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マイク入力に繋ぐ抵抗入りケーブルで、LとRが絶縁されていない

ヘッドフォン出力(ステレオミニジャック)と、マイク入力(ステレオミニジャック)を繋ぐケーブルを買いました。端子間の抵抗を測ってみると、(一方の端子をL1、R1,G1とし、もう一方をL2,R2,G2とします)G1-G2=0オーム、L1-L2=300オーム、R1-R2=300オーム。ここまでは理解できるのですが、G1-L1=300オーム、G1-L2=4オーム、L1-R1=600オーム、L2-R1=8オーム(以下略)など、抵抗なしの接続ケーブルなら絶縁されている組み合わせが、抵抗ありとはいえ繋がっています。 そこで質問です。 (1)300オームというのはこの目的(ライン出力をマイク入力に変換する)に適した抵抗値なのでしょうか。 (2)ケーブルの箱に回路図も載っていましたが、GLRが互いに接続されていて、左右の音がきちんと分かれて出てくるのでしょうか。 (3)この質問のような問題(オーディオに関係する電気の問題)を学べる書籍がありましたら教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • soramist
  • ベストアンサー率58% (163/278)
回答No.2

質問文の中の測定値は大体正しいのですが、最後の「L2-R1=8オーム」は間違いで、正しくは「L2-R2=8オーム」ですね。 また、「G1-L1=300オーム」は厳密には”304オーム”、同様に「L1-R1=600オーム」は”608オーム”ですね。 デジタルテスタで測れば違いがわかると思います。     L1ーーー300ΩーーーーーーL2               |                 |  HL           4Ω         ML               |                |      G1ーーーーーーーーーーーーG2                 |                 |  HR           4Ω         MR               |                |     R1ーーー300ΩーーーーーーR2    注 G1-G2間は、L/R別々のケーブルになっているが、最終的に      機器本体で接続されるので、上図のように省略記載 上図において・・・ 左側ヘッドホン出力 HLから出た信号は、L1→300Ωと通り、4ΩとL2に分岐し、L2側へ行った 信号はマイク入力MLを通ってG2へ戻り、4Ωを通った信号と合流してG1→HLと戻って仕事を終えます。 (交流信号ですから、実際は行ったり来たりするわけですが、ここでは本題と関係ないので省略します) HLからの信号が、300Ω/4Ω/MLを流れることで、これら抵抗の両端に電圧を発生させます。   E=RI (Eは電圧(V)、Rは抵抗値(Ω)、Iは電流(A) しかし、G2→G1間は、一般には抵抗値0Ωと見做せますので、この両端に電圧は発生しないと考えます。 つまり、L/Rの信号が”重なり合うことはない”わけです。 G2-G1間の抵抗はない、と言いましたが、導線ですから厳密には若干の抵抗値を持ちます。 この抵抗値が、ある程度大きいと、この抵抗の両端に発生する電圧は、L/Rそれぞれへの信号源となるので、それぞれの音質を劣化させる原因となります。 この状態を”クロストーク(Cross Talk)が起きた”と呼び、高品位の音質を要求する回路では、重大な問題となります。 ------------------------------------------- (1)ヘッドホン端子の出力インピーダンスは、一般に数十Ωと低いので計算上無視しても  よいのですが、一応32Ωであると仮定します。  そうすると、ヘッドホンの出力電圧E1(V)に対し、マイク入力電圧E2(V)は、    E2/E1=4/(32+300+4)=0.0119=-38.5dB    (マイクの入力インピーダンスは、4Ωに比べて十分高いので無視)    一般にヘッドホン端子は数Vの出力がありますから、若干ボリュームを絞れば、マイク入力  として適正な数mVの信号が得られるでしょう。  (厳密にはマイクの種類によって違う) (2)説明上述 (3)「電子回路入門」というような本を読破すれば、この程度の基礎的な回路を理解する能力は  十分に付くと思います。  ガンバってください。

jaku-36
質問者

お礼

丁寧なご回答有難うございます。 現状では理解できない部分もありますが、とりあえずすっきりしました。 さっそく書店へ行ってきます。

その他の回答 (1)

  • tetsumyi
  • ベストアンサー率25% (1954/7563)
回答No.1

(1) 適した抵抗値です。問題はありません。 (2) LとRはGに接続されていますので当然テスターで測れば抵抗値が出ます。    抵抗でアースに落ちているのですから分離されています。    アンプでもどんなステレオ機器でもアースは共通です。    回路図があるなら回路図で判断できるのでは? (3) これは電気回路の基本中の基本ですから付いている回路図以上に    説明はできないと思います。

jaku-36
質問者

お礼

さっそくのご回答有難うございます。 重ねて質問で申し訳ありませんが、 >LとRはGに接続されていますので当然テスターで測れば抵抗値が出ます。  抵抗でアースに落ちているのですから分離されています。  アンプでもどんなステレオ機器でもアースは共通です。 基本的な問題なのでしょうが、テスターで測ったときに例えばL2-R2=8オームだったとして、私の感覚では、「8オームしかなかったら、LとRが混ざり合ってしまうではないか」と思うのですが、回路図ではL2とR2の間にはG1-G2の一部を必ず通ることになっていて、Gを通るとすべてがアースという無限の谷底に落ちてしまうのだから混ざり合うことはないということなのでしょうか。 (3)tetsumyi様は私の無知に閉口されたかもしれませんが、こんな私に電気の基礎から教えてくれる書籍をお勧めいただければと思っている次第です。

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