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階段の勾配について
「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく住宅性能表示基準についてです。このなかの、高齢者等への配慮する評価基準(専用部分)で、階段の勾配:等級5では6/7、等級3では、22/21とありますが、この意味が分かりません。「蹴上げ/踏み面」と解釈しようとしても、6だの7、あるいは22だの21、はどういう数字をいっているのでしょうか。
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- -yo-shi-
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22/21の22、21は220、210と読み替える訳ではありませんよ! 22/21≒1.0476以下にしなさいと言う事で・・・ 例えば階高(1階の床から2階の床)が2,800mmとすると 14段で蹴上げが200mmになります。踏み面を190mmで設計すると 200/190≒1.0526>22/21 になるので× と言う事は、15段で設計するか踏み面を大きく設計する必要があるという事です。 ただ、住宅の専門ではないので等級に関しては・・・
- prop_and_jet
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例えば検索で[階段 等級 勾配]などと入れて検索してみると、 (http://www.homeskun.com/kouzou/hinkaku/seino_hyoji/koureisya/description_03.html) (http://homepage1.nifty.com/hig101/bariafree.htm) (http://www.icks.co.jp/HINKAKU/LAW/old.html) のようなページが出てきました。 私も専門家ではないので詳しくは知りませんが、 どうやら、キーワードとなる数値は 「6/7以下」 と 「22/21以下」 のようですね。 ここからは数学の話でしょうね。 勾配 = けあげ / 踏面-蹴込み のようです。 6/7 とは、6÷7 のことです。 22/21 とは、22÷21 のことです。 「6/7以下」 のほうが、「22/21以下」 よりも緩やかな勾配。ということになります。 他の条項もクリアしつつ、「勾配」についてもこの数値以下にすれば、その等級に達する。ということになるかと思います。 (注:上の3つのURLは、どれも行政の公式ページではありませんので、データの記載間違い等の有無についても、分りません。) >「蹴上げ/踏み面」と解釈しようとしても 実際には、 けあげ / 踏面-蹴込み と、 踏面 から 蹴込み を引いた数値のようです。 仮に蹴込みの無い階段だったとしますと、 6/7 や 22/21 は、けあげ/踏面 という考え方で良いでしょう。 けあげ:踏面 6:7 22:21 と考えると分りやすいかもしれません。 例えば、 分母(踏面)を大きくすれば、勾配は緩くなりますので、「さらにそれ以下」という数値になりますし、 分子(けあげ)を小さくしても、勾配は緩くなりますので、「さらにそれ以下」という数値になります。 尚、 6/7 は、単純に 18/21 という考え方でも良いかと思います。 つまり、 「18/21以下」 と、「22/21以下」 という話です。
お礼
prop_and_jetさん、早速にご回答いただき、参考になるURLと、考え方の説明を詳しく教えてくださって、ありがとうございます。 6/7は、18/21と考えるのは納得です。18、21、22の数字の根拠は何なんだろう、と今度は思ってしまうのです。等級1で、けあげ230mm以下、踏面150mm以上、等級3で、踏面195mm以上、とあります。どこから18、21、22が出てくるのか、わからないのですが。(もちろん18は、180mmと解釈です。)
お礼
ありがとうございました。「設計」からの観点、とても参考になりました。