救えない、
何処かで切り捨てなければいけない。
とは、わかっていても、

やはり、私は、人の苦しみを理解し、一人一人の命を重く考える人に、政治を任せたいと
思うし、そうであってほしいと思います。

回答No.4

kappa1zoku

日本は鎖国があっているのでしょうね。政治的にも、精神的にも、特に権力を握るものとしては一番楽でしょうね。

いつの時代も＜黒船＞が来襲しないと変革も起きないし、それは結局のところ内なる変革の萌芽だけは見つけられた程度でしかなかったのが現実です。
それがよく言えば平和的な気質が身についているとはいえます。
ですから、外へ出れば何を基準に行動していいか分からないために、皆で進めば怖くない式の行動が生まれます。

まあそんな国民の上に立つ政府も推して知るべしです。自分のしたいようにするしかないでしょうね。

あるテレビ番組で、中国やブータンなどで、自分の半生をその国の農業育成につくした日本人が紹介されていましたが、イラクでの人道支援をしていて拘束された高遠さんも同じじゃないのかと思いました。
志の高さにおいては、同じでしょうね。それが成功して誰もがよかったと言えるようになるのは、努力の問題と違う次元です。

政府がおかしいだけじゃなく、それを支えている国民もおかしいので、意見を言える市民に自分たちがなることの方が建設的だと思います。

お礼

>政府がおかしいだけじゃなく、それを支えている国民もおかしいので、意見を言える市民に自分たちがなることの方が建設的だと思います。

まったく、同感です。結局、政府や、役人のせいにしてしまったいましたが、
私たち国民もおかしいのですね・・。

回答No.3

ravenwing

前者の方は詳細を知らないので回答は控えさせて頂きますが・・・

後者の方に関してはlock1017さんとは違った意見です。

(1)当時日本はイラクへの渡航を自粛するように呼びかけていたと記憶しています。
この時点で最初のステップとして国民を守る義務を果たしていたと考えます。
(2)自衛隊を撤退させない為にテロに屈しなかった訳ではありません。
仮にテロリストの要求に従った場合、"日本人を誘拐して要求を突きつければ日本政府は要求を受け入れる"と認識され、身代金（軍資金）目当ての誘拐事件が（イラク国内に限らず）多発することが予想されます。
もちろん、囚われた青年が救出出来ればベストですが、"日本国民の安全"と捉えると間違った決断では無かったと考えます。（正解とも言えませんが・・・）

ちなみに、上記は先進各国ほぼ共通の対応の様です。（フリージャーナリストが誘拐され、要求を飲まずに処刑された例はいくつかあったと記憶してます）

お礼

もちろん、わかります。
それが、そのとき出来たベストだと。

それでも、私は言いたいんです。
だとしても、彼を助けてあげたかったと。
助けてあげて欲しかったと。

当時は、彼以前に3人の若者が捕らえられ（結局開放）
そのときにおきた様々なバッシングのせいで、
次に捕らえられた青年の命を救いたいという両親の悲痛な
叫びをかき消されたように思いました。
首相にそう懇願することもはばかられるような雰囲気でした。

彼が助けて欲しいと涙ながらに訴え、助けることが出来たにも
関わらず、結局は、その選択肢を選ぶことのできなかった
時の政府や、私たち国民は、しょうがないの一言で終えて
いいのでしょうか。

回答No.2

raison999

同感ですが、今の社会的風潮を見ていると「つける薬なし」と感じますね。いまだに自己責任と言っては思考ストップ。

日本は先進国という思い込みは捨てた方がいいです。
そして、言うまでもなく日本はアジアの一国で、命の軽さや社会保障に対する意識の低さ、権利意識のなさはまさにアジア的だとしか言いようがありません。

私の感想は、「日本人は無情非情冷酷だ」というものです。
ロボットのように働くくせに、上の人はつける薬がないほど怠慢ですね。

お礼

とても冷酷冷徹ですよね。
表面的には、ちゃんとやってるように見せて、実は違いますし。

一人の人間の命の重さを軽く考える人間がTOPに君臨し続けることに
恐怖を覚えます。

回答No.1

noname#168404

> 自国民の生命の安全を、あまり考えない
残念ながら、それは全くの逆でしょう。

> 特に後者は、自己責任という言葉が独り歩きし
前者についてはよくわかりませんが、後者に関して「自己責任」という言葉が独り歩きしたのは、「観光でそんなところへノコノコ遊びに行くからそうなるんだ。自業自得だ」と非難したところ、実はODA(?)だったのですが、一度言ったものを引くわけにもいかずに「自己責任」という言葉を多用することで論点をぼかしたもので、あくまでもマスコミのねつ造のようなものです。

先の新型インフルエンザの問題にしても、日本は政府の態度をすぐに非難しました。（マスコミですが）
非難するためには、マスコミは盛り上げないといけないので結局海外から笑われるほどのバカ騒ぎをしてしまうのです。

日本は、自分の命は自分で守ることをもっと自覚するべきでしょう。

お礼

もちろん、自分の生命は自分でまもる。危険を回避するというのは
絶対的な条件ですが、どうしようもないこともあります。

インフルに関しては、本当に国民のために動いたのでしょうか？
パフォーマンスにしか見えませんでした。
結局、海外渡航暦のない人間を、政府の支持を無視して検査した
結果、初めて感染者を発見できたわけだし。