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合成抵抗値より各々の抵抗値を求めたいのですが・・・
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#4 です。 >この応用の式は初心者の私にはちょっと難解 .... そうでもないので、蛇足を少々。 よく出てくる梯子 (ladder) 回路なら、縦続行列で「事務的に」勘定すれば、いちいち回路方程式を立てずに済みます。 基本形は二つだけ、という単純なもの。 [直列アーム] インピータンス Z i1 → ─Z─ → i2 v1 ↑ ↑ v2 の縦続行列は、 |1 Z| |0 1| [並列アーム] アドミタンス Y i1 → --┬-- → i2 v1 ↑ Y ↑ v2 の縦続行列は、 |1 0| |Y 1| あとは行列積の勘定。 行列積の例。(逆 L の縦続行列) |1 0||1 1| |1 1| |1 1||0 1| = |1 2|
- ruto
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>ただ、「R=0.615R」の意味が私には理解できませんでした。 並列回路の計算が理解出来てないようですね。 図の右端のRが並列なので合成抵抗は0.5R次にすぐ左側のRが直列で1.5RそれにRが並列で合成抵抗は0.6RそれにRが直列で1.6RそれにRが並列でR6個分の合成抵抗は0.6154Rになり、この値が8Ωなので 0.6154R=8 ∴R=13Ωになります。 並列回路を理解する事が肝要です。 R1とR2を並列につなぐとその合成抵抗Rpは Rp=(1/R1+1/R2)^-1 =R1・R2/(R1+R2)
基本は既出なので、応用のみ。 R = 1 オームのときの合成値を求めてみましょう。 逆 L タイプの二段に、R (1オーム) 二本並列を終端した形。 ・逆 L の縦続行列 |1 1| |1 2| ・二段分(行列積) |2 3| |3 5| ・1/2 オーム終端時の入力抵抗値 {2*(1/2)+3}/{3*(1/2)+5} = 4/{(3/2)+5} = 8/13
- ruto
- ベストアンサー率34% (226/663)
合成抵抗Rsは Rs=[{(R//R+R)//R}//R]//R=0.615R (ただし//は並列の意味) ∴Rs=0.615R=8 R=13Ω
お礼
ありがとうございます。 ただ、「R=0.615R」の意味が私には理解できませんでした。 0.615Rというのはどうすれば求められますか?
- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
こんばんは。 No.1様のご回答のとおりですが、基本をお教えします。 面倒なやり方ですけど、一度はやってみたほうがよいです。 方針としては、下記の1,2で連立方程式を作ります。 1.オームの法則の式 閉じた経路(電源のプラスからマイナスへの経路も閉じた経路の一種)で、オームの法則(電圧降下)の式を作る。 いくつか式を立てて、すべての抵抗を一度以上ずつ登場させなければいけない。 2.電流の式 全ての地点を一度以上ずつ通過するように、電流経路の枝分かれの式を作る。 ・いちばん上にあるRをR1と書き、R1に流れる電流をi1とします。 ・2番目に上にあるRをR2と書き、R2に流れる電流をi2とします。 ・aからまっすぐ右にあるRをR3と書き、R3に流れる電流をi3とします。 ・R3からまっすぐ右にあるRをR4と書き、R4に流れる電流をi4とします。 ・R4から右に行くと2つのRに分岐しますが、そのうち、上側のRをR5、下側のRをR6と書き、それぞれに流れる電流をi5、i6とします。 R1だけを通る経路(a→R1→b)のオームの法則は、 a-b = R1・i1 a→R3→R2→b の経路のオームの法則は、 a-b = R3・i3 + R2・i2 a→R3→R4→R5→b の経路のオームの法則は、 a-b = R3・i3 + R4・i4 + R5・i5 R5から左に逆流して下に曲がってR6を通ってR5に戻る経路のオームの法則は、 0 = -R5・i5 + R6・i6 以上で、R1からR6のすべてを1回ずつ通過する式が勢ぞろいしました。 a-b=V と置き、R1~R6をすべてRに戻せば、以上の式は、 V = R・i1 V = R・i3 + R・i2 V = R・i3 + R・i4 + R・i5 0 = -R・i5 + R・i6 となります。 あとは、電流の式です。 aからbに流れる電流をIと置くと、 aから右の分岐は I = i1 + i3 bに流れ込む前の合流は、 I = i1 + i2 + i5 + i6 R3から右の分岐は、 i3 = i2 + i4 i4から右の分岐は、 i4 = i5 + i6 以上のことから、 (あ)V/R = i1 (い)V/R = i3 + i2 (う)V/R = i3 + i4 + i5 (え)0 = -i5 + i6 (お)I = i1 + i3 (か)I = i1 + i2 + i5 + i6 (き)i3 = i2 + i4 (く)i4 = i5 + i6 という8本の式(連立方程式)ができました。 IをVとRの式で表せさえすれば、終わりです。 (あ)により、i1=V/R を代入。 (お’)I = V/R + i3 (か’)I = V/R + i2 + i5 + i6 (え)により、i6=i5 を代入。 (か’’)I = V/R + i2 + 2・i5 (く’)i4 = 2・i5 (く’)により、i5=i4/2 を代入 (う’)V/R = i3 + 3/2・i4 (か’’’)I = V/R + i2 + i4 (き)により、i2=i3-i4 を代入 (い’)V/R = 2・i3 - i4 (か’’’’)I = V/R + i3 以上を整理すると、 (い’)V/R = 2・i3 - i4 (う’)V/R = i3 + 3/2・i4 (お’)I = V/R + i3 (か’’’’)I = V/R + i3 ここで(お’)と(か’’’’)は同じになったので、(か’’’’)は捨てます。 (い’)V/R = 2・i3 - i4 (う’)V/R = i3 + 3/2・i4 (お’)I = V/R + i3 (い’)により、i4=2・i3-V/R を代入。 V/R = i3 + 3/2・(2・i3-V/R) = 4・i3 - 3/2・V/R 5/2・V/R = 4・i13 i3 = 5/8・V/R (お’’)に代入して、 I = V/R + 5/8・V/R = 13/8・V/R RI = 13/8・V V = (8/13・R)・I よって、合成抵抗は、8/13・R です。 8/13・R = 8オーム なので、 R = 13オーム です。
お礼
ありがとうございます。 一見複雑そうな解き方のようですが、これは間違いがないですね。 大変参考になりました。
- wildcat-yp
- ベストアンサー率37% (303/813)
一つずつ考えていくしかないのでは? まず右端から、並列なので、Rが二つで合成抵抗は 和分の積でR^2/2R=R/2、それにその左隣の直列につながっているRを足すと直列の場合の合成抵抗は足し算なので、R+R/2=3R/2。 それとRが並列で・・・とやって、最終的に=8とすると、Rに関する1次方程式ができそうですが。 本当は自分で確かめた方がいいのですが、 R+R/2と並列のRを合わせて3R/5、 それと左の直列のRを合わせて 8R/5、 それと一番上のRを並列に合わせて 8R/13。 これが全体の合成抵抗なので、 8R/13=8 さすがにこれは簡単ですよね?
お礼
ありがとうございました。 初心者はやはり「基本に忠実」が一番ですね。 右から一つ一つ求めていくのが、回り道のようでも近道なのかも知れません。
お礼
ありがとうございます。 この応用の式は初心者の私にはちょっと難解でした。 でも短時間で答が出るようですので、時間をかけて理解していきたいと思います。